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アイシャドウがよれない方法「二重の溝にたまらなくするには?」

アイシャドウがよれる…のお悩みに、「アイシャドウがよれない方法」を、エステティシャンの筆者が紹介します。

アイシャドウがヨレるのには、必ず原因があります。

なので「アイシャドウがよれないブランドはどこ?」と探しても、基本的な見直しをしないと、二重にたまってしまうお悩みはからは解放されないでしょう。

数々のお客様と接してきた中で「アイシャドウがよれる」とお困りの方には、必ず「ある事をしていない為にヨレている」が見つかります。

アイシャドウのよれが気になるなら、何か漏れている事・していない事はないか、見つけてみませんか?

アイシャドウがよれる原因

時間の経過と共に、スキンケアの段階での保湿不足や保護不足で目元が乾燥にさらされ、水分不足となった結果、肌の表面を潤わそうと過剰な皮脂が作り出され、アイシャドウがその皮脂でよれてしまう事もあります。

 

アイシャドウのよれについて、

  • 塗った直後から違和感を感じる場合
  • 時間が経過した時に、よれを感じる場合

 

いずれの場合も、原因の一つに「水分と油分のバランス」が大きく関係しているのです。

 

 

メイク前の正しいスキンケアとメイク手順で、水分不足や保護不足を防ぎ、余分な皮脂をつくり出さずに済む肌になれば、アイシャドウが時間の経過と共によれてくる、という事も解決できるかと思います。

アイシャドウに限らず、Tゾーンなどのテカりやすい部分も同じ原因が考えられるので、よれやテカリが気になる箇所程、きちんとしたお手入れが必要という事です。

 

それでは、「アイシャドウがよれない方法」詳しくみていきましょう。



 

アイシャドウがよれない方法「二重の溝にたまらなくするには」

1.アイシャドウのよれの原因「乾燥」を、メイク前の保湿で防ぐ

アイシャドウのヨレは、目元の乾燥による、皮脂の過剰分泌によるもの

 

ならば、メイクする前のスキンケアで、きちんと保湿しましょう。

 

理想とする、基礎化粧品の使用手順は…

  • 洗顔
  • (マッサージ)
  • (パック)
  • 化粧水
  • (美容液)
  • 乳液
  • (クリーム)
  • (アイクリーム)

 

上記の基礎化粧品での手入れを経てメイクをスタートする事で、瞼がしっかりと保湿された状態で、アイシャドウをのせることができるのです。

 

※メーカーによっては、化粧水と乳液の使用手順が逆であったり、クリームは夜のみであったりする場合もあります。



 

2.乳液・クリームは、きちんとのばしきる

ただし注意が必要なのは、乳液やクリームの「のばし不足」。

のばし不足のままメイクをスタートしてしまうと、アイシャドウだけでなく、その前のファンデーションの段階でヨレを感じてしまうでしょう。

 

まずは乳液を適量、顔全体にしっかりとのばしきりましょう。

瞼を意識してのせる必要はなく、手にあるものを瞼にも乗せるような量で充分かと思います。クリームも同様です。

 

よれ防止のためにも「適量を、優しいタッチでのばしきる」ということを心がけてみてくださいね。

 

■乳液、クリームはきちんと延ばし切ったら、すぐにメイク開始してもいいですか?

 

すぐにメイクを開始したくない理由は、よれてしまいそうだからでしょうか?

もしそうなら、乳液やクリームの適量が多いか、のばし不足が考えられますね。

この2アイテムののばし不足はよくあって、特に乳液はちゃちゃっとのばして終わり、クリームに進んでしまう方が本当に多いです。

それぞれの適量をきちんとのばしていれば、すぐにメイクをしたくないというような感覚にはなりませんし、よれませんよ。

 

2.メイク手順を省かない

アイシャドウがよれない為の、下記の理想的なメイク手順に加え「下記のいずれのアイテムも、瞼にも塗る」事が重要です!

 

  1. メイクアップベース(化粧下地)
  2. ファンデーション
  3. フェイスパウダー
  4. アイシャドウ

どのタイプのファンデーションでも、瞼のキワまで塗ります。塗る量は、手やパフに残ったものをのせる程度で充分です。

 

1~4のどれかをスキップすると、

  • アイシャドウのよれに繋る
  • アイシャドウの発色に影響する
  • 瞼の皮膚への色素沈着などにつながる可能性がある

ので、正しいメイクとは言えません。

 

BBクリームなど、複数の役割を1つで済ませる事のできるアイテムもありますが、アイシャドウは素肌に近い状態よりも、いくつかの段階を経た肌に使用する方が発色が活きてくるので、できれば1品ずつ段階を進めるのがベスト◎!

 

リクイドタイプや、クリームタイプのファンデーションの後のマストアイテム、フェイスパウダー。

これはパウダーファンデーションを使用する時も、崩れ防止や化粧もちUPの方法として、パウダーファンデーションの次に、さらにフェイスパウダーを重ねて使用するのも、おすすめです。

 

ところで・・・

素顔からメイクをする時、いきなりアイシャドウを塗る、ということはありませんよね。

化粧下地(メイクアップベース)から始まり、コンシーラーなどいくつもの段階を経て、アイシャドウを瞼にのせる流れでメイクを行っていると思います。

 

私はエステティシャンなのですが、お客様の中には稀に、

  • ファデーション→アイシャドウと、メイクの工程が2ステップのみ
  • ファンデーションは瞼に塗らず、アイシャドウを塗る

こんなメイクをしている…と耳にする事もあります。

 

何か理由や狙いがあっての事かもしれませんが、

  • ファンデーションの前に、化粧下地を塗っていない
  • ファンデーションを、瞼に塗っていない

のでは、アイシャドウのよれの原因になってしまいます…。

 

3.アイシャドウは、筋肉に沿った自然な方向でのせる

次に、よれにくくする為のアイシャドウの入れ方は、

ワイパーのように左右にチップや筆を動かすとキレイにのり、筋肉に沿った自然な方向で色をのせるので、もちもよくなります。

 

 

瞼の場合、眼輪筋という筋肉が目の周りをグルグルと、輪を描くようにあって「内側から外側の方向で、輪を描くように」手を動かすと、筋肉に沿ってキレイに色をのせる事ができます。

 

もし逆回転してしまったり、力が強ければシワの原因などにもなるので注意です!!

 

4.アイシャドウは多色使いの方が、よれを防げる

目元の乾燥は、アイシャドウのよれに繋がります。目元が乾燥すれば「水分と油分のバランス」が崩れ、よれやすくなるからです。

 

目元を乾燥から守るには、アイシャドウを多色使いしましょう!

 

 

ん…?

どうして多色使いすると、乾燥から目元を守れるの???

 

それはアイシャドウが層になって、強い紫外線や冷たい空気などが肌に直接触れるのを防ぎ、肌にとって過酷な状況から守る為!

 

日中の目元の乾燥を防ぐのに、アイシャドウはグラデーションなど、何色か使用する事で層になり、乾燥から皮膚の薄い目元を保護する事で、よれにくくなるのです。

パウダータイプの場合「たくさんのせて、よれてしまう」と言うよりは、「少量しかのっていなくて乾燥し、皮脂が出てきてよれる」という方が可能性としては多いように感じます。

 

例えば3色アイシャドウパレットなら、全ての色をのせる事で美しく発色するように作られていて、キレイ&乾燥予防と、一石二鳥!

 

 

3色のうち、その日の気分に合わせて1色を選ぶと言うよりも、一度に全色使ってみてくださいね。

 

パウダータイプのアイシャドウだと瞼の乾燥が気になる…そんな人は、より油分の多いクリームタイプのアイシャドウを使ってみてはいかがでしょうか?ツヤっとした女性らしい目元になって、綺麗ですよ♪

ただし油分をより多く含むクリームタイプは、表面がベトベトするほど量にのせれば、当然よれを実感する確率は高くなるので、塗る量に注意です!

 

5.毎日の「メイク落とし」乾燥しない目元を作る

メイクはクレンジングや洗顔で、毎日無理なく優しくオフ♪

アイシャドウはどう落とすのが正解?

 

 

アイメイクを落とすには、ポイントメイクリムーバーがおすすめ!

  1. 目の周りのアイシャドウを念入りに落とせる
  2. 無理なく素早く落とせる

 

オイルが最も落とす力が高く「しっかり素早く」落とす事ができるので、ポイントメイク落としはオイルタイプが多いです。

 

顔全体に比べ、しっかりメイクであるアイメイクやリップメイクをポイントメイク落としできちんと落としてから、クレンジングを使用して、顔全体をクレンジングしましょう。

 

まとめ

アイシャドウでよれを感じる人の多くは、乾燥からくる過剰な皮脂分泌によって、時間の経過と共によれてしまうのです。

 

アイシャドウは瞼を美しく彩るだけでなく、瞼を保護する事で乾燥から守ったり、よれなどの違和感の原因をできるだけ防ぐ役割もあります。

目の周りの皮膚はとっても薄い=デリケート。つまり、乾燥などにとっても敏感!頬辺り以上に優しいお手入れが必要で、保湿や保護もより一層必要だという事です。

 

アイカラーをのせることが瞼の保護、というのは少々違和感があるかもしれませんが、乾燥から瞼を守るという意味では立派に役割を果たすと言えるでしょう。

アイシャドウで層を作って外気や紫外線が直接当たらないように守る…そういった保護の役割を担う事ができるのです。

 

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ライター紹介 ライター一覧

美コツ編集部

オーストラリア東海岸、在住。自然の美しさ、そこに暮らす自然体のままの人々とふれ合う中で、「豊かさ」とは、なにか、健康とは、美とは…を学んでいます。
また1年のうち、半年間づつ東京とを行き来し、日本で最新美容情報を収集しています。
オーガニック最先端国と呼ばれる、ここオーストラリアからそんな生活の中から培った様々なノウハウを発信していきます。

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