予防接種したのに…インフルエンザ感染!理由は?その時どうする!
予防接種したのにインフルエンザに感染した!なんで!?そんな事あんの!?
あんなに痛い思いをして、お金も払って…。でもそう、そんな事ってあるんです…
うちの旦那も「予防接種したのにインフルエンザに感染」した一人。
そんな旦那さんのインフルエンザ発覚までの予兆・症状から、予防接種したのにインフルエンザに感染した原因・理由、家族や子供にうつさないためにできる事を私の経験に沿ってご紹介します。
Contents
予防接種したのにインフルエンザに感染!
予防接種したのにインフルエンザに感染した…旦那の話
あれは5年近く前の話…。
まだ婚約したばかりで、お互い仕事をしていた時の話です。旦那の仕事場が私の家の近くという事もあって、ほとんど毎日のように旦那と会っていました。
冬間近の時期、毎年のように私も彼も職場でインフルエンザの予防接種を受けていました。お互い、痛かったよねーなんて話しながら…。
私は比較的肌も強い方?だし、予防接種をしても特に何か症状が出る事もなく、気にも留めないのですが…
旦那は違いました。
これを予兆と言うのかは分かりませんが、予防接種を受けた後の注射の跡が凄かったんです…
予防接種を受けた日の夜。
パンパンに腫れて、ただでさえ太い二の腕が、余計に太くなっていたんです(笑)。しかも真っ赤で、熱を持っていました。
もともと色白の旦那なので、「肌が弱いんだねー」なんて触っていました。
しかし旦那は痛いからか元気がなく、テンション低め…。保冷剤で冷やそうとしても「触らないで!」と逃げる始末…。
ぶっちゃけ「子供じゃ無いんだから…」と思っていました。。笑
その日は、そんな感じで別れました。
そして数日後。
その日は土曜日でした。
私は直接その場にいなかったので分からなかったのですが…旦那いわく、朝から身体がだるかったようです。
しかし不定期の仕事をしている旦那は、その日仕事で出勤しなければなりません。具合が悪いのを無理して、仕事に行ったそうです。
いつものように仕事をしていたようですが、だんだん身体が痛くなり始め…関節という関節が痛み、ため息しか出なかったそう。
いつも元気な旦那の具合の悪そうな様子に、同僚のおばさんが気がついてくれたそうです。
まず熱を測るよう言われ、言われるがまま体温計を脇に挟むと…
みるみる数字は上がっていって、健康が取り柄の彼の史上最高、38度8分でアラームがなったそうです。
高熱と全身倦怠感、関節が痛むという症状から、同僚のおばさんが、
「もしかしたら、インフルエンザじゃない?」
と、土曜日でもやっている内科の病院を紹介してくれたそうです。
それでも、仕事に穴を開けられないという思いがあったようですが、思うように動けないので、おばさんに後は頼んで早退する事にしたそうです。
その時期まだインフルエンザは流行しておらず、当の本人はインフルエンザでは無いという自信があったようで…。
しかし運転するにもやっとの状態。
彼の職場から近くに住む私に、病院に連れて行ってもらおうと考えたみたいなんですが、その日は私も土曜日出勤で、旦那がそんな事になっているとはつゆ知らず、保育園に出勤していました。
私も半日の仕事を終え、さぁ帰ろう、と携帯を開くと…
普段、連絡無精な旦那から何回も着信が…!!!
これは何事?と掛け直すと、フラフラの旦那。
急いで家に戻ると、私の家までなんとか運転してきた旦那が運転席で顔を埋めていました!!これはヤバイ!と、急いで紹介してもらった病院へ…。
病院で診てもらうと、案の定、インフルエンザA型の陽性でした…。
予防接種をしたのに感染…原因は??
旦那がインフルエンザにかかったと知って、予防接種をしたのに何故?という疑問を持ちました。
私も仕事の関係上(元保育士)毎年予防接種を受けていて、一度もインフルエンザにかかった事がありません。
不思議…そんな思いを、インフルエンザと診断された病院の帰り、旦那の家に送っている車内で打ち明けました。
熱でフーフー言っている旦那が一言。
「インフルエンザの予防接種なんか受けたからだよ!怒」
よくよく聞いてみると、今まで一度もインフルエンザにかかった事も、予防接種を受けた事もなかったとの事。
予防接種でインフルエンザの菌を少し身体に入れたばっかりに、本当にかかってしまったに違いない!と怒っていました。
(というか、今思えば、フーフー言っている時に色々聞いてくる私に怒っていたのかもしれませんが…笑)
その時は「そうかぁ」と妙に納得してしまいました。
しかしそんな事があっては世の中、予防接種を初めて受けた人は皆インフルエンザにかかるんじゃないの?私はかからなかったよ?と思ったんです。
そこで、インターネット調べてみると…
「絶対かからないとは言い切れない」と書いてあったんです。
また青年者であっても、過労やストレス、睡眠不足や不摂生な生活などが原因で免疫力が低下してしまっていると、効果が低くなると。
なるほど。。
旦那は確実に「新しい職場でのストレス」「毎日デートで疲労や睡眠不足」「デートでは外食がほとんどだから栄養面でも不摂生」が当てはまりました。
元気なようで、実は免疫力が低下していたんですね!
「予防接種を打っても、2〜3割の人はかかってしまう」という事でした。 予防接種を受けたから絶対大丈夫!という過信は危険なんですね。
予防接種したのにインフルエンザにかかったら…
では、彼はインフルエンザをどのように完治させたのでしょうか?
その頃はまだ婚約の状態だったので、旦那も実家暮らし。
実家であれば安心と思っていたのですが、彼のご両親は母親がフルで働いていて、父親は自営業でほとんど家にいない家庭環境。
そんな彼はもちろん、病院で処方された薬をきちんと飲んで、お家で安静にして治しました。
と、言いたい所ですが…
なんせ彼は、THE☆O型。加えて昔から体力だけが取り柄の人。
何日も家に閉じこもっているのも、毎回食事の度に、薬を飲むなんてした事がなかったようなんです。
これには私も絶句。。笑
もう、薬だけはちゃんと飲むように、水分だけはちゃんと取るようにと、毎日メールをした事覚えています。
熱が下がると、家でのゲーム三昧生活に飽きて、私に会いに来たい、仕事に行くと言い出す始末…。
なんとか解熱後も家に閉じこもるように電話で必死に説得しました。
早く結婚して一緒に暮らしていたい…この時ほど強く思った事はないほど…という感情を覚えています。。笑
影での私の心配や苦労なんてつゆ知らず…笑
無事に彼は復活を果たしました。
ちなみに…
インフルエンザにかかった彼は、もう2度と予防接種を受けない!と宣言。実際本当にもう一度予防接種を受けることはありませんでした。
インフルエンザにかかると抗体ができるので、わざわざ注射をして作る必要が無くなるという事ですね。
家族や子供に感染しないために…
旦那がインフルエンザにかかった時は、私達の間には子どもはいませんでした。
しかし同じ時期に、私の担任していた子のお父さんがインフルエンザにかかったんです。
その子のお母さんに聞いた話を交えて、家族へのインフルエンザ感染予防法を紹介します。
お父さんがインフルエンザにかかった時、お子さんは5歳と2歳。
その家庭はお父さんもお母さんも同じ会社で働いていて、2人共インフルエンザの予防接種を受けていました。
しかしお父さんの部署でインフルエンザが流行し、お父さんも見事にかかってしまったそうで…。インフルエンザA型との診断。
お母さんは子どもにうつされては困る!と、インフルエンザのお父さんを2階の寝室に隔離。
トイレも同じものを使わないよう、お父さんは2階のみの使用、他の家族は1階での生活を。
食事については、朝と夜はお母さんがマスク着用で寝室に届け、2階から降りるとまずは手洗いうがい。お昼は作ったご飯を届けておき、決して1階には降りてこないように徹底したそうです。
そのかいあって、子ども達もお母さんにもうつらないで、インフルエンザは無事完治!
1人隔離され続けたお父さんはスネてしまった、ちょっとかわいそうだったと笑っていました。
さらに衝撃的なのが、このシーズン、お父さんはインフルエンザB型にもかかってしまった事(汗)!!
お母さんは激怒。予防接種したのに、1度ならず2度もかかるなんて!!!
前回と同じように2階に隔離して対応をしたようですが、お父さんが1人でスネようが何しようが、かわいそうなんて思ってやらない!と怒っていました(笑)。
かなりご立腹でしたが、2回目も見事子どもにもお母さんにもうつらず完治したそうな。
咳や唾液などへの接触を、徹底的に排除しなければならないのですね。 また、手洗いうがいは重要です。 うちも必ず手洗いうがいをするようにしています。子どもが小さいとうがいが難しいので、意識的にお茶を飲ませてます。ちなみに緑茶でうがいをするのも、効果があるようですよ!
私ももし旦那がインフルエンザにかかったら、完全に隔離しようと思います。ちなみに今はアパートなので、トイレは1つしかなく、旦那に実家に帰ってもらいます。笑
まとめ
毎年冬になると流行するインフルエンザ。高熱がでる型では特に、小さいお子さんをお持ちのパパママは敏感になりますよね。
毎年ちゃんと予防接種をしてるよ!という方もいるでしょう。しかし、予防接種をしたにもかかわらず、インフルエンザにかかってしまった…なんて事もあるんです。
我が旦那のように…。
医師に聞くと、予防接種の効果は8割程度で、かかってしまう可能性もあるとの事…。
ちなみに…予防接種をしていれば、もしかかってしまった場合でも、比較的軽く済む…とも言われていますが、こちらは個人差があるようですね。
残念ながら、予防接種をしたから絶対大丈夫!と言い切る事はできないんです。
もし家族がかかってしまったら、可哀想ですが接触を避け、隔離するといいでしょう。
今年もインフルエンザの時期がやってきます。
親である私達のできる予防、対処で、可愛い我が子を守っていきましょうよね!