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鼻の脱毛について。黒ずみ・毛穴の原因が「産毛」と悩む方へ

鼻の黒ずみ・毛穴目立ちの原因が鼻・小鼻の産毛によるものと突き止め、鼻の脱毛についてお調べしているあなたへ向けた記事です。

改善のための①医療レーザー治療、②クリニックでの施術メニュー、③効果について、クリニック勤務の経験を持つ元美容アドバイザーの筆者がまとめました。是非参考にしてみてくださいね。

産毛の役割と必要性

そもそも産毛は紫外線や外的刺激から肌を守るためのもの。

そして毛の生え変わりの時、「抜け毛といっしょに毛穴の汚れや老廃物を排出する」という役割を持っていました。

でも現在ではこの役割以上に優れているものとして、洗顔やクレンジングなどのスキンケア商品や、毛穴ケア方法が充実しているので、肌にとって産毛は特に必要性はないものとされています。

 

なぜ鼻の産毛が原因で毛穴が目立ったり、黒ずんだりするの?

顔の産毛というのはどんな人にも多かれ少なかれ生えているものですよね。

でも産毛が生えていることで必ずしも、黒ずみや毛穴が目立つ鼻になるというわけではありません。産毛による鼻の黒ずみの原因は次の2つ。

①産毛自体が目立つ

実は産毛は加齢によって濃くなったり、毛質が硬くなる傾向があります。

すると産毛自体が濃くなって目立ちやすくなってしまい、それが毛穴の黒ずみに見えてしまうのです。

②毛穴のたるみ・開き

加齢や乾燥など、さまざまな理由で肌にハリがなくなると毛穴がたるんで開き(たるみ毛穴)、そこから生えている産毛も見えやすくなり、目立つようになってしまうのです。



また毛穴が開くと、そこに皮脂や汚れが詰まりやすくなり、さらに産毛と絡み合うことで、ピーリングやスクラブでもなかなか取れない、頑固な毛穴詰まりを引き起こす悪循環にも…。

最後に、この毛穴詰まりが皮脂酸化を引き起こすと、結果、毛穴の開き+産毛+黒ずみ=いちご鼻…といった状態を招いてしまうのです。

 

鼻の産毛の処理方法と黒ずみ改善方法

鼻の毛穴の産毛が原因で、黒ずみや毛穴が目立っている鼻を改善するには…

①産毛を脱毛して毛をなくす・減らす

②毛穴を引き締める

改善ポイントは産毛を取るだけではダメということ!

必ず開いた毛穴も引き締めないと、その毛穴に皮脂や老廃物が詰まってしまい、それが原因で毛穴が黒ずんでしまいます。

産毛による鼻の毛穴の黒ずみは、脱毛処理で改善が可能です。

でも脱毛といっても自己処理はオススメしません。

安全性と効果を考えると、美容皮膚科やクリニックなどの専門的なケアに頼る方法が最も産毛の脱毛に適しているでしょう。

次章で美容皮膚科やクリニックで施術可能な脱毛メニューを詳しく解説!

 

鼻の産毛脱毛@クリニック

① 医療レーザー脱毛

レーザー脱毛は毛のメラニンに反応して毛を脱毛する施術です。

しかし産毛は脇やひざ下などのムダ毛よりも細くて薄い毛なので、出力の高い脱毛器でないと毛に反応できず、脱毛効果が得られないことも。

脱毛はそもそも医療行為であることから、エステサロンや脱毛サロンよりも、クリニックなどの医療機関での脱毛が最も有効と言えるでしょう。

しっかりと完全脱毛を目指すなら、医療レーザーがおすすめ。

中でも、ダイオードレーザーの脱毛器はそれまで難しいとされていた産毛の脱毛にも適した高出力のレーザー。

冷却しながら脱毛するので施術の痛みがほとんどなく、肌表面の負担も少なく安心して施術を受けられるでしょう。

医療レーザーで産毛がなくなると、毛穴が引き締まり、脱毛後の毛穴のつまり・黒ずみ予防も期待できます♪

「黒ずみの原因である産毛をしっかり脱毛したい!」ということなら、やはりレーザー脱毛が1番の近道でしょう。

ただし鼻の脱毛はクリニックによってはやっていないところもあるので、事前に確認するようにしてくださいね!

 

② フラクショナルレーザー

フラクショナルレーザーは安全性の高い(と言われている)熱エネルギーを、肌の深部である真皮層にまで届けることで、肌の創傷治癒効果を促し、ターンオーバーを正常化させるレーザーです。

また毛穴の奥の汚れや古い角質を排出、毛穴を収縮させる作用があるので、たるみ毛穴にも◎。

そもそもフラクショナルレーザーは脱毛器ではなく、肌再生を促し美肌効果を得るための施術ですが、副次的効果として、産毛の脱毛にも効果が期待できるとされているもの。

産毛対策だけでなく、美肌ケアも狙いたい場合におすすめの施術です。

施術直後から数日ほどはダウンタイムといって、赤みやほてりなどの症状がありますが、翌日からメイクも可能で、痛みも比較的少ないレーザー治療です。(個人差アリ)

でもあくまで副次的なものなので、「完全な産毛脱毛」となると毛質などにより難しい場合もあるようです。

 

③ 光脱毛

光脱毛は主にエステサロンや脱毛サロンで取り扱いが多い脱毛器ですが、クリニックなどの医療用にも、レーザー脱毛だけでなく光脱毛もあります。

光脱毛はレーザー脱毛に比べると器械の出力が低いため脱毛効果も弱いですが、施術後の赤みや施術中の痛みなどがかなり少ないので、痛みを感じやすい部分でもある顔の脱毛向きでもあります。

最近ではフォトRFオーロラ脱毛というものもあり、毛穴を引き締めたり肌の新陳代謝を活発にしハリやツヤ与える…といった美肌作用も兼ね備えている脱毛施術などもあるようです。

 

④ フォトフェイシャル

光の熱エネルギーによって肌細胞を活性化→ターンオーバーが正常になり、コラーゲン生成を促すことで肌にハリやツヤを与えたり、シミ・くすみを改善、透明感を与える…という光治療です。

これもフラクショナルレーザーと同じく、美肌治療の副次的効果として、顔の産毛の脱毛も期待できるものとされています。

せっかくなら脱毛だけでなく美肌効果も狙いたいという人にはフラクショナルレーザーと同様におすすめの施術ですし、光治療なので痛みも非常に少ないです。

しかしこれもあくまで脱毛の施術ではない光治療で、脱毛効果としては4つの中で最も弱い方法になります。

 

産毛脱毛のリスク

レーザーや光脱毛での産毛脱毛をすることで、逆に産毛が濃くなったり太くなったりする場合があります。

これを「増毛化」「硬毛化」と言い、脱毛をした人の約10%が発症すると言われていますが、原因はまだ解明できていません。

でも逆転の発想で考えると、毛が太く濃くなることでレーザーや光脱毛に反応しやすくなり、結果完全な脱毛効果が得られるとも考えられませんか?

クリニックやサロンなどで脱毛する際、増毛化や硬毛化のリスクを保証しているところなら、太くなった毛を追加料金を払うことなく脱毛できるので、事前に確認することをお勧めします。

 

自宅ケアでの落とし穴…

鼻の産毛は毛穴の奥の汚れと絡み合い埋まり混んでいる場合が多いので、自分でケアするには限界があります。

  • 毛抜き

無理に毛抜きなどで抜くと毛穴や皮膚にダメージを与えて傷つけてしまい逆効果。

毛穴部分に赤くプツプツと炎症が出たり、最悪の場合その部分が色素沈着を起こすことも…

 

  • カミソリ

カミソリで鼻のような凹凸部分を上手く剃るのはとても難しく、肌を切ってしまったりすることもあり危険!!

どちらの方法も結局、毛根は残ってしまい再び毛が生えてきてしまうので、改善方法としてはあまり意味がありません。

また家庭用脱毛器という方法もありますが、家庭用のものは出力が弱いので産毛のような細い毛に対しては脱毛効果が得られにくいでしょう。

 

Q&A

1.鼻の頭の毛が気になって、病院でレーザー脱毛をしようと考えているのですが、顔の真ん中なので、火傷等なにかあったらとかなり不安で怖いです…

医療レーザーでの火傷のリスクはかなり低いとされていますが、医師や看護師の知識とレベルが低いことや、最新の脱毛器を使わずに旧型ばかり使用していることなどが原因で、火傷のリスクが高まることもあります。

事前にHPなどで下記、確認しましょう。

  • 医師や看護師の症例数が豊富かどうか?
  • 脱毛を得意とするクリニックかどうか?
  • 最新の機器がちゃんと導入されているか?

脱毛の器械は、新しい器械になるほど安全性と効果が高まると言われます。

※日焼けをした肌での脱毛施術も火傷のリスクに直結するので気をつけましょう。

2.顔の脱毛は、鼻の上や小鼻も脱毛してくれるのでしょうか?

クリニックやサロンによっては鼻の下(ヒゲ部分)はやっていても、鼻の上や小鼻は脱毛対象外という場合があります。

事前にクリニックのホームページや電話などで直接問い合わせるなどして、事前に確認しておきましょう。

3.鼻・鼻の下の脱毛は痛みはありますか?めちゃくちゃ痛いと聞いたので…

脱毛などの施術の痛みに関しては感じ方にも個人差があるので一概には言い切れませんが、レーザー脱毛よりも光脱毛の方が痛みが少ないようですね。

その反面、レーザーに比べると光だと産毛の脱毛効果は低くなってしまうことも。

その点、ダイオードレーザーなら比較的痛みも少なく、もし痛みや炎症が出てもクリニックならすぐに対処してもらえるので安心かと思います。

4.鼻の毛の脱毛ですが、ピンセットで絶対に毛を抜いてはいけない。などと書かれているのですが、本当に抜いてはだめなのでしょうか?

毛抜きでの自己処理はオススメしません。

鼻の毛穴は皮脂分泌の多い部分なので、産毛と皮脂が絡み合い、毛穴の奥に埋まり混みやすいです。

それを無理に毛抜きやピンセットで抜こうとすると毛穴や皮膚を傷つけてしまい、炎症や色素沈着などを引き起こすリスクが。

できれば美容皮膚科やクリニックなど、専門的なプロのケアに頼る方がいいでしょう。

5.鼻の産毛は自分ではどう除毛したらいいでしょうか?

脱毛ではなく「除毛」で自己処理の方法を…の場合、道具はカミソリを使いますか?それはNG!

小鼻の凹凸に合わせて肌を傷つけないよう上手く剃るのはとても難しく、しかも定期的に剃らなければならないので、かなりの時間と労力を費やし大変ですよ!

できれば除毛の場合でも、シェービング専門のサロンなどにお任せすることをオススメします。

 

まとめ

いかがでしたか?
鼻の産毛が原因での黒ずみの改善は脱毛と毛穴の引き締めで解決できます!
でも安全性や効果を得るためにも自己処理ではなく、クリニックなどプロの施術にお任せするようにしましょうね。

 

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ライター紹介 ライター一覧

美容アドバイザーNemon

ビューティーアドバイザーとして5年経験を積み、美容クリニックで施術スタッフに。美容の事なら何でもお任せ!の美容マニアです。一般にはあまり知られていない美容医療などの良い点、おすすめの点などを多くの方に広め、皆様の「キレイ」をお手伝いできたらと情報を発信してまいります。

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