角栓除去「効果的な方法と、除去後の保湿」で詰まりゼロに!
たまった角栓を効果的に除去する方法をご紹介します。
角栓ケアグッズやパックなど色んな方法がありますが、なるべく肌を傷つけない角栓の取り方です。その他、
- 除去後の保湿方法
- エステや皮膚科でプロに頼る方法
- 角栓ができにくい肌になるには?
など「キレイな肌になる」ための情報満載ですよ♪
Contents
角栓除去の方法
1.オイルマッサージ
美容オイルでのマッサージは皮脂の除去だけでなく、古い角質も柔らかくして剥がれやすくするピーリング効果があります。
通常のピーリングと違って肌への刺激や乾燥の心配がないので、乾燥肌や敏感肌でも安心ですよ。
・蒸しタオルやスチーマー、またはお風呂場や湯船に浸かりながらなど、しっかり毛穴を開かせる
・オイルを大さじ1ほど手に取り、顔になじませて優しくマッサージ
※強くゴシゴシこすらないようにするために、薬指と中指でクルクルとなじませるようにすると余計な力が入りません。
・マッサージ後は蒸しタオルで優しく拭き取る
オイルは化粧品用のオリーブオイルやホホバオイルなど、様々な種類のオイルがあるのでいろいろ試してみてください。
ピーリング化粧品ほど角質クリアの即効性は弱いと思いますが、週に2〜3回など定期的に行うことで余分な角質をゆるやかに落として肌をリセットすることができます。
2.はちみつ塩マッサージ
塩の成分であるマグネシウムには、毛穴の汚れを取り除いたり、古い角質を柔らかくするピーリング作用・毛穴引き締め効果もあります。
塩とハチミツをスプーン小さじ一杯づつ混ぜ、ぬらした鼻に塗って優しくマッサージし洗い流しましょう。
もしハチミツがない場合は天然の塩をぬらした鼻にのせて、こすらずに2〜3分ほど放置してから洗い流しましょう。
3.毛穴パックなどのグッズを活用
毛穴の黒ずみが気になる鼻などに貼って剥がして角栓を取る「毛穴パック」や、毛穴に当てて角栓を直接押し出す「コメドプッシャー」など、色んな角栓除去アイテムがありますよね。
手軽で簡単だし、なにより即効性だけなら1番かもしれません。
ですがどちらも毛穴や皮膚を傷めやすく、やりすぎると余計に毛穴が大きくなってしまう恐れも…。
どちらも1ヶ月に1回程度のペースに抑えて、それより短い頻度では使用しないほうがいい…というのが元ビューティーアドバイザーの筆者の意見です。
角栓除去後の正しい保湿方法
スペシャルケアの角栓除去後や、毎日のクレンジングと洗顔の後はしっかり肌を保湿しましょう。
角栓によって広がった毛穴を閉じさせるにはセラミドが最適。
角栓の詰まった毛穴周りの皮膚は乾燥してしぼんでいる状態です。ここをセラミドでふっくらさせることで、角栓によって開いてしまった毛穴が閉じていきます。
また毛穴ケアといえばビタミンC誘導体も良いです。
ビタミンC誘導体は毛穴にピンポイントに働きかけるので、例えばすり鉢状や楕円状など、毛穴の形状が変わってしまっている場合に、特に最適です。また毛穴の色素沈着による黒ずみにも効果的。
とは言っても・・・
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エタノールには要注意!
保湿のスキンケアも選び方に注意してみましょう。
例えば化粧水などのスキンケアによく配合される「エタノール」は品質保持のために必要な成分ですが、水以上に気化しやすく、蒸発するときに肌の水分も一緒に奪いやすい成分なので注意が必要です。
化粧水などのスキンケアを選ぶときは成分表示を見てエタノールが早めの順番で記載されているものを避けるようにしましょう。(成分表示は多く配合されている順に記載されています。)
角栓がたまらない肌になるポイント2つ
角栓は除去するだけでは解決しません。角栓がたまりにくい肌にしなければ、次から次へともぐらたたきのように角栓ができ続けてしまいます。
つまり根本的な解決策は角栓の原因である「角質肥厚」や「過剰な皮脂」を引き起こさせないようにすること。
この2つを引き起こさせないための重要なポイントは次の2つ。
- 刺激を与えないこと
- 乾燥をさせないこと
この2つにポイントを置いてケアしていくことで、角栓が気にならない、できにくい肌に改善していくでしょう。
そのための正しいクレンジングや、洗顔方法について次に詳しく見ていきましょう。
正しいクレンジング方法
まず正しいクレンジングの第一歩は「正しいクレンジングを選ぶこと」です。
肌に刺激や乾燥を与えないようにするためには、洗浄力が強すぎるクレンジングの使用を避けることが先決です。
洗浄力が強すぎるクレンジングって?
では洗浄力が強いクレンジングってどういったものなのでしょうか?
洗浄力が強すぎる原因に、クレンジングに配合されている「界面活性剤」という成分があります。界面活性剤は水と油をまぜあわせるためのもの。
化粧品は水分と油分の混合物なので、化粧品を作るために界面活性剤は必要な成分でもあります。
そして界面活性剤自体が肌に悪影響を与えるということはほとんどありません。問題なのは配合されているかどうかよりも、その量です。
界面活性剤の量が多いほど、洗浄力・脱脂力が強く、刺激や乾燥を与えやすいということになります。
オイル>リキッド>ジェル>ミルク>クリーム
もちろん物によってはジェルでもオイル並みに界面活性剤が入っているという場合もありますが、一般的にはオイルタイプが最も量が多く配合されていて、逆に最も少ないのがクリームタイプです。
洗浄力が強すぎるクレンジングは、皮脂を取る力(脱脂力)が強すぎるため、肌への刺激も強く、肌から必要な皮脂や水分を奪ってしまい、乾燥を引き起こしてしまうから!
刺激と乾燥は角栓を生み出す原因にも!
角栓ケア向けクレンジングは「クリームタイプ&良質オイルタイプ」
界面活性剤が最も少ないクリームタイプが、角栓肌ケア向きのクレンジングということがわかりました。
でももう1つ角栓向きのクレンジングがあります。それは…オイルタイプ。
オイルは1番界面活性剤の量が多い=洗浄力が強くなって肌に刺激・乾燥を招く…との説明に矛盾していますが…「良質なオイル」を使用しているクレンジングオイルは、逆に角栓ケア向きのクレンジングオイルなんです!
- 米ぬか油
- アルガンオイル
- アボカドオイル
- マカダミアナッツオイル
- など、天然成分のオイル
中でも、米ぬか油・アルガンオイルには抗酸化成分が多く含まれていますし、肌なじみもよく不要な皮脂やメイク汚れを溶かして洗い流しやすい性質のため、肌にクレンジング成分が残りにくいです。
オイルタイプは界面活性剤が最も多いタイプのクレンジングですが、同じオイルクレンジングでも使用されているオイルの質に違いがあるのです。
角栓ケアのためのクレンジングオイル選びは乾燥や刺激を避けるためにも「オイルの質の良さ」にこだわってみてくださいね!
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こんなクレンジングオイルはダメ!
一般的に、低価格のオイルクレンジングのほとんどが、主にミネラルオイルを使用しています。
ミネラルオイルは石油原料の成分。石油ときくと肌に悪いように思いますが、これも肌に直接悪影響を与えるものではありません。
ミネラルオイルは界面活性剤が多いため油分を溶かしやすく、肌への吸着性が高いので、メイクなどの汚れを手早く落としやすいです。
しかしその分、洗浄力が強すぎて乾燥や刺激を与えやすく、また肌にクレンジング成分が残りやすいというデメリットも。
そして肌にクレンジング成分を残さないようにするため界面活性剤を多く配合すると、今度は洗浄力が強くなりすぎて、乾燥を招いてしまうのです。
角栓原因の乾燥・刺激から肌を守るには、クレンジングオイルはミネラルオイルを避けるか、なるべくミネラルオイルがメインで使用されていないものを選ぶようにしましょう。
正しい洗顔方法
角栓がたまらない肌のための正しい洗顔方法
① 洗顔前に蒸しタオルなどで毛穴を開かせる
② 泡立てネットなどを使い、よく泡立てる
③ 肌に摩擦をかけないよう、泡を顔に滑らせるように洗う(15〜20秒ほど。長々と洗わない)
④ 水よりもちょっと温かいくらいのお湯で優しく泡を洗い流す
⑤ タオルで抑えるように水分を拭き取る
大事なのは洗顔料の成分!
クレンジングと同様、角栓の原因である刺激と乾燥を防ぐための洗顔料を選ぶことがポイント。でも洗顔料は肌の汚れを洗浄できなくては意味がありませんよね?
それにはやっぱり、界面活性剤の力も必要なんです。
先にもお話ししましたが、界面活性剤自体が肌に悪影響を与えるのではないですし、界面活性剤は洗顔料をはじめ、化粧品を作るためには必要なものでもあります。洗顔料の泡立ちを良くするのも界面活性剤の大きな役割ですしね…。
だからすべての界面活性剤を避けるのではなく「合成界面活性剤」を避けるようにし、肌に負担の少ない天然成分の界面活性剤を選ぶようにしましょう。
- 天然成分の界面活性剤
- 大豆や卵黄由来の「レシチン」
- 牛乳などの乳製品由来の「ガゼイン」
- 生物や植物の由来「サポニン」
- …など
- 合成界面活性剤
- ラウリル硫酸ナトリウム
- ラウリル硫酸アンモニウム
- ラウレス硫酸ナトリウム
- …など
合成界面活性剤は洗浄力が強力なため、肌のバリア機能を低下させ、刺激や乾燥を受けやすい肌にしてしまうのです。
界面活性剤は、天然成分の界面活性剤を選ぼう!
エステ・クリニック・皮膚科での角栓除去
エステサロン
- クレンジング
- マッサージなどのフェイシャル施術や機械での毛穴吸引
- イオン導入など
エステサロンの角栓ケアは肌に刺激を与えずに、セルフケアでは行き届かないところまで丁寧に施術してもらえます。
クリニックや皮膚科の施術と違い、ダウンタイムなどのデメリットがないため外出も安心で気軽にできるのがメリットです。
クリニック・皮膚科
- ケミカルピーリング
ケミカルピーリングは薬液を使って古い角質や角栓を溶かし出す施術です。
ケミカルピーリングと合わせて、イオン導入の施術がセットになっている場合が多いです。
イオン導入は角栓除去後の肌に必要な有効成分を微量の電流によって肌の深部に送り届けることができる施術です。これにより開いた毛穴を目立たなくさせることができます。
- レーザー治療
角栓除去のための代表的なレーザー治療は、
- フラクショナルレーザー
- CO2レーザー
- …など
これらのレーザー治療は、ターンオーバーを促し、整えることで角栓を排出させるだけでなく、角栓のできにくい肌へと改善していくという方法です。
炭酸ガスを使用したCO2レーザーもフラクショナルレーザーと同じく、肌のターンオーバーを強制的に促す施術です。
フラクショナルレーザーよりも3倍の効果があるともいわれていますが、その分ダウンタイムも長めです。
角栓除去はしない方がいい!?
ここまでは角栓は除去した方がいいという考えの元、除去の仕方についてお話してきましたが、巷ではこんな美容法を推奨していたりもします。
この美容法、実は数年前に1度興味がわいて試したことがあります。
でも正直、私はあまり効果を感じませんでした。
…というよりも、この方法は落とす作業をほぼ避ける美容法なので当然、毛穴に角栓や汚れがいっぱいある状態なんです。
すると美容施術時のダウンタイムのように、肌のざらつきやごわつき、くすみや毛穴などがものすごく目立つようになってしまいます。
その時期を我慢して乗り越えることで、ある時期から自然にドンドン落ちていく…という話だったのですが、こうしたボロボロの肌の状態の時期に誰にも会わずに家に引きこもれる環境ならまだしも、現実はそうではないので…
私は恥ずかしくて、これじゃ外を歩けない!と思い、どうしても耐えられなくなって、この美容法はすぐにやめてしまいました…
ダウンタイムと違い、ボロボロの肌状態がいつまで続くのか、いつまで耐えればいいのかもわからないので不安で苦痛でしたし、正直、私はあまりオススメしたくないかもしれません…。少なくとも、私には全く会わない美容法でした。
が、やはり個人差があったりもするので、効果を実感する方もいると思います。百聞は一見に如かず、まずは自分の肌で確かめてみるのもアリというのが私の意見です。
まとめ
最後に…角栓ができるメカニズムを交えて、角栓除去の方法をまとめます。
肌は毛穴から適量な皮脂が分泌されることで肌表面に保護膜を作り、刺激や乾燥から肌を守っています。健康で正常な肌なら、必要な量の皮脂が毛穴から少しづつ分泌されていきます。
本来この状態なら角栓はできませんし、毛穴が目立つようなこともありませんが、何かしらのダメージを受けることで、毛穴が軽く炎症を起こすと、次の2つの状態になります。
②バリア機能が壊れて肌が乾燥することで、過剰な皮脂分泌が起こる
この「角質肥厚」と毛穴にたまった「過剰な皮脂」が合わさることで角栓ができ上がってしまいます。
角栓はこうした混合物なので、簡単には除去できません。さらに角質が硬化していくことで、ますます角栓が毛穴から排出されにくくなり大きくなっていきます。
除去するには、オイルマッサージ・ピーリング・時々の鼻パックなど。
除去後は開いた毛穴を閉じさせるための成分(セラミド・ビタミンC誘導体など)で保湿する。
洗浄力の強い洗顔料は、刺激が強く、余計に角栓を作り上げてしまうので、おすすめの洗顔石鹸など、肌に刺激を与えず、「汚れ」をしっかり落とすけど、肌に必要なものは残す洗顔料で、角栓のできにくい肌へシフトしていきましょうね!