爪が汚い…「ささくれ・爪表面のボコボコ・二枚爪」は自分で治せる
爪が汚い…とお悩みの人、爪が汚い原因はなんですか?
ここでは、爪を汚く見せている3大原因
- ささくれ
- 爪表面のボコボコ
- 二枚爪
にフォーカスして、誰でも自宅で簡単にできる、ケア方法をご紹介しています。
自分で思う以上に、人から見られているパーツ、爪!爪が汚い人…から爪がキレイで清潔な人…へ生まれ変わりましょう!
爪周りが「ささくれ」で汚い場合
お風呂でしっかり温め、ふやけた爪の状態で甘皮処理をする、時短ケア法です。
お風呂で温まったら自然と手先も水分を含んでふやけてくるので、その状態で、ガーゼなどの柔らかい布か綿棒で、擦らず優しく、爪の根元を押し上げてください。
白い薄皮が浮いてきたら、そのまま拭き取るだけ♪
サロンに行った事がある方なら一度は経験があると思いますが、まず最初に行うのは爪周りのケア。
しっかりプッシャーで甘皮を押し上げて、キューティクルニッパーで余分な甘皮や、ささくれをカット。
この工程がとても大事で、その後のネイルの持ちや見栄えにも大きく影響しますが、なかなか自分だとここまでのケアは面倒で、難しいですよね…。
確かに、道具を使えばさらに綺麗な仕上がりになりますが、専用の道具が無くても、セルフケアで十分綺麗にできますよ。
甘皮を処理した後は、ハンドクリームやネイルオイルなどでしっかりと保湿し、乾燥を防ぐ事も忘れずに!
特にささくれで乾燥がひどい方は、爪周りにネイルオイルを重点的に塗り、爪の生えてくる根元にも重ねて塗りこむと◎。
塗る際のちょっとしたコツ… 手のひらでクリームを温めてから塗り広げると、よく伸び、なじませやすくなります♪ マッサージしながら塗りこむとで、指先の毛細血管の血行が良くなり、爪への栄養も届きやすく、ハンドとネイルケアが同時にできるので、忙しい方にもオススメですよ。
日常的な水仕事の時も、手袋を使用したり、水周りに1つハンドクリームを置いて、すぐに保湿できる様にしておけば習慣化され、ひどい手荒れやささくれの予防になります。
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水仕事後、塗れたままの手につけてから、なんと水でサッと流す…!潤うのに、ベタベタしない、ストレスフリー♪
甘皮を放置すると、爪に栄養が届かず成長が妨げられたり、乾燥する事でささくれになったりするので、日頃からケアをしておくと、美しい手指と自爪を保つことができます。
また指先は髪の毛や肌同様、女性らしさが際立つ箇所でもあり、誰でも身近な道具でケアできるので、普段のお手入れ手順に加える事をオススメします。
爪に縦横に筋があって「ボコボコ」で汚い
「爪は健康のバロメーター」と言われるほど、あらゆる体の症状が現れます。
爪トラブルの中でも、
- 筋ができる
- 表面がボコボコする
は、爪が汚い理由の1つですが、なぜそんな症状がでるか、ご存知ですか?
◆縦筋ができる原因・・・主に老化や乾燥
(爪の縦筋…爪甲縦条と呼ばれる)
◆横に筋が入ったりボコボコする
爪の根元部分にあたる後爪郭へ、なんらかのダメージがあったり、または栄養障害などで起こると言われています。
(横に筋が入ったり、ボコボコする…爪甲横溝と呼ばれる)
外傷で後爪郭が傷つくと、そこから生えてくる爪は傷ついた状態で成長します。
一時的なものであれば問題ありませんが、状態によっては爪の凹凸が病気による場合があるので、明らかに異常を感じるようであれば自己判断せず、医療機関を受診しましょう。
病的な症状でなければ、爪のボコボコをすぐに平らにする方法として、1番簡単なのは、スポンジバッファーで爪表面を磨く事です。
※スポンジバッファー…厚みがあり、スポンジでできた、初めてでも扱いやすいヤスリ。
磨きすぎには注意して、「表面のみ、薄く削る」ようにしましょう。
スポンジバッファーには様々なグリット数(やすりの目の粗さを表す数値)があるので、自分に合ったグリット数を選んで使用します。
ビギナーは220~280くらいの数値が使いやすいと思います。
- 大きい数字…目が細かく、仕上がり向け
- 小さい数字…目が粗く、長さを調整する際の時短に◎(80が一番粗い)
粗いバッファーで磨きすぎると、爪が薄くなり過ぎて割れやすくなり、そこから亀裂が入る場合があるので気をつけましょうね。
ある程度ボコボコが消えたところで、仕上げにシャイナーで表面を磨くと、なめらかで輝きがある爪に!
※シャイナー…やすりの1種。表面がすごく細かく、磨くとツヤツヤに。
と、この2工程で、爪のボコボコがなくなり、十分綺麗になりますよ。
二枚爪を治すには?
二枚爪のケア方法は、まずエメリーボードで剥がれた部分を削ると、目立たなくなり、衝撃を受けた時に自爪への負担を軽減する事ができます。
※エメリーボード…主に自爪の長さ調整に使われる、薄いやすり。
爪切りで爪を切ると、切る衝撃で爪に負担がかかって、細かい亀裂が生じ、二枚爪の原因になるので、爪を短く整える時も、エメリーボードなどヤスリで整える方がいいでしょう。
二枚爪が起こりやすい季節は夏場より冬場が多いと言われていて、空気が乾燥する時期に起こりやすくなります。
できれば普段から、蒸発しにくいキューティクルオイルをしっかりと爪の根元や先端に塗り込んで、水分と油分を保つように心がけてください。手洗いの度にこまめに塗って、習慣化してしまえば忘れずにケアできてオススメです。
薄くなった爪は先端を削って処理しても、伸びるとまた二枚に剥がれてくる事がありますよね。
そんな場合は、爪のコート剤を塗って、薄く曲がりやすい爪をコーティングして補強します。
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コート剤は爪に必要な栄養成分がたっぷり入っていて、ビタミンEやタンパク質が配合されているものもあったり…、爪の厚みを増し、割れにくい爪を育てます。
ベースコートとしても使用できるので、上から重ねてネイルアートだって、楽しめちゃいますよ♪
爪の成長に合わせてこまめにコート剤を塗り、伸びてきたらエメリーボードで長さを整える…と楽しみながら、綺麗に爪を伸ばす事ができます。
爪はケラチンという繊維状のタンパク質でできていて、ジェルネイルやマニキュアをオフする際の溶剤などにより、表面の繊維が剥がれやすくなり、二枚爪になります。
先端から爪が二枚に薄く剥がれた状態で、ひどい場合は、痛みを感じる事もあるでしょう…。
間違ったオフの仕方で無理矢理ジェルを剥がすと、3層構造からなる爪の上部層が剥がれ、爪自体がもろく割れやすくなり危険なので、このような状態になったら一度ネイルはお休み、保湿ケアを徹底する事をオススメします!!
汚い爪を、綺麗な爪にする大切な事
普段の生活の中でも、睡眠時間をしっかり確保する事や、バランス良く栄養を摂取する事も、健康な爪の成長には大切です。
爪はケラチンというタンパク質が変化したものでできていて、ビタミン、ミネラル、鉄、亜鉛など、様々な栄養素が元になり形成されています。
特に女性は生理などで鉄分が消費される為、普段から注意して摂取するべき栄養素です。
偏食や乱れた食生活、極端なダイエットなどで栄養が偏っていたり、加齢や老化によって胃腸の機能が衰える事で必要な栄養素がスムーズに吸収できなくなる場合もあります。
爪は、自分でも気になりますが、他人からも目につきやすい箇所。
個人差はありますが、1カ月で約3ミリ伸びると言われている事から、健康状態を維持して、健康的で綺麗な爪を伸ばしたいですね。
まとめ
爪は皮膚の付属器官と言われ、髪の毛などと同様、皮膚の一部。爪がボコボコしたり、爪周りが荒れていたりすると、健康状態が悪くなっているかもしれない、と気にかけてみる事も大切でしょう。
体の影響を受けやすく、とてもデリケートな器官なので、不調のサインである可能性を頭の片隅に置き、体調管理に役立ててください。
ストレスを溜め込まないようにする事はもちろん、睡眠や栄養補給も怠らないように注意し気をつけていれば、自然と爪にも良い環境作りになります。
爪にとってもお肌と同じように乾燥によるダメージが1番大きい為、水仕事の後や手洗いの時はこまめに水分を拭き取り、保湿することを習慣づけておきましょう。
保湿性に優れたハンドクリームを使用するか、爪専用のキューティクルオイルは、比較的早く効果を実感できると言われているので、リップなどと同じように、ポーチに入れて持ち歩くのもオススメですよ。