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日焼け止めの、塗り直し方【顔編】メイクの上からOKな美白対策

日焼け止めの塗り直しについて。

顔の塗り直し方は、メイクの上から日焼け止めを塗るってこと?

朝、日焼け止めを塗ってパウダーファンデーションでメイクしている。日焼け止めを塗り直す時、その上から(パウダーファンデの上から)日焼け止めを塗っても大丈夫?それともパウダーを落とす必要あり?

いいえ、メイクの上から塗り直しできる簡単な方法がありますよ!

化粧をした状態で、日焼け止めの塗り直しってどうやるの?の疑問にお答えしていきます。

顔の日焼け止めの塗り直しは、2パターン

化粧は落とさずに顔の日焼け止めを塗り直す方法、つまりメイクしたままでの日焼け止めの塗り直し方は、2パターンあります。

 

■朝つける日焼け止めとは別のもの(例:UVパウダーや、スプレーなど)を使った塗り直し方

■朝のメイク時につけるような、クリームや乳液タイプのものを、メイクの上から塗り直す方法

 

やり方が大きく異なるので、その中から自分に合った塗り直し方を選んでみてください。

 

ではまず、簡単な塗り直し方からご紹介します!



 

日焼け止めの塗り直し方【簡単お手軽編】

パウダータイプ

メイク直し時に使うフェイスパウダーに、日焼け止め効果がしっかり入っているのが、パウダータイプの日焼け止めです。

これをメイク直しで使うファンデの代わりに、顔に使用します。

メイク直しと同時に日焼け止め対策ができて一石二鳥!簡単&時短なメイク直しが可能な便利アイテム♪

選ぶときはSPFは20以上、PAは+が2以上のものを選べば、日常紫外線に充分対応できます。

 

★パウダータイプを使った、日焼け止めの塗り直し方

付属のパフで、日焼けしやすい部分(頬の高いところ・鼻)を多めにつけるようにして、他顔全体に押さえるようにつけます。

できればその後、ブラシで余分につきすぎたパウダーをはらうと、より自然な仕上がりに。

もしブラシを持ち歩くのは面倒…という場合は、付属のパフの片面だけにパウダーをとってつけたら、反対の何もついていない面でクルクルと肌を撫でるようにすると、粉っぽさがなくなり肌になじみます。

 

  • ドクターシーラボの、エンリッチリフトUVパウダーEX50+

  • SPF50 PA++++
  • 参考価格:税抜2,500円

美容成分が配合されている日焼け止めパウダーで、紫外線対策と美肌ケアを両立させたい人に。ブルーライト・近赤外線からもプロテクトしてくれる優れもの!

紫外線だけを反射するパウダーで、粒子が細かく肌なじみがいい。メイク直しの度に塗り重ねても、透明感を維持。

 

■メリット

  • 手軽で簡単、メイク直しと紫外線対策がこれ1つで完了
  • コンパクトで、携帯に便利

 

■デメリット

  • パウダーなので、ものによっては乾燥が気になる場合も
  • メイク崩れとともに、日焼け止め効果も失われやすい

 

■こんな人におすすめ

  • オイリー肌〜混合肌・ドライオイリー肌の人
  • 持ち歩く化粧品をなるべく少なくしたい人
  • メイク直しと同時に、紫外線対策をしたい人

 

スプレータイプ

メイクしたままOK、顔に直接吹きかけるスプレータイプの日焼け止め。

ミストタイプとガススプレータイプがあり、それぞれに特徴があります。

 

  • ミストタイプ  

化粧水のようなテクスチャーのミスト状のスプレータイプは、保湿もできる物が多く揃っていて、乾燥が気になる人におすすめ。

★ミストタイプを使った、日焼け止めの塗り直し方

顔に直接吹きかけるよりも一度手のひらに出して、それを肌に優しく押さえるようにしてつける方が、メイクもよれにくいでしょう。

もしもメイク崩れが心配なら…

UVミストを手で優しくプレスするようになじませた後、メイク直しのフェイスパウダーやパウダリーファンデ(相乗効果を狙うなら、日焼け止めパウダー)をつけます。


  • プライバシーの、UVフェイスミスト50

  • SPF50 PA++++
  • 参考価格:1,000円前後

うるおい成分配合で、紫外線対策と同時に保湿もできます。SPFやPAの数値が高いのに、パラベンフリー・アルコールフリーで敏感肌も安心。

超微粒子のミストタイプなのでメイクの上からでも崩れにくく、何度つけても白くなりません。もちろん身体や髪の毛にも使えて、携帯に便利なコンパクトサイズ!

 

 

  • ガスタイプ 

ミストタイプと比較すると・・・

  • 粒子が細かい=メイクの上から直接吹きかけても崩れにくい
  • 紫外線防止力が高めのものが多い
  • 保湿力という点では弱め

UVカット成分をカプセル化して直接肌に触れないようにしているタイプが多いので、紫外線吸収剤など肌への刺激が気になる人におすすめ。

テカリや皮脂崩れを防止できるものもあるので、夏場やオイリー寄りの肌におすすめ。

 

★ガスタイプを使った、日焼け止めの塗り直し方

目を閉じて、なるべく15cm以上離して、全顔に吹き付けて使います。(噴射力が強すぎるタイプだと、鼻などに入り込んでむせたりすることもあるので、注意!)

 

もしもベタッと感がありメイク崩れが心配なら…

スプレー後は少し手のひらで肌を優しくプレスするようになじませた後、メイク直しのフェイスパウダーやパウダリーファンデ(相乗効果を狙うなら、日焼け止めパウダー)をつけるといいと思います。

 

  • ビベッケの、 全身まるごとサラサラUVスプレー

  • SPF50 PA++++
  • 参考価格:1,000円~(サイズによって異なる)

ガススプレータイプのデメリットといえば、減りの早さ!その欠点を覆したのがこれ。

ガススプレータイプの日焼け止めの中でも世界最高サイズの「モンスターサイズ(360g)」をはじめ、「キングサイズ(300g)」や一般的なものより少し大きめサイズの150gなど、サイズ展開が豊富。好みや用途に合わせて選べて、1,000円台とコスパも最強!

メイク崩れ防止成分や皮脂テカリ防止成分が配合されているので、量だけでなく機能的にも優秀な一品です。

 

■メリット

  • 出先や鏡のないところでも、メイクの上から簡単に塗り直し可
  • 顔だけでなく、髪や身体にも手軽に簡単につけられる

 

■デメリット

  • 一回つけただけで長時間UVカットしたい、という場合は不向き
  • ガスタイプのものは、なくなるのが早いものが多い

 

■こんな人におすすめ

  • 保湿やメイク崩れ防止など、用途に合わせて使いたい人
  • 顔だけでなく、髪や身体にも使いたい人

 

スティックタイプ

リップクリームのような感覚で、メイクの上から顔中どこでも塗り直しできる、スティック型になった、固形の日焼け止め。

他のタイプと比べてもSPFやPAの数値が高い上に、高密着で、しっかりと紫外線カバーが期待できます。

 

★スティックタイプを使った、日焼け止めの塗り直し方

メイクをした上から、日焼けしやすい箇所(頬の高いところ・鼻など)を中心に、直接スティックを滑らせます。

しっかりUVカバーしたいのなら、全体につける方がもちろんいいです。透明で白浮きしないので、もし顔全体につけても顔だけ白く浮く…といった心配もないでしょう。

 

  • 資生堂 サンケアの、クリアスティックUVプロテクター

  • SPF50 PA++++
  • 参考価格:税抜2,800円

メイクの上から直接OK。販売開始時から売り切れ続出の、人気商品。汗や水に触れると紫外線防御膜が強くなる、という資生堂独自のウェットフォーステクノロジー処方。

透明で、SPF値は高いのに白浮きの心配なしだから、メイク直し時の日焼け止めの塗り直しとして便利です♪

 

■メリット

  • 手を汚さず、手軽につけられる
  • 顔だけでなく、身体にも使える。首筋や肩などもつけやすい。
  • 他のタイプよりも肌への密着度が高く、日焼け止め効果の持続性が高い

 

■デメリット

  • パウダリーメイクや、しっかりメイクの時などは上からつけるとヨレる恐れあり

(普通〜薄めのメイクならヨレない)

 

■こんな人におすすめ

  • メイク直し時にしっかり日焼け止めをつけたい人
  • 手を汚さず、日焼け止めをつけたい人
  • 日中こまめにつける時間がない人



 

日焼け止めの塗り直し方【乳液など、液状の日焼け止め編】

 

 

*メイクが「崩れていない状態」の、塗り直し方

1.手のひらに日焼け止めをとり、すり合わせて手のひらに伸ばす

 

2.その手で優しく顔を包み込むように、顔の高い日焼けしやすい部分(頬骨・鼻)を中心に、そっと押さえるようにして、つける

※手を滑らせると、摩擦でメイクがよれてしまう恐れがあるので注意!

※つけすぎた時は、三角に半分に折ったティッシュで半顔づつおさえて、余分な日焼け止めを取ります。

【日中室内で過ごす場合】…日焼けしやすい部分(頬骨辺り・鼻)や、メイクが崩れた部分(=朝の日焼け止めもとれてる可能性が高い)で十分かと思います。

 

 

4.その後フェイスパウダーや、パウダーファンデでおさる

 

鼻など、部分的にでも皮脂崩れがある場合は、余分な皮脂はスポンジなどでとっておいてからにしてください。

 

 

朝メイク時につける日焼け止めを日中にも使いたい場合、つけ方を工夫すれば、ヨレずに綺麗に仕上げることができます。

よれ防止の為、使うのはなるべく柔らかい形状の「乳液タイプ・ジェルタイプ」のものにしましょう。

 

*メイクが「崩れている」状態の、塗り直し方

  • 夏場に汗をかいたり、
  • 皮脂が多く出てメイクがかなり崩れてしまっている場合

 

1.綺麗なスポンジに日焼け止めをつけ、顔の内側から外側に向かって塗り伸ばしながら、同時に崩れたファンデも取り除きます

 

2.くすみや毛穴などカバーしたいところがあるなら、用途に合わせて下地やコントロールカラーをつける

 

3.フェイスパウダーや、パウダーファンデでお直し

 

もしメイク直しに時間が取れるようなら、乳液でメイクをオフしてからの方が、より綺麗に仕上がります。(乳液オフでのメイク直しの方法は…化粧直しのやり方で!)

 

日焼け止めの、塗り直し時間

日焼け止めの仕様書に、効果を維持する為に2~3時間毎の塗り直しを推奨していますが・・・

 

日中はオフィス内など、室内で過ごすことがほとんどという場合なら、必ずしも2〜3時間ごとに塗り直す必要はありません。お昼休憩の時の、メイク直し時のみにつけるだけで充分です。

 

ですが例えば日中、特に夏場の紫外線が強い時期に途中で外出したり、長時間外にいる状況の時には、外出する前(最低20分前)に、日焼け止めをつけるようにすると、完璧な紫外線対策ができます。

 

2〜3時間おきに一からの付け直しが必要な場合

例えば海や山、プール、雪山などのレジャーシーンや、屋外でスポーツをする時でしょう。

 

 

こうした環境下は紫外線が強く、汗をかいたり水に濡れたりすることが多い場面なので、日焼け止めを定期的につけなおすことがとても重要です。

特にたくさん汗をかいたり、水から上がってタオルで濡れた顔や体を拭いた後は、どんなに強力なウォータープルーフの日焼け止めでも、汗や水とともに拭き取られてしまいます。タオルで拭いた後などは、必ず塗り直すようにしましょう。

 

顔全体に日焼け止めをつけた後、日焼けしやすい箇所に薄く重ね塗りすると、より強力な日焼け止め効果が期待できます。

時間がなければ、室内の時と同様、日焼けしやすい部分だけか、もしくは重ね塗りの手順を省いてもいいでしょう。

 

まとめ

日焼け止めの塗り直しは、

  • パウダータイプの、UVパウダーを使う
  • スプレータイプを顔に噴射
  • 固形スティックを、顔に滑らせる

が簡単な、塗り直し方です。

 

正直、スティックタイプは私もまだ使ったことはないのですが、使っている周りの友人(あまりメイクが濃くない人達)は、付け直し時にそのまま顔全体に滑らせても全然ヨレないと言っていました。私も今年の夏に試してみたいな、と思っています。

 

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ライター紹介 ライター一覧

美容アドバイザーNemon

ビューティーアドバイザーとして5年経験を積み、美容クリニックで施術スタッフに。美容の事なら何でもお任せ!の美容マニアです。一般にはあまり知られていない美容医療などの良い点、おすすめの点などを多くの方に広め、皆様の「キレイ」をお手伝いできたらと情報を発信してまいります。

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