「顔のたるみを治す方法」老けない女になる美肌ケア
顔のパーツがたるむと、見た目の印象を大きく左右します。
頬がたるむとほうれい線になり、やがて深くきざまれると老けた印象に見られてしまいます。
一般的にたるみの進行は30代から始まると言われていますが、初期段階ではそんなちょっとした変化に気づきにくい事もあります。よく鏡で自分の顔を覗き込んでみてください。頬の毛穴が目立ち始めたり、ハリが低下していたりしませんか?
初期段階で十分なケアをしてあげると、進行を遅らせる事も可能…そんな初期ステージの肌の自宅でできるホームケアでの予防・改善方法と、少したるみが定着してしまった…そんなたるみ肌を治す方法とをご紹介します。
Contents
顔のたるみの原因とは?
顔のたるみは主に、頬のたるみや、ほうれい線が目立つことにより「顔全体のたるみ」を感じるようになります。
こめかみを指で斜め上に引き上げてみてください。頬の毛穴が小さくなった方は、頬がたるみ始めている証拠です。
では、どうしてたるんでしまうのでしょうか?たるみの原因を知ると、予防・対策ができるようになるので、思い当たる事がないか…まずは原因を見つける事から始めましょう。
顔のたるみの原因①皮膚の弾力の低下
加齢・ストレス・乾燥・紫外線によって肌ダメージが蓄積されていき、ここに加齢に伴う女性ホルモンの変化が加わり、肌の弾力を維持する肌機能が衰え、肌のボリュームに影響が出ます。皮膚の弾力の低下は、顔がたるむ要因です。
また女性ホルモンの変化によって、肌のターンオーバーが低下することにより、水分・油分のバランスが崩れ肌のバリア機能が低下し、肌内部の水分量が減少してしまいます。
左:しわ・たるみのない肌 右:しわ・たるみのある肌
肌のハリや潤いを保つのがコラーゲンですが、紫外線によってコラーゲンやエラスチンの構造や性質が変化し、お肌のたるみの原因につながります。
●コラーゲン…皮膚の真皮の主要繊維
●エラスチン…皮膚の弾力性に重要な役割があるタンパク質の一種
顔のたるみの原因②メイク・表情筋の影響
肌の土台、表情筋は筋膜に覆われていますが、重力などの影響でこの筋膜が緩み、筋膜内にある表情筋・コラーゲンが雪崩のように下へ下がってきます。
また表情によって日々、表情筋は肌を曲げたり伸ばしたり動かされ、その形状を刻みます。この形状が記憶され、陥没した状態が小じわです。
メイクやメイクオフ時の肌への摩擦も、肌のハリを保っている真皮層のコラーゲン・エラスチン(上図参照)が劣化する要因で、肌質に影響してきます。
顔のたるみの原因③皮下脂肪の蓄積・増加
皮下脂肪の蓄積や増加は肌の重りとなり、重力と相まってこの重りを肌が支えきれなくなり、たるみにつながります。
特に皮下脂肪が目立つほうれい線の上側は、重りの影響を受けやすく、ほうれい線をくっきり描くこととなります。
重力、皮膚の質が劣化することにより、肌の重みを支えきれなくなる…これがたるみの原因です。
たるみ知らずでハリのある美肌は、肌のたるみを左右する土台を引き締めてあげることが重要です。
顔のたるみを治す方法
一般的に、たるみに効果があると言われる方法には下記の方法があります。
- 美容保湿クリーム
- 美顔器
- 美容液など有効成分の浸透導入
- 日々のホームケア
- レーザー治療
- コラーゲンドリンク・サプリメント
- ヒアルロン酸・コラーゲン注入
- 手術
顔のたるみを改善・予防《エステ編》
エイジングケアなんてまだ先の話♪なんて思っていたら、あっという間にたるみやシワに!?
症状を感じ始めたら、定着を防ぐために、ホームケアと併用して、うまくエステを活用してケアしたいものです。
そもそもエステとは、機器やレーザーなどを使って肌悩みを改善する非医療機関を指します。
自宅でのたるみケアを1~2年は行っている「たるみ進行タイプ」、ここ最近少したるみが気になり出した「たるみ初期タイプ」。
一見タイプが異なりそうな2タイプでも、共通して言える事、それは少し専門的なケアを試してみる時期、プロの手を借りるタイミングにきている…ということです。
- ディープクレンジング
- リンパマッサージで、老廃物を流す
- リフトアップマッサージ
- ハリupのマスク
ホームケアでは取り切れない肌の角質をや汚れを、時には器機を使ってクレンジングすることから始まり、肌を下に引っ張る重みになる老廃物を流していき、最後にたっぷりと保湿して完了の流れです。
エステのメリットは、
●プロに相談することで、ホームケアの見直しができる
●自分にあったケア方法の提案により、より効率よくお手入れができる
●ホームケアの効果が上がる
●エステを受けるリラックス効果により、自律神経を整えることができる…などたくさんあります
顔のたるみを治す方法《マシン治療》
エイジング症状が定着してしまった…そんな時は多少投資して、高い効果が期待できる美容皮膚科や美容外科など、医療機関での治療を取り入れると、定着したたるみを改善、より美しくなる事で女性としての自身がつき、心も明るくできるかもしれません。
これらの医療機関は、エステと比較して、より高い効果が見込める機器やレーザーなどを使って肌悩みを改善するのが特徴です。
美容外科と聞くと、二重瞼や豊胸手術などメスを使う施術を想像する方もいらっしゃいますが、メスを使わないマシンのみでの施術も実は多いのです。
中でも「たるみを治す」効果が高いと言われるマシンを紹介します。
《肌を引き締める》真皮のコラーゲンに働きかける、サーマクール
コラーゲン層に熱を送る事で、古くなったコラーゲンを数カ月かけて修復再生、ハリと潤いを促します。
施術中、人によっては痛みを伴う事がありますが、サーマクールの中でもサーマクールCPTは痛みを伴わず初めてでも安心です。施術後からすぐメイクをしたり普段通りの生活を送れるのも魅力です。
・料金:施術範囲・クリニックにより異なります。例:顔全体で20万円前後
治療回数は一度で効果が期待できますが、肌のたるみ老化はエイジングに応じて進むので、メンテナンスで…と考える場合、1年に一度受ける人が多いようです。
《筋膜を引き締める》深い場所にある筋膜に働きかける、ウルセラ
サーマクールが届く真皮層より深く、筋膜を引き締めるマシンです。
肌が脂肪・老廃物などの重さに耐えきれなくなり、重力も加わって雪崩のように下がってしまう原因を「根本的に」改善する役割をします。
施術中、熱の発生に伴うことによる痛熱い感覚を感じます。この痛みを抑えるため、クリニックによっては冷却しながら施術するところもあります。施術後は、赤みが出ますが、すぐにメイク可能です。
効果は個人差もあると思いますが、約半年から1年と言われています。
・料金:施術範囲・クリニックにより異なります。例:顔全体で32万円前後・頬20万円前後
サーマクールもウルセラも米国で登場したマシンですが、ウルセラは更に厳しい米国FDA(政府機関:アメリカ食品医薬品局)の承認を受けた唯一のマシンで、その効果と安全基準がお墨付きのマシンです。
クリニックによって導入しているマシンも異なり、事前のリサーチや適切なカウンセリングで消費者側にも見極める目が必要です。
顔のたるみ予防・改善《ホームケア編》
エステは月に数回プロの手を借りてケアするものですが、日々のホームケアをきちんとする事で、エステとの効果も相まって、よりたるみ予防、たるみの進行を遅らせる、改善につなげることができます。
顔のたるみを引き上げる…ホームケアとは保湿ケア・紫外線対策・生活習慣・顔のこりほぐしです。
たるみに大きな影響を与える、肌の表面の保湿不足と、リンパの流れを改善・解消することによって、肌のハリを取り戻します。
保湿は肌弾力の低下を防ぐためです。そして新陳代謝を促し、ターンオーバーを正常に保ち、コラーゲンやエラスチンの減少を予防します。
たくさんある基礎化粧品の中で、たるみに特化した商品を使用しましょう。
- 顔をゴシゴシ洗わない、こすらない
- 洗い残しがないように
- シャワーが顔には刺激に。すすぎの水は手に取って
- お湯の温度は35℃以下
- 肌に負担をかけない低刺激の化粧品を使う
肌への負担を極力減らす、これがたるみケアの最優先事項です。
一回の使用量は基準量よりも少し多め、肌への摩擦を避けるため、優しく行いましょう。
加齢などによって、コラーゲンが減少すると真皮組織がゆるんで肌を支えられなくなり、たるみが生じます。
ただこのコラーゲンは肌の奥深くの真皮層に存在するため、化粧品のように肌表面の角質層までしか届かないものでは根本的な改善は不可能なのです。
そのため肌の内部まで効果が届く、美顔器による引き上げ・引きしめはマストです。
そこで美コツ編集部員の美容アドバイザーがおすすめの美顔器、NEWAリフトの魅力を少し、ご紹介します。
この美顔器は、皮膚科医と美容医療機器メーカーとの共同開発で生まれ、家庭用美顔器としてはかなりハイレベルな為、美容クリニックが治療後のホームケアとして推奨するほどの実力が!
安全性も高く、メイクアップアーティスト(IKKOさん・藤原美智子さん)や多くのモデル(道端カレンさん等)、タレントが愛用するNEWA(ニューア)リフトでのお手入れはかなりのおすすめです♡
>>NEWAリフトの詳細は・・・
「美顔器NEWAリフトの口コミ・体験談!プロが絶大な信用を置く16の理由」で!
紫外線は肌細胞を攻撃し、コラーゲン・エラスチンを破壊、しわやたるみに直結します。
頭皮も紫外線対策を怠ると、皮一枚でつながる顔のたるみにもつながります。帽子や日傘を活用しましょう。
さらに、紫外線対策が必要なのは夏や晴れの日だけではありません。冬でも曇りの日でも紫外線は降り注いでいます。家の中にいても窓を通過してその影響を受けています。
日焼け止めのことだけでなく、家にいても紫外線の影響を受けないカーテンの選び方まで…詳細はまとめ記事で!絶対に焼かない!紫外線対策の基本ルール【日焼け止め】【美白】
肌の調子を整えてくれる食事を心がけましょう。
特におすすめなのが、イソフラボンを多く含む大豆・納豆・豆乳など、コラーゲンの多い手羽先・牛すじ。
体内でコラーゲンを作るには、ビタミンやミネラルも必須で、野菜や肉、玄米なども欠かせません。こうなってくると、肌に欠かせない栄養素は、すべてをバランス良く…が基本になってきます。
効率よくターンオーバーを活発化させるには、栄養吸収が良い夜に、特にたるみに効果的な食品を摂るようにしましょう。
手っ取り早いのは、スーパーフードを食事に取り入れる事で、特におすすめなのは、チアシードです。肌の保湿成分セラミドを作り出すチアシードは植物性タンパク質豊富な自然食材です。他にも食物繊維を多く含むことで期待できる便秘海解消や美肌効果など…詳しくは専門記事で是非!
近年、コラーゲンドリンクやサプリも多く存在し、気軽にコラーゲンを摂取することが可能です。
しかしコラーゲンは体内に取り込まれると、アミノ酸に変化するため、コラーゲンドリンク・サプリのコラーゲンによって、たるみが改善するか…はまだ証明されていないのが事実です。
そこでおすすめなのが、「黒酢」です。 黒酢に含まれるDアミノ酸には、コラーゲン線維*を太くする事が確認されています。加齢と共に減少するDアミノ酸を補う事で、身体の中から水分量を上げ、潤いと美肌を作り出す、黒酢。他にも魅力いっぱいな黒酢をもっと詳しく!血流を良くする飲み物【黒酢】その美肌効果がスゴイ‼
*コラーゲン線維…皮膚の強度を保つ、強靭な繊維
姿勢の悪さはたるみにつながります。
顔の筋肉は頭や首と直結しているため、意識的に姿勢を正し、筋肉の歪みが改善されることで、たるみ予防にもなります。
顔のこりをほぐしてあげる事で、重みになっていた老廃物を流し、ほうれい線を目立ちにくくします。
また首や肩の筋肉が凝り固まると、顔が下に引っ張られ、たるみにつながったり、血流が良くないために栄養や酸素が十分に顔までまわらず顔の筋肉や肌質の低下につながります。こりほぐしは顔だけではなく、首や肩も行いましょう。
引用 youtube
まとめ
最近、頬のたるみ毛穴が気になり出した…そう思っている間の早めスタートが肝心です。
初期段階の今だから、ホームケアとプロの徹底したお手入れで、今後のたるみ進行具合をなるべく先延ばしに!
エステ帰りはそのつやっともちっと生まれ変わった肌を何度も鏡で見たくなります。キレイになると女性の心は、はずみますよね。エステの効果って、見た目だけでなく、そういった心にも関係してくるものではないかなぁと、個人的には感じます。