便秘に効く【腸マッサージ】‼起床時&食後2時間でスッキリ生活を手に入れよう♪
つらい便秘の解消には、腸を刺激して便意を促す、手軽で簡単なツボ押しや腸マッサージは非常に効果的です。もしかすると、下手に便秘薬を飲むよりも効果が出るかもしれません。
特に排泄の時間として知られる朝に腸を刺激してあげると、1日がスッキリ過ごせるでしょうね。
起床時、布団の中で簡単に行える体操や、ヨガのポーズ、食後2時間後に行うマッサージなど、要点と注意点を合わせて、動画でわかりやすくご説明します。
とーっても簡単で、ずぼらで面倒くさがりな私でも続けられてます(笑) 皆さんも是非、試してみてくださいね。
起床時にできる体操
起床時、起きる前にふとんの中でできる便秘解消体操です。体操と言ってもどれも非常に簡単お手軽です♪
1.バタ足
両手を顔の下に置き、うつぶせに寝ます。
ひざをのばしたまま、バタ足をする要領で片足づつ、大きく動かします。10回ほど行ってください。
2.ヒップアタック
両手を顔の下に置き、うつぶせに寝ます。
交互にひざを曲げて、お尻をトントンと軽くたたきます。20回ほど行ってください。
3.つま先のぞき
両手を頭の後ろに組みます。
つま先を覗き込むようにして、上体を起こします。5~10回ほど行ってください。
首のみが動かないように注意!
4.足上げ
両手を体の横におきます。
ひざは伸ばしたままで、両足を30cmほどうかせた状態を5~10秒キープ。3~5回ほど行ってください。
便秘に効く!ツボ押し
便秘解消に効果的なツボが体の中にはいくつかあります。
1.お腹のツボ“天枢(てんすう)”
引用youtube
内臓が活性化して腸も活発に!便秘や下痢の解消に非常に効果が高いツボです。
ツボを刺激する際には、左右の両方を同時に指で刺激しましょう。
2.手のツボ“合谷(ごうこく)”
引用youtube
非常に有名な「万能なツボ」で、便秘にも非常に効果的です。
このツボを刺激する事で、大腸が活発に動き出し、大腸にたまった便が直腸に押し上げられるので、すぐに便意をもよおすことができます。
ツボを刺激する際には、反対の指でギューっと10秒ほど刺激するのを3セット行います。
一方が終わったら、反対の合谷も同じように押しましょう。
早い人で5分後に便意が起こり、便秘解消に成功することが可能です。
3.背中のツボ“大腸兪(だいちょうゆ)”
引用youtube
文字通り大腸と関係しているツボであり、便秘解消に効果があります。
このツボを刺激する際には、うつ伏せになって真下を押すようにしましょう。
トイレでできる腸マッサージ
便秘でお腹が苦しい、そんな時は、トイレの中(ちょっと広めの?)でも行える、椅子を利用した腸マッサージで、腸に刺激を与えてみてください。会社のトイレで、自宅で…苦しい時にいつでも行えます。
1.サイドマッサージ
椅子に座ります。腕を横から真上にあげます。息をはきながら、腕と共に体を横に倒していきます。
吐ききったら、息を吸いながら体をおこします。左右交互に数回行ってください。
ヨガのポーズ
1.サイドのばし
ハーフムーンポーズ(半月のポーズ)と呼ばれるポーズで、脇腹が伸び、普段あまり使わない筋肉を使います。
- かかとをくっつけて、背筋を伸ばし立ちます
- 横から腕を持ち上げ、耳の横にぴったりとつけます
- 指を組み、人差し指以外を交差させます
- 息を吐きながら、上体を横(右)に倒します
- この時、お尻は左に、腕は右にグーっと引っ張られているように伸ばします
- 自然に呼吸して、30秒から1分キープ
- ゆっくり上体を中央にもどします
- 左側も同じように行います
- 左の場合、お尻は右に、腕は左に引っ張られているように伸ばします
始めのうちは、バランスがとりにくいのと、きちっとポーズがとれていない可能性があるので、壁にお尻をつけて、もたれるように行うとやり易く、効果的に体側をのばせますよ。
2.ねじりのポーズ
スパインツイスティングポーズ(ねじりのポーズ)は、内臓のデトックス効果が期待できるポーズです。
右ツイスト
- 左脚を曲げ、右脚を左脚のひざにかけます
- 左腕を上げ、左脚のひざをつかみます
- 右手はお尻の後ろに置き、体を支えます
- 息を吸って背筋を伸ばし、息を吐いて上半身と顔を右へねじります
- 20秒キープ
- 体をゆっくりと元の状態に戻します
ツイストする時に、背筋が伸びているか確認してくださいね。
左ツイスト
- 右脚を曲げ、左脚を右脚のひざにかけます
- 右腕を上げ、右脚のひざをつかみます
- 左手はお尻の後ろに置き、体を支えます
- 息を吸って背筋を伸ばし、息を吐いて上半身と顔を左へねじります
- 20秒キープ
- 体をゆっくりと元の状態に戻します
ツイストする時に、背筋が伸びているか確認してくださいね。
腸マッサージの注意点
時々、間違えて「胃」をマッサージしてしまう人がいて、お腹が気持ち悪くなったり、時には吐き気をもよおすことも…腸マッサージは「腸」をマッサージしましょうね!
腸マッサージの効果を100%得るために、改めて胃と腸の位置をチェックして、次の項目で紹介するマッサージを行ってください。
引用 大腸癌研究会
食後2時間以降に!腸マッサージ
腸マッサージを行う時は、食前もしくは食後2時間以降を目安に行いましょう。
食べた直前では、胃がいっぱいで腹痛を起こす事もあります。なるべく胃が空の時に行うのが有効です。マッサージ前の大量の水分補給も同じ意味で、避けてくださいね。
1.ぐるぐるマッサージ
お腹の上に両手を重ねておきます。時計まわりに、優しく10~20回なでます。
大腸(上の図でピンクの部分)をマッサージするよう意識しましょう。
2.腰マッサージ
腰を温め血行が良くなると、便意がおきやすくなります。
背中を伸ばし、腰に手をおきます。腰の下から背中にかけて上下に手を動かします。
上げる際は指を、下す際には手のひらでさすってください。
4.下腹部刺激
S状結腸(上図参照)は便秘時に便がつまりやすい箇所で、この部分を指で軽く刺激してあげると、便秘解消に非常に効果的です。
便がたまっている人は、あお向けに寝てS状結腸をさわるとはっているのがわかります。
まとめ
皆さん、効果はありましたでしょうか?
たくさん紹介しましたが、全部行うとさすがに時間もかかりますし、まず3日坊主になる可能性が高いです…いくつか自分にあったものをピックアップして、習慣化できると最高ですね!
特におすすめは…布団の中でできる体操一つ、ぐるぐるマッサージ、ヨガのサイドのばしポーズ、通勤電車で手のツボ押し…これで完璧ではないでしょうか!?
便秘になると非常につらいですよね…よくわかります。皆様の便秘が1日でも早く改善されますように!