乾燥肌・吹き出物の治し方。大人ニキビこそ、保湿スキンケアを!
肌タイプ、乾燥肌。乾燥と共に、吹き出物が出ること、しばしば…。
基本的に乾燥してるけど、ニキビがあるので、スキンケアは乾燥対策が優先なのか…でも保湿するとニキビが悪化するのでは?
そんな肌悩みを持つ方へ、
乾燥肌なのに赤ニキビに悩んでいる肌にベストな、スキンケア法・具体的なスキンケアアイテムを、美容アドバイザーがご紹介します。
肌荒れ(乾燥、吹き出物=赤ニキビ)に悩む、大人女性(20代以上)は是非、参考にしてみてくださいね。
Contents
乾燥肌・吹き出物の治し方…重要な3つのスキンケア
10代の時にできる赤ニキビと、20代以上の大人になってからできる吹き出物は、一見同じニキビのように見えますが、実は大きく違います。
大人の赤ニキビは、
肌表面に溜まった古い角質が、毛穴に詰まってニキビができ、炎症を起こしてしまうのです。
- 古い角質が溜まる原因…ターンオーバーの低下
- ターンオーバーの低下の原因…肌の乾燥
乾燥といっても、肌表面がカサカサしているわけでもなく、むしろベタついてたりしていたりして、一見、目で見て乾燥を判断しにくいタイプの乾燥です。
このタイプ、肌の内部の水分が不足していて、肌の内側だけが乾燥、別名「隠れ乾燥肌」とも言われているのです。
そして実はこの隠れ乾燥肌は、典型的なカサカサの乾燥肌やアトピー肌と同じくらい、水分量が少ない状態なんです!
●吹き出物ができてしまうパターンは…
肌内部の水分が不足し、
ターンオーバー低下。
すると、古い角質が毛穴に詰まり、
(白ニキビなど、炎症のない)吹き出物に…。
●さらにここから…
水分不足の肌を守るため、過剰に皮脂が出る
毛穴に詰まり、アクネ菌発生
炎症を起こして、吹き出物(赤ニキビ)ができる。
②水分メインの保湿ケア
③吹き出物に負担をかけない処方の化粧品選び
乾燥・吹き出物がある肌の洗顔・クレンジング
乾燥させない肌作りは「クレンジング・洗顔」が決め手!
吹き出物の大敵は肌内部の乾燥。そしてニキビの炎症の原因であるアクネ菌を繁殖させないためには、肌を清潔に保つことが重要。
そのためには肌の乾燥を引き起こさせないよう、正しいクレンジングと洗顔で毛穴の汚れを洗い流し、次に使うスキンケアの保湿成分がしっかり吸収できる肌を作っていきましょう。
乾燥&吹き出物がある肌のクレンジング・洗顔のポイント
洗顔時のぬるま湯の「温度」に注意してみましょう。
私たちが「これはぬるま湯だ!」と肌で感じる温度…実際に計ってみると、だいたい37〜38度くらい。
なので「32〜35度のぬるま湯」というのは思っている以上に「温かくない」と感じる温度なんです!「お湯の温度」というよりも「温かい水」といった感じが近いかもしれません。
お風呂の湯船の温度としてはちょうどいい38〜42度のお湯で洗顔すると、肌に必要な潤いや皮脂を奪い取ってしまい、乾燥を引き起こしやすくなります。
逆に冷たい水だと、皮脂や汚れがきちんと落ちなかったりします。
クレンジングは、なじませてから洗い流すまで約1分ほど。
洗顔…1分〜1分半ほどを目安にしましょう。
一般的なクレンジングや洗顔料には界面活性剤など、洗浄力の強い成分が含まれています。
なるべく界面活性剤フリーを選ぶことも大切ですが、どんな洗顔料やクレンジング剤でも、肌に触れている時間が長ければ、それだけ肌へ刺激や負担がかかってきます。
素早く洗い流す方がいいといっても、シャワーを顔に直接当てて洗い流すと、水圧で必要な潤いを取り過ぎてしまったり、肌への刺激となってしまいます。
洗い流す時は手にぬるま湯をすくい取り、優しく包み込むようにして、洗い流しましょう。
クレンジング剤は量をケチらずたっぷりめに、洗顔料はしっかり泡だてて、たっぷりの泡を使って肌を包み込み、なじませるように洗い、摩擦がかかるのを防ぎましょう。
特に指先は、つい力が入ってしまうので注意です。
自分ではお肌を優しく触っているつもりでも、思っている以上に顔の肌は薄くて敏感なため、大きな負担になりやすい!
肌表面の角質層は約0.03mmと極薄!ちょっとの摩擦でも、思っている以上に肌への刺激に…!
摩擦をかけると肌のバリア機能を傷つけてしまい、肌内部の水分が逃げやすい肌になってしまいます。
水が多すぎると泡がつぶれて荒い泡になるので、泡を立てる時はあまり水を足しすぎないよう、少しずつ水を足しながら泡立てていくと、キメの細かいモコモコの泡ができ上がります。
「保湿スキンケア」で乾燥・吹き出物を改善
水分メインの保湿ケアはやっぱり化粧水
大人ニキビには、肌内部の水分不足を解消しなくてはいけません。そのためにはとにかく肌にしっかり&たっぷりと水分を与えることが重要です。
肌に水分を与えるアイテムといえば、なんといっても化粧水!
でもただつけるだけでは効果は半減しちゃいます…。
正しい化粧水の使い方で、肌の中にしっかりと潤いを与えてあげましょう。
乾燥・吹き出物がある肌への化粧水は…
おすすめは洗面所や脱衣所に化粧水を入れたスプレーを置いておき、洗顔後やお風呂上がりにすぐさまシュシュッとつけること。そうすれば水分蒸発の応急処置になりますよ。
とにかくできるだけ早く!1秒でも早く、化粧水をつけるようにしましょう。
洗顔後や風呂上がりの肌は秒速で肌から水分が逃げ出していきます。
手のひらで摩擦をかけないよう顔全体に優しくなじませた後、手のひらで顔を包み込むようにハンドプレスしながら、肌に化粧水を優しく押し込んでいきましょう。
手のひらの体温がさらに化粧水の浸透を高めてくれます。
コットンは繊維の摩擦が少なからずかかる恐れがあります。赤ニキビができている肌にはなおさら、刺激となり悪化させてしまうことも…。
刺激を抑えるには、化粧水は手のひらでつけるのがベストです。
くれぐれもパシャパシャと肌を叩くようにパッティングしないでくださいね!
化粧水の量はあくまで適量を適度に。重ね付けは2〜3回ほどで十分。
化粧水の重ねづけは、すればするほど保湿になる!と思いますよね。「安い化粧水でいいので、何度も何度もつけるといい」なんてことも、よく耳にします。
でもこれははっきりいって間違い!そもそも角質層が水分を入れておける量には限界があります。
つまり、たくさんつければそれだけ肌が潤う…という訳ではないんです!むしろ何度も重ねづけをしすぎると、かえって肌への刺激になってしまうだけ!
日中にできる、乾燥・吹き出物対策
- 肌への負担を避ける
- 保湿ケア
日中は室内の空調や屋外の紫外線など、常に肌が乾燥しやすく、刺激を受けやすい状態です。
それらから肌を守るには、日中のメイク直し時はティッシュで余分な皮脂を抑えた後、化粧水スプレーで肌に水分を与えてから、ファンデやパウダーをつけるようにしましょう。
空調で顔がカピカピ…!!
そんな方にはこちらがおすすめ⇒エアコンの乾燥肌対策!カピカピ肌を「ウル肌に変える方法」
化粧水は手持ちのものでもいいですが、日中の「メイク直し用の化粧水スプレー」だと、通常の化粧水よりも水分蒸発しにくく、メイクの上からでも浸透しやすいのでおすすめですよ。
またニキビに負担がかからないよう、ファンデやパウダーも、できれば薄づきで、軽い使用感のものを選びましょう。(※ノンコメドジェニックテスト済みのものがベスト)
おすすめの、スキンケア化粧品
おすすめの化粧水・スキンケア化粧品は、アクセーヌのシリーズ!
アクセーヌは皮膚科医との共同開発により、皮膚生理学に基づいた化粧品作りを約50年近くも研究し続けている、日本の敏感肌化粧品メーカーのパイオニア的存在。
そんなアクセーヌの中で、乾燥・吹き出物に悩む肌へおすすめなのが、「AC シーバムクリーンアップシリーズ」。
このシリーズは、大人のニキビ肌に、
水の力によって肌内部の水分不足を改善、
乱れたバリア機能を整え、
ニキビを繰り返さない、みずみずしい素肌へと導いてくれます。
大人の吹き出物は乾燥が原因とはいえ、やはりニキビに油分は大敵!
なんですが…
このシリーズだと、油分を一切使わない、オイルフリー処方で、赤ニキビなど、炎症が起こっているニキビ肌でも安心♪
さらに!化粧水・パック・乳液や下地・ファンデーションまで…全てノンコメドジェニックテスト済みなので、スキンケアからメイクまで、ニキビに負担なく毎日安心して使えますよ♪
おすすめ化粧水で、乾燥肌・吹き出物を改善!
水分を与えるといえば、やっぱり化粧水ですよね。
シーバムクリーンアップシリーズの中でも、特にこの「シーバムクリーンウォーター ACモイスト」という化粧水は、シリーズの中で唯一の医薬部外品*でもあります。
簡単に言うと「お薬寄りの化粧品」。 つまり化粧品よりもニキビの改善に効果的に働きかける、でもお薬ではなくあくまで化粧品なので、美肌効果も望めるという、いわば医薬品と化粧品の良いとこ取りのものが医薬部外品なんです。
保水力が高い成分「キトサンAHA」(キトサン+グリコール酸)配合。
キトサン
- 抗菌効果
- 整肌効果
グリコール酸
- 優しいピーリング作用
肌のターンオーバーをサポートし、保水しやすい肌作りに効果的。
ニキビの予防と改善だけでなく、肌の生まれ変わりを助けながら、みずみずしい肌に整えてくれます。
アラントインや酢酸トコフェノール(ビタミンE誘導体)も配合されているので、ニキビの炎症を抑えてニキビ跡も防いだり、血行促進作用でニキビの治りを早めてくれるでしょう。
《ニキビが消える?!使い方裏ワザ》
実はこの化粧水(シーバムクリーンウォーター)を裏技使いすると、軽いニキビなら治っちゃうこともあるから驚き!!
あまりに赤みや炎症があるようならさすがに無理ですが、ちょっとしたコメドニキビなら、これを数日続けるうちに、ニキビがそれ以上悪化することなく、消えてくれるんです…。
お薬じゃないので、必ず全てのニキビが治る…とは言えませんが、軽めのニキビや、ニキビのなり始めくらいなら効果的なので、ぜひ試してみてくださいね。
【もっと保湿したい派におすすめ!】
大人の吹き出物に…というわけではないですが、吹き出物改善の要である「水分メインの保湿」をもっとしたい!ということなら、このモイストバランスシリーズの、化粧水とジェルがおすすめ!
《日中しっかり保湿ケア!応用編》
モイストバランスジェルはなんとジェルなのに、メイク直し時にも使えるんです!
軽く肌の皮脂をティッシュオフした後、メイクが崩れないよう少量をスポンジに取り、押さえるように肌にのせます。
目元など乾燥が気になるところに押さえてから、パウダーやファンデでメイク直しすると、乾燥が落ち着いて、キレイに仕上がりますよ!
まとめ
乾燥も吹き出物も気になる大人のニキビ肌。ニキビって誰にでもできやすいものなので簡単に考えがちですが、実はニキビは「尋常性ざ瘡」という名の、立派な皮膚疾患でもあるんです。
なのでただやみくもにニキビを改善しようとすると、かえって逆効果になり、ニキビが悪化する恐れもあります。
つまり「ニキビができる肌=皮膚疾患を引き起こすほど敏感肌である」ということ。
20歳を越えた年齢で、吹き出物ができる理由は、乾燥。
乾燥肌で、吹き出物の肌トラブル、治し方のポイントは、
- 乾燥させない
- 水分メインの保湿スキンケア
- 吹き出物に負担をかけない化粧品選び
に注意して、改善させてきましょうね!
鼻の黒ずみをキレイにする情報は、鼻の黒ずみを取る効果的な方法で発信しているので、ご自身のスキンケアの見直しに役立ててみてくださいね。
肌表面に残った古い角質を取り除く事で、角栓を予防し、キレイな素肌を保つ事ができる方法を発信していますよ!