ツヤ、テカリの違い。ツヤ肌の大半が、他人にはテカリに見える!?
ツヤとテカリの違いについて。自分ではツヤ肌メイクと思っていても、他人が見ると「テカリに見える」かも!?
ツヤツヤとテカテカ…違いは!?
- ツヤ肌ってベタベタの事?
- ツヤはあっても、テカらないようにするには?
- ハイライトをいれるとテカリに見える…!
- ツヤ、テカリ、透明感…?
ツヤ肌=若い女子の代名詞!ツヤがテカリに見えていないか、ツヤ肌メイクについて改めて、見直してみませんか?
Contents
ツヤとテカリの違い
■ツヤ肌とは・・・
・触ってもベタつかず、サラサラしている
・見た目は潤っていて、みずみずしい感じ
・毛穴も目立たない、なめらかな肌
・肌の内側から発光しているような、艶やかで輝きのある肌
・ヘルシーな、色気のある肌 つまりツヤ肌メイクは、実年齢よりも肌を若々しく見せてくれる効果があります。
■テカリ肌とは・・・
・触るとベタついている
・見た目も、油分が多そうな肌
・肌の表面に油を塗ったような肌
・毛穴も目立ちやすい
ツヤが「テカリに見える」のはなぜ?
自分ではきれいなツヤ肌と思っていても、他人から見ると「テカリ」に見えるのはどういう状態???
理由① 皮脂や汗の分泌が多い部分が、光っている
■皮脂が多く分泌しやすい顔のパーツが光る=テカリに見える
・・・特におでこや鼻などのTゾーン、鼻の脇の頬(三角ゾーン)など
■汗をかきやすい部分が光る=テカリに見える
・・・鼻の下や生え際など
ツヤ肌最大の特徴は、肌が発光したように光り輝いていること。
でも顔全体が光っていれば、ツヤ肌に見えるわけではありません。むしろ顔全体が光っていると、テカリに見えてしまうのです。
理由② 清潔感にかけている
ツヤ肌とテカリとを分ける大きな要素は「清潔感の有無」です。
つまり他人があなたの肌を見た時に「清潔感を感じるかどうか」がツヤに見えるか、ただのテカリに見えるかの判断基準になるんです。
例えばツヤ肌は「触るとサラサラとして、なめらかそう」といったさわやかな印象を与え、清潔感を感じます。
その一方でテカリ肌は「触るとベタベタしてそう」といった不快で、不潔な印象を与えやすいんです…。
理由③ 毛穴が目立っている
ツヤ肌は肌に光を集めるメイクですが、それによって毛穴を目立たせてしまうことも。
特に鼻や、頬の三角ゾーンなどの毛穴が見えると、一気にテカリ顔に見えてしまいます。
角栓ケアをしているのに鼻の黒ずみが気になる人は、角栓以外に黒ずみの原因があります。詳しくは…【鼻の黒ずみがとれない…】それにはこんな意外な原因も…!
特にこの2箇所(鼻・頬の三角ゾーン)は顔の中心で視線が集まりやすく、他人から「アラ」が見えやすい部分でもあるので、要注意!
どうすれば「テカリ」ではなく、ツヤに見えるのか?
何かが間違っているから、ツヤが他人には「テカリ」に見える…。その何かとは何か?
1.ツヤを出す位置を見直す
ツヤ肌メイクの大きなポイントは、パール感のあるハイライトをしっかりつけること。
でもこのハイライトはつける位置を少し間違えただけで、一気にテカリに見えてしまう原因に!
間違った位置というのは、皮脂や汗が多い部分のこと。
例えば、
- 髪の毛の生え際
- こめかみ付近
- 眉の上側
- 小鼻や鼻の下
- ほうれい線の横の部分
など。この部分にハイライトをつけて光らせてしまうと、皮脂や汗でテカっているように見えてしまいます。
ではハイライトの正しい位置はどこかというと…
①Cゾーン(下図)
眉下→目尻→黒目の下くらいまでを結んだライン。Cの形になるのでCゾーンと呼びます。
目の下は頬骨にはみ出さないよう、骨が盛り上がっている部分よりも「内側」につけるようにしましょう。
②鼻の付け根・目頭の間
③鼻筋
④上唇の中央で、人中のところ
⑤下唇と顎先の間
*前髪なしのヘアスタイルの人は、おでこの「中央部分にだけ」コンパクトにつけましょう。
おでこは、広範囲にハイライトをつけてしまうと、汗や皮脂でテカってるようにしか見えないので注意!
2.ツヤとマットの「メリハリ」をつける
ハイライトでツヤを出す部分と、ツヤを出さずにマットにする部分とをキッチリと分けたメイクを心がけましょう。
ツヤ部分とマット部分がはっきりしないとテカリに見えたり、のっぺりとしたマット肌に見えてしまいます。
マットに見せる部分とは、下記の皮脂や汗が多い部分。
- 髪の毛の生え際
- こめかみ付近
- 眉の上側
- 小鼻や鼻の下
- ほうれい線の横の部分
ここは光らせてはいけないところなので、マットに仕上げましょう。皮脂が多いTゾーンには、皮脂吸収タイプの部分用下地(▼)を。
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ピンクベージュ・ブルーの2色展開
逆に頬など乾燥しやすい部分には、ツヤ感が出せるタイプの保湿下地(▼)といったように、下地を使い分けることで、肌にメリハリをつけるようにしましょう。
▼キャンメイク「ジューシーグロウスキンベース」(税抜650円)▼
ベージュ・ピンク(下)の2色展開
またハイライトの位置ですが、どの部分もつける範囲が広範囲になりすぎないようにしましょう。なるべくコンパクトにつけることで、つけた部分とそうでない部分とのメリハリが生まれます。
3.ファンデーションは、リキッド系を!
ファンデーションをパウダリーにしていませんか?
きれいなツヤ肌を作るには、やっぱりリキッドや、クリームファンデがベスト◎。
一番ツヤを出したいのに出にくい部分「頬や目周りなど、乾燥が気になるパーツ」はオイルを使って、ツヤを仕込みましょう。
ファンデにオイルを1滴垂らし、手の平で混ぜ合わせてから、肌にトントンとなじませます。
最後に手の平の体温で肌を包むようにしてファンデを密着させると、よりきれいなツヤ感が出ますよ!
もしくは…ファンデをつけた後、手の平にオイルを1滴垂らして、手の平を擦り合わせて伸ばし、ツヤを出したい部分に優しく押し当てるようにつけてください。
こするようにつけると、ファンデがよれるかもしれないので注意!!!
※べたつきやすい部分(頬以外)のファンデは、オイルは無しで。
4.クマや、くすみをカバー
どんなにみずみずしいツヤ肌メイクをしても、くすみや目の下にクマがあると、ツヤ感が台無しになってしまいます。クマやくすみはしっかりカバーしておきましょう。
クマ用のコンシーラやアイクリーム、またくすみカバーにはピンクやラベンダーなどのコントロールカラーで肌の色味を整えてから、ファンデをつけましょう。
5.ポイントメイクは、パール系を使う
アイシャドウやチークなどのポイントメイクのアイテムがマット過ぎると、肌のツヤ感に対してアンバランスに…。
特にチークはアイメイクよりも広範囲なので、肌の印象を大きく左右します!
■肌になじみやすい・・・程よくパールが入ったクリームシャドウや、クリームチークなど。自然なツヤが出しやすいでしょう。
パウダータイプのものでも、程よいパール感のあるものを選んでみてください。ただしラメやパールがきつすぎると、顔全体がギラギラし過ぎな印象になるので注意です!
イエベ・ブルベ別の、全色比較は…セザンヌ「人気アイシャドウ」パーソナルカラー別【全色比較】で♪
チークの色味は、肌なじみのいい色を選んで。ハッキリとした鮮やかな色は肌から浮いてしまい、ツヤ肌メイクの邪魔になるので避けるようにしましょう。
6.フェイスパウダーは「しっかり」つけない
仕上げのフェイスパウダーは「下記の、皮脂や汗の多い部分だけ」にして、それ以外の部分にはなるべくつけないようにしましょう。
- 髪の毛の生え際
- こめかみ付近
- 眉の上側
- 小鼻や鼻の下
- ほうれい線の横の部分
下地やファンデで完璧なツヤ肌を作り上げても、マットになりやすいフェイスパウダーを顔全体にしっかりつけてしまうと、せっかくのツヤが消えてしまいます。
1.顔につける前に、必ずパフについたパウダーの量を調節しましょう 2.パウダーをパフに取り、手の甲かティッシュの上にトントンと叩いて余分なパウダーを落としてから、顔につけます
※顔につけるときはバフバフと叩くのではなく、優しく押さえるように!パフでバンバンと叩くようにつけてしまうと、ぼってりとつきすぎてしまい、マットを通り越して粉っぽくなってしまいます。
小鼻など細かい部分につける時は、半分にパフを追った先のほうを使ってつけましょう。
まとめ
ツヤとテカリの違いについて、見た目では「サラサラしているか、本当にべたついているのか」自分で触ってみると、テカリに見えている理由がわかるかもしれませんね。
私にもこんな経験が。ツヤ肌ブーム真っ只中、肌がツヤッツヤ(テカテカ)で出勤してきた同僚。話を聞くと、下地でツヤを仕込み、リキッドファンデーションの後にパウダーなしでメイクしたとの事…。顔全体がツヤツヤで、案の定、上司には「テカってない?」と指摘されてしまいました(笑)
ツヤ肌とは決してベタベタした肌ではなく、ハイライトによって必要なパーツを光らせた肌です。顔全体ではなく、部分的にツヤを仕込みましょうね!