【唇のガサガサ】が治らない!? 唇が乾燥する人に共通すること
唇のガサガサがなかなか治らない、治ってもまたすぐ繰り返すガサガサ唇…。
唇が乾燥する人にはいくつかの共通のクセがあります。もしかすると、あなたのガサガサ唇の原因も、あるクセや、習慣からくるものかもしれません。
最も有効的なガサガサ・カサカサ唇の治し方、改善、解消法を、ガサガサ唇の原因と予防法を交えてご紹介します。
この改善・解消法を知ると、今日からあなたもぷるぷるの魅力的な唇に生まれ変われますよ♪
Contents
ガサガサ唇を治す方法 ①
ガサガサした皮を取る
長い間治らないガサガサ唇を治す方法は、まずそのガサガサした皮を優しく取り除く必要があります。
そして、夜用ケア・昼用ケアのWケアで改善していきましょう。まずは、皮の取り方です。
ガサガサごわつく皮の上から、いくら保湿をしても無駄です!まずは、皮をとることから始めましょう。
1回使いきりの手作りスクラブがおすすめ!
オイル(オリーブオイル・ココナッツオイルがおすすめ♪)とお砂糖を1:1の割合で混ぜ合わせ、やさし~く唇の上をなぞります。スクラブでもオイル効果のおかげでしっとりしますよ。お風呂上りの清潔な唇に!
市販のスクラブでももちろんOKです。ただ、唇の皮膚は相当薄いので、粒が大きなタイプだと唇を痛めてしまいます。市販のものは粒が細かいものを選ぶようにしましょう。
湯船につかり、蒸気や汗で唇の皮を柔らかくします。柔らかくなった皮を綿棒で優しく取り除きます。悪化してしまう恐れがあるので、やさし~くです。
ガサガサ唇を治す方法 ②
夜はスペシャルな保湿ケアを!
唇専用の美容クリーム、もしくはリップクリームを塗ります。
リップクリームは絶対に昼夜、別のものを使用してください。と言うのも、紫外線の影響を受けない夜に日焼け止め効果のあるリップクリームを塗って寝ると、刺激になってしまいます。
そして塗る時のポイントは、横塗りではなく、縦塗りです。
よくリップクリームを左右に動かし塗る人がいますが、唇の縦じわに効果的にクリームを塗り込みたいので、意外かもしれませんが、唇クリームは縦方向に動かし塗ってください。
◆おすすめの夜用リップ専用美容クリーム
ガサガサ唇を治す方法 ③
昼用リップクリームは「日焼け止め効果のあるもの」を!
口は食べたりしゃべったりよく動かすので、こまめに塗りなおすことも唇の乾燥を防ぐのに重要です。
◆リップクリームを塗る時のポイント
- 柔らかめのリップクリームが◎
テクスチャーが固いと、塗る時に力が入って、唇に刺激となってしまいます。
冬のリップクリームは特に寒さで固くなってしまいがちなので、固い場合は直絶塗らず、清潔な指先にとって温めて柔らかくしてから塗ると、摩擦を避ける事ができます。
- 塗るのは1日5回ほど
唇への摩擦は荒れを招く要因です。塗れば塗るほど潤うわけではないので、塗り過ぎはかえってよくありません。
- 塗る方向は縦方向に
唇には縦ジワにリップクリームの油分が入るように、縦方向に動かして塗りましょう。
唇はガサガサ…だけど口紅を塗りたい場合
◆口紅を塗りたい時はティントリップがおすすめ♪
ガサガサ唇のうちは、口紅を塗りたくても、避けた方が無難です。口紅のノリが悪いのと、口紅の成分でさらに悪化することも…。
今日はデートだし、どうしても口紅を塗りたい…そんな時は食べたり飲んだりしても落ちにくく、自分の唇の水分バランスによって微妙に色が変わるティントリップがおすすめです。グロスほどべたつき感もないのに、簡単にうるうる唇が手に入ります♪
●デパコスブランドおすすめティントリップ
イヴ・サンローランの、ティントオイル(全11色)…3,800円(税抜)
●プチプラ系おすすめティントリップ
ロレアル パリ ユイルカレス(全8色)…1,700円(税抜)
◆口紅前には保湿クリーム
ガサガサ唇、完治一歩手前!もう女性なら普段通り口紅を塗って出かけたくてうずうずですよね。
口紅を塗るにしても、必ず下地となる保湿クリームを塗ってください。でもこの保湿クリーム、ものによっては口紅をはじくというか、口紅がのりずらくなりませんか?
そんな時におすすめなのが、MACの プレップ プライム リップ。塗った瞬間とろけるようになじみます。でも不思議、唇を触るとさらっとしています。うるおうのに、さらっとしていて、口紅がスルスル塗れる優れものです!
ただし…落とす時に余計な力が加わってしまうので、落ちにくい口紅だけはガサガサ唇には絶対にNGです‼
唇のガサガサが治らない!?
唇が極度に乾燥するとガサガサになります…。
ただ、唇は肌よりもターンオーバーのサイクルが早いため、回復も早いです♪
でも逆に言うと、唇は肌の皮膚に比べて乾燥しやすいのも事実…その理由とは…?
唇は皮膚よりも角質層が薄く、さらに皮膚にはある皮脂膜がほとんど無いためにバリア機能が低く、乾燥や紫外線など外的刺激を受けやすい箇所です。
さらに目の周り同様、口元はよく動かす箇所で酷使され、水分も蒸発しやすく、潤い成分も唇では作られにくいんです…。
「ガサガサ唇」で悩む人には共通したクセがあります。
自分では気づかないうちに唇がガサガサになるクセをしてしまっていた…!なんてことがあると、改善してもまたガサガサ唇に!
ガサガサ唇になる原因を知って、二度とガサガサ唇にはならないようにする‼これが大切ですよね。
唇がガサガサになる原因
1.乾燥
外的な乾燥はもちろんですが、口呼吸による乾燥も唇を乾燥させる原因です。
鼻から取り入れられる空気は副鼻腔で温められ、湿度のある空気が喉を通りますが、口呼吸によって取り入れられる空気は、乾燥した冷たい空気がそのまま口を通ることによって、唾液が乾燥、唇の乾燥へとつながるのです。
2.唇をなめるクセがある
唇をなめると、唾液が唇につきます。この唾液が蒸発する際に、もともと唇にある水分もいっしょに蒸発してしまうのです。
唇が乾燥しているから…ガサガサが気になるから…唾液で潤しておこうは、より乾燥を招く結果に。なめグセはすぐには治りませんが、意識しましょう。
3.歯磨き粉が唇に残っている
歯磨き粉や液体ハミガキには、清涼感・洗浄効果を高めるためにエタノールや香料が配合されていて、人によってはこれが刺激となって、ガサガサ唇の原因になることも。
ガサガサ唇で私が皮膚科にかかり、検査で歯磨き粉の影響を調べてもらった時、使用していた歯磨き粉の成分によって軽いアレルギーを起こしていることが発覚したことがあります。
ゆすぎ残しに注意することと、歯磨き粉の見直しも検討してみてください。
4.紫外線の影響
日焼け止めを塗るのは肌だけ?いえいえ、バリア機能が低い唇こそ、日焼け止めマストです!
日焼けをすると極度の乾燥状態に陥ります。肌には日焼け止めを、唇にはUVカット効果のあるリップクリームを!
5.胃が不調
例えば、口角が切れている…寝ている間の唾液漏れの理由も考えられますが、他にも食べ過ぎやストレスによって胃が荒れている可能性もあります。
また唇(特に上唇)の乾燥も胃の不調が原因の可能性があります。思い当たる方は、胃に優しく消化に良いものを食べるようにしましょう。
6.リップクリームがあっていない
塗ってすーっとするリップクリームも多いですが、これは清涼感を高くするための成分が配合されているためです。この成分が全ての方に悪いわけではありませんが、千差万別、人によっては影響を受ける人も。
もちろんこれ以外の成分で荒れる可能性もあるので、気になる方は敏感肌用のリップクリームを試してみるといいでしょう。
7.口紅が唇に残っている
口紅はきちんと専用クレンジングで落としていますか?
私の母の話ですが…帰宅し口紅を落とす時はティッシュで拭き取っている事が発覚。十数年このやり方で落としている、落ちてるよ?と言い張る母に、私の口元専用クレンジングをコットンにふくませ差し出しました。コットンには見事に口紅の色がついていたことは、言うまでもありません。
口紅の成分が唇に残り、乾燥や荒れを招く恐れがあります。蓄積されると色素沈着にまで発展します!必ず専用クレンジングで落とすようにしましょう。
8.摩擦
口紅の専用クレンジングの際もそうですが、ごしごし強い力でこするのは摩擦により乾燥、荒れ、ガサガサ唇の原因に。力を入れなくても、たっぷりのクレンジング剤を含めば落ちますよ!
9.ビタミン不足
ガサガサ唇の改善には、皮膚や粘膜の再生には欠かせない栄養素、ビタミンB2を積極的に摂取しましょう。
《ビタミンB2が多く含まれる食品》 レバー、うなぎ、卵、納豆、乳製品など
また美容のためのビタミンとして馴染みのあるビタミンCは、コラーゲンの元となるアミノ酸を繋ぎ合わせるのに必要不可欠な栄養素です。がさついたお肌には、ビタミンCとタンパク質でコラーゲンを再生、お肌にハリを取り戻しましょう。
《ビタミンCが多く含まれる食品》 果物、特に柑橘類やイチゴ
ビタミンCは水に溶けやすく、熱に弱い性質があるので、生で食べると栄養を損なわずに摂取する事ができます。
朝に柑橘類を食べるのは要注意!
柑橘類のフルーツには、ソラレンという物質が入っており、この物資には光(紫外線)の吸収を増やしてしまう性質が。きゅうり・セロリ・キウイにも含まれています。摂取後、半日ほどはこの影響がある為、これらの食品を食べる時は、夜の方がいいでしょう。
これらの原因が絡み合い、唇が乾燥、さらにはガサガサ唇に陥ってしまうのです。
日常生活でできる予防法
一番大事なのは、唇を乾燥させない事、摩擦を与えない事です。
その他、
・日中のリップクリームはUVカット効果のあるものを使う
・自分に合った究極のリップクリームを見つける!
・歯磨き粉の洗い残しがないようにする
・口紅は専用リムーバーで優しく拭き取る
・食べ過ぎ、ストレスを貯めない
・食事はバランスよく食べる
この中でも、唇をなめるクセはなかなか1日では改善できるものではありませんが、なるべく意識して見直していきましょうね。
まとめ
ガサガサ唇の原因、いくつ当てはまりましたか?
今は乾燥した唇も、きちんとケアしてあげるとすぐに改善されるので安心してくださいね。
でもガサガサ唇以外に、ブツブツができた…普段と違う症状や、気になる症状が現れた場合は、すぐに病院へ行くようにしましょう。何事も早めにケアしてあげると完治も早いです。
ガサガサ唇に関しても、次からは、ガサガサ唇になる前に早めのケアをしてあげたいものですね。