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体外受精費用の落とし穴!平均額には加算がつきもの!本当はどうなの?

 2017/01/09 不妊治療
 

高度な不妊治療、その代表が体外受精です。

一般的な平均費用として大体30万~50万円くらいが相場と出ているサイトがほとんどです。

しかし、これは1回の体外受精を何事もなくストレートに終えた場合の金額になります。

不妊治療を始めて私が一番驚いたことは、調べた相場や平均費用だけが体外受精ではないということです。

そんな体外受精の費用の落とし穴ともいうべき、知っておいて欲しい費用詳細・助成金の話を、私の体験も交えつつお伝えしていこうと思います。

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体外受精の1回の平均費用

コウノトリ

平均的な体外受精(1回)の費用は約40万円です。

…と、ビシッと言いたいところですが…、

これは病院・手法によって30万位、本当に差が出てしまうので、40万円と言い切っていいのか、正直悩むところです。ただ、一般の普通の病院であれば、色々検索してみたところ、40万円を平均と言っていいのかなぁと思うところでもあります。

手術を行うまでの準備期間にも費用がかかってきますので、平均費用に+αの予算を想定して、総額45~50万円くらい(1回)と考えておけばいいと思います。

※準備期間って??

体外受精を行う前の生理日2日目から診察を開始し、次の排卵(採卵の手術)までに卵子を大きくしたり、排卵時の数を増やす期間を準備期間と言います。最短の準備期間は上手くいけば2週間程ですが、卵子の大きさや数が満たない場合、延長されます。

 

実際に私が初回の体外受精で払った費用

私の場合、初回体外受精の合計金額は42万円ほどでした。(準備期間が延び、少し金額はかさみました)

私が行った体外受精費の内訳

・術前検査(レントゲン採血・尿検査)13,000円

・筋肉注射 1,000円×10回 10,000円

・超音波検査 1,500円×7回 10,500円

+再診料や投薬料金 5,000円

・体外受精費用 350,000円

——————————————-

388,500円+税31,080円=合計 419,580円

この近辺ではかなり有名な病院の割に、良心的な金額設定だと思います。

私は自然周期の一番ノーマルな手法を選び、受精卵は1つだったため、凍結保存もなく顕微鏡受精も行いませんでした。

病院によって高い所だと、私のようなオプションが一切なくても60万円~70万円するところもあるんです。

そして忘れがちなのが消費税(31,080円)です。毎日の買い物とは訳が違う税額にほんとにゾっとしました・・・。

そして、助成金を受けたので、実費額は約12万円ほどでした。

合計金額 約42万円

助成金額 30万円

———————–

実費額 約12万円

※助成金に関しては記事後半で!

 

手術を行うまでの準備期間にも費用がかかってきますが、その準備期間が延びればその分金額が上がります。

では次項で体外受精にかかる費用・オプション費を詳しくご説明します。

 

体外受精にかかる費用・オプション費詳細

医師

1.術前検査(レントゲン・採決・尿検査・癌検診など)

1~3万円

生理2日目から準備に入り大体2週間程、排卵のために筋肉注射(HMG)を打ったり、卵子の数や成長を見る期間となります。

癌検診は初診の前に行うよう言われることもあります。

MRIなどの検査が入ると3万円くらいになってします。

 

2.体外受精のための準備費用

2~10万円

体外受精は大きく分けて2つの準備段階での手法があります。(自然周期・刺激周期。自然周期が一般的です。)

刺激周期の場合、高額な排卵誘発剤の筋肉注射(HMG)を、卵子がたくさん採れるようにするために何本も使用します。(自然周期の倍くらい)

この注射が1本7,000円程してしまうので、(人によっては5~6回使用する方もいます)準備期間で10万近くかかる場合があるのです。

私は自然周期でしたが、なかなか卵子が成熟せず、数も少なくて2週間の準備期間が1ヵ月に伸びてしまいました。

その間、卵子を育てる筋肉注射(HMG)を打ちに来院するので5万円ほどかかりました。

 

3.体外受精費用

30~50万円(採卵・培養・胚移植)

これはオプション無しの場合です。卵子を取って、受精させ、子宮に戻すまでのことを指します。

受精が成功しなくても、全額もしくは半額程支払わなければいけなくなってしまいます。

 

この20万円の差は、自由診療といって保険適用外(実費負担)のため、病院側が金額を設定できる事でできる開きです。

ちなみに私の病院は35万円でした。

この料金はある意味ひとつの目安になるので、自分がかかっている病院と他院を比べる材料にもなります。

ホームページなどで記載している病院が多いので参考に見てみることをおすすめします。

 

4.オプション費用

ここからは非常に個人差が出てくるところです。③+オプション金額が加算されていく仕組みです。

医師の診断によるものや、身体的な理由、患者の希望により付け足されていくものです。

・顕微鏡受精 7~10万円

受精の手助けをする方法で、希望しなくても精子に元気がなかったりすると、急遽この手法を用いたりすることがあります。

・受精卵凍結 5~10万円(保存期間延長で料金が+されていきます)

一回の採卵で受精卵が多くできた場合、次の体外受精のために保存しておけます。

保存期間を延長すればその分料金が加算されることになります。

凍結保存した受精卵を使って体外受精をする場合、③の料金が半分くらいになる病院が多いです。

 

以上が一般的な体外受精の費用です。

 

旦那様にお金がかかることも?!

診療の段階で検査があると思いますが、旦那様も不妊治療されている場合、体外受精時に料金がかかることがあります。

体外受精は当日に精子を採精してもらうのですが、自力では困難、無精子症などの理由によって採精を病院側が行う場合は料金が加算されます。

こちらも高度不妊治療の適用になるので、助成金の申請を出すことができます。

①精巣上体精子吸引術 (MESA)5万円~10万円

②精巣精子回収術 (TESE) 10万円~15万円

③精子凍結 2万円~(保存期間延長で料金が+されていきます)

 

体外受精の助成金について

法令が変わり、平成28年度から体外受精の助成金が改善され、喜ばしい限りです。

医師

国やお住いの都道府県や自治体が助成金を出して不妊治療をバックアップしてくれるのですが、上限が決まっています。

国の助成金は初回申請のみ30万円、2回目以降は15万円、10万円と下がります。

  • 国で高度不妊治療に助成金がでます。原則として国で支払なえない助成金対象者などに、市町村が助成金を出してくれる仕組みになっています。国と市町村、もしくは都道府県での同時申請はできません。
  • 対象者の年齢制限:43歳未満まで
  • 年間助成回数:制限なし
  • 通算助成回数:初回40歳未満、通算6回
  • 通算助成回数:初回43歳未満、通算3回
  • 所得制限:730万円(夫婦合算の所得額)

特定不妊治療のみに適応される制度なので、普通の不妊治療(タイミング療法など)での合計額が高くてももらえないので注意です。

助成金があれば初回の体外受精は許容範囲内の金額で終わることがほとんです。

しかし1回で妊娠できなかった場合、オプション費用がかさんだ場合は、かなり高額な金額になってしまいます。

2~3回と続けていくことで、当初「このくらい用意しておけば」と思っていたものの倍に膨れてしまうんですね。

一般家庭の場合、仕事をセーブしていればその分収入が不安定になってしまいます。

お家の財政を圧迫してしまう、「体外受精が高額だ」と言われる由縁は複数回行った場合を指すことが多いのです。

 

平均の不妊治療期間は25ヵ月

妊娠できるまでの治療期間の平均は約2年というデーターが出ていますが、中には10年諦めず続けているご夫婦もいらっしゃいます。

そんな25ケ月の不妊治療にかかる平均金額は約140万円です。

1年に不妊治療(体外受精)できる回数は?

〇自然周期・・・採卵時の全身麻酔などがあるものの、基本的に毎周期行うことが可能です。

〇刺激周期・・・妊娠成立が自然周期に比べやや高くなりますが、その分卵巣に負担をかけるため2~3ヵ月に1回となります。

不妊治療の年間総額にいったいいくら用意してスケジュールをたてればいいのか、これは体外受精を何回行うかにより随分金額が変わってきます。

なので、体外受精が行える許容回数を設定しておくことがポイントだと思います。

あとはタイミング療法の金額が月1万円程、それに交通費や生活費を足せば月の出費が出せます。

それに体外受精で助成金を引いた差額分を載せて、年間スケジュールを立てるといいでしょう。

医師

私は当初の予定よりも伸びて、もうすぐ丸2年を迎えます。

希望は1年だったのですが、年齢もあって妊娠率も下がっているため、家族とも相談し延長することにしました。

と、言うように不妊治療はいつ妊娠できるか誰もわからない、ゴールはあるけれど医者にだってわからないのです。

ですから体外受精が1回で済むのか、3回なのか・・はたまた10回なのか、これは神のみぞ知るというやつです。

ですから平均費用と助成金の差額+αを用意しておけば大丈夫だろう、と思っていてもいざ始めたら全く足りず大慌て!なんてことも起こり得ます。

不妊治療で経済的に費用が圧迫してくると、心身ともに疲労が増し、結果妊娠の妨げにもなってしまいます。

体外受精の費用+加算されるかもしれない内容を把握して仮想設定しつつ、費用スケジュールをしていく必要があるのです。

またもし体外受精の回数が増えてしまったことを想定して、自分たちだけでは治療費が難しい場合、親兄弟など援助が可能かどうかの話し合いもしておいたほうがいいでしょう。

 

お金がかかっても体外受精は不妊夫婦の救世主

お母さん

私の知り合いに不妊治療で500万円使った夫婦がいました。

すごく裕福な家庭ではありませんが、貯金や親に借りたりと何とか工面して妊娠することができたそうです。

決して安くはありませんが、それでも待望の赤ちゃんを授かることができ、苦労も吹っ飛んだ!と涙ながらに語っていたのを思い出します。

自然妊娠ではどうしても難しい、そんな私たちのための救世主とも言える体外受精。

できることなら何度でも挑戦して、妊娠したいと多くの人たちが願っています。

だからこそ、事前に費用詳細を把握して、スケージュールを組みながら挑むことが大切なんですね。

お金

また費用に関して、病院でカウンセリングを行っているところもありますから、利用してみることをおすすめします。

費用は患者によりけりでずいぶん違うので、医師には細かく聞きづらい事でも、病院のカウンセリングで相談すれば、納得がいくまで説明してもらえるんです。

ちなみに私も初めての体外受精はわけがわからず、2時間カウンセリングをいただいて、細部まで説明してもらいました。

ですから事前に用意する金額も把握でき、今後の不妊治療にかかる金額の目安にもなりました。

 

まとめ

以上のように、一口に体外受精といっても、患者の希望や医師の診断、また病院の選択にによりずいぶんと金額に差がでます。

参考までに私の例をあげてご説明しましたが、まずはご自分がかかっている、もしくは希望する病院の費用一覧を見ること、そして年間でどのくらいの支出になるかおおよその計算をしてから、体外受精を踏まえた不妊治療を始めてみて下さい。

たくさんの不安がどうしても付きまとう高額不妊治療の世界ですが、ある程度目星が付けば、要らぬ心配で精神的に追い詰められることも無くなります。

夫婦、そして家族みんなでまずは話し合って決めてみましょう。

 

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わかな

一生懸命努力して頑張れば結果がついてくる、そう信じ不妊治療を行っている一人です。30代半ばまで結婚願望も子供を産むことに関しても本当に希薄で、主人と出会うまで不妊というものに対して全くの無知でした。無知なりに困ったこと、悩んだこと、学んだことが少しでも多くの方たちの参考になればと願っている次第です。
また、恋愛漫画は趣味の領域を超えて読破しています。

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