【体を温める飲み物】で温まろう♪テレビ紹介された【しょうがドリンク】の作り方も
体を温める飲み物といったらなんでしょうか?
やはり冷たい飲み物より、温かい飲み物の方が体は温まりますよね。しかしどの飲み物もホットだからと言っても体を温めてくれるわけではないんです!例えば緑茶。コンビニでも温かい緑茶は寒い季節の定番ですが、実はホットと言えど、緑茶は体を冷やします。
しょうがは体を温める代名詞ですが、より効果的に飲む事で、身体を温めむくみも解消できます。そんなしょうがドリンクの効果的な飲み方を、体を温める飲み物と交えてご紹介します。
体を温める飲み物《日常生活編》
家で普段飲むお茶の中で、体を温める物を集めてみました。
しかも体を温めるだけでなく、美容・健康効果も期待できるお茶ばかり!その嬉しい効果を一つ一つ紹介しますので、ご自分の求める健康効果に合わせてお茶を選んでみてくださいね。
もちろんお茶なので全てカロリー0なのも嬉しいところです♪
ルイボスティー
ルイボスとはアフリカが原産のマメ科の低木で、ルイボスティーはアフリカでは古くから飲まれている別名「奇跡のお茶」・「不老長寿のお茶」です。体を温めるだけでなく、様々な美容・健康効果があり、健康志向の方、妊婦の水分補給として人気のあるお茶です。
- ノンカフェインで妊婦や赤ちゃんも飲める
- ミネラル(ナトリウム・カルシウム・マグネシウム)も摂取できる
- 活性酸素を抑える酵素配合
クセや苦み、渋みの元タンニンが紅茶や緑茶より少ないので渋みがなく、子供・赤ちゃん共にとても飲みやすいお茶です。
煮出し過ぎ・ポットに置き放置し過ぎても、苦みや渋みはほとんど出ません。逆にルイボスティーの有効成分が染み出て、効果的に摂取することができます。料理を選ばず、何にでも合います。
こんな人におすすめ⇒妊婦、便秘がちな方
プーアル茶
ほんのりと甘味があり、まろやかな味わいが特徴です。
脂肪吸収ブロック・脂肪燃焼効果によって、ダイエットに期待できます。運動するとまず始めに燃える脂肪が血液中の糖分ですが、体についた脂肪を燃やすには血中や細胞の中にある中性脂肪を燃焼させなければいけません。この血中や細胞の中に閉じこまっている中性脂肪を外へ出し、中性脂肪を溶かしてくれる酵素がリパーゼ。で、このリパーゼをサポートするのが、プーアル茶である…と実験結果が報告されています。
- ダイエット効果が期待できる
- 糖尿病(Ⅱ型)に有効
- コレステロール値を下げる
脂肪燃焼=体を温めるの構図ですね!
《プーアール茶の選び方》脂肪燃焼効果は、熟成発酵されたプーアル茶特有の効果です。体をより温める・ダイエット効果を期待される方は「塾茶」もしくは「年数を経た生茶」を選んでください。
こんな人におすすめ⇒ダイエット中の方、コレステロール値が気になる方
ウーロン茶
緑茶も紅茶もウーロン茶も実は同じツバキ科の葉で、お茶の違いは発酵の度合いによって生まれます。その中でもウーロン茶は半発酵のお茶です。
ウーロン茶と言っても、色も味も全く違います。これは発酵具合による違いで、発酵度が低いほど色が薄く、味もまろやか。発酵度が高ければ色が濃く、風味も香ばしさが増します。
- 健康成分ウーロン茶ポリフェノールが含まれる
- 脂っこい食事でも油残りが気にならない
- ウーロンハイなどアルコールとも好相性
こんな人におすすめ⇒脂っこい食事が多い方
ほうじ茶
緑茶を焙煎したものがほうじ茶です。高温で焙煎されるので、カフェインはとばされ、ほうじ茶に残る量は少量と言われています。多くのほうじ茶は「香りを楽しむもの」。お湯を注いだ時の香ばしい香りは心を癒してくれるようです。
- カフェインが少ない
- 他のお茶とブレンドしやすい
- 一般的に緑茶などと比べ割安
高温で焙煎される時にカフェインがとばされるように、ビタミンCやカテキンなども少なくなります。そのため、他のお茶とブレンドしやすい特性を活かし、デトックス効果のあるドクダミ・ハブ茶などがブレンドされたほうじ茶など、バリエーションが豊かです。
味は香ばしくさっぱりしていて、脂っこい料理と合わせるとぴったりです。胃への負担がなく、何杯でも飲めます。
こんな人におすすめ⇒日本茶系の味が好みの方、ブレンドを楽しみたい方
全てのお茶に共通する事、それはお茶の色が濃い(茶色)ということ。基本的に色の濃い物は体を温めると覚えておくとわかりやすいですね。
体を温める飲み物《お茶番外編》
番外編では、お茶とは言え、若干のカロリーを含むため、普段の水分補給としてはどうかな…?と個人的に思い、ティータイムや、普段のお茶が飽きた時、それぞれの特性を活かしたシーンでの摂取をおすすめします。
黒豆茶
黒豆を焙煎した豆の香ばしさが残るお茶です。
発芽した黒豆はアントシアニン、大豆イソフラボン、レシチンなどの栄養素が豊富に含まれています。
アントシアニンの主成分、シアニジンは血液をサラサラに、脂質の吸収を抑え、排出する働きが。またサポニンという成分には脂質の酸化を防ぎ血管に蓄積されるのを抑止します。このように血流を良くする働きがあるので、血が全身を巡り、体を温めてくれるんですね。
他にもビタミンB、食物繊維、カルシウムも含まれています。
- ノンカフェイン
- 抗酸化力が強く、アンチエイジング作用やアレルギー改善に期待
- 女性ホルモンのバランスを整える
さらに黒豆茶の出がしらも、黒豆ご飯・煮物・ふりかけ・ドレッシングにと、無駄なく美味しく食べれます。
こんな人におすすめ⇒妊婦、生理不順、血行が悪い方に
ごぼう茶
ごぼう本来の甘い香りが楽しめるお茶です。ただ、商品によっては土臭さを感じる方もいるようです。
水溶性・不溶性どちらの食物繊維も豊富に含むゴボウは、まさに便秘解消の優秀食品。さらにゴボウは野菜の中でもトップクラス級のポリフェノール含有量を誇り、いつまでも若々しくいたい方には◎。
- ノンカフェイン
- 食物繊維豊富で便秘解消に
- ポリフェノールの力で若々しく
こんな人におすすめ⇒妊婦、便秘がちな方
体を温める飲み物《アルコール編》
- 日本酒
- 赤ワイン
- 紹興酒
血管が広がり、血流が流れやすくなることによって、血行が良くなり、身体が温まります。ホットで飲めば更に◎!
お酒を飲むと顔が赤くなるのはこのためで、お酒を飲むことにより、普段行き届かない顔の毛細血管まで血流が流れ、ほんのり色づくのです。
さらに、お酒を飲むと食欲が増す人も多いと思いますが、これはアルコールの刺激によって胃腸の働きが活発になるためと言われています。
ビールは体を冷やすので、一気飲みやガブ飲みは避けたいところ…かと言って、ビール好きもいるわけで…
そんな時は①ビールと体を温めるアルコールを交互に飲む②おつまみに体を温める物をチョイスする事をおすすめします。
しょうがを使った体を温める飲み物
しょうがココア
ショウガにしか含まれないショウガオールという成分には血行をよくする働きがあり、ココアに含まれる成分、ココアフラパノールは血管を広げる作用が。ショウガで血流を良くして、ココアで血管を広げるWの力で血流が良くなり、体を温めるのには最強な飲み物です。
しかも作り方もめちゃくちゃ簡単です。
カップにピュアココア(小さじ2杯半)と、皮付きのまますりおろしたショウガ(5g)を入れ、お湯200mlを注いだら完成!
ポイントは、ピュアココア(砂糖を含まないもの)を使用することと、甘さが欲しい場合、はちみつ(小さじ2杯半まで)足してもOKです。
しょうがココアをネットでまとめ買いしておけば、めんどうな調理不要!粉末を入れたカップにお湯を注ぐだけ♪
自宅はもちろん、オフィスでも簡単に効率よく身体を温める事ができますよ。ネットで買えるおすすめのしょうがココアをご紹介します。
実はこのしょうがココア「その原因、Xにあり」というテレビ番組で、ぽっこりお腹を解消する方法として紹介されていたものです。ぽっこりお腹にお悩みの方、詳しい解消方法は別の記事で是非!「その原因、Xにあり」ぽっこりお腹の原因と解消法!【しょうがココア】の作り方動画
しょうが×牛乳
乾燥しょうがを、タンパク質豊富な飲み物(牛乳・豆乳など)に溶かすだけ!
ポイントは乾燥しょうがを使用すること。生のしょうがより断然、体を温める成分が多いそうです。そしてタンパク質豊富な飲み物は、65℃以上に温めることの2点です。
こちらも冷えを解消する方法としてテレビ番組で、腸のエキスパート順天堂大学の小林弘幸教授が紹介していました。腸の冷えを解消すると、むくみ改善につながる…との事でタレントの菊地亜美さんが挑戦したところ、朝夜この飲み物を1週間継続して飲んで(それ以外は普段と同じ)、見事にサイズダウンに成功していました!私も作ってみたところ、温めた牛乳はしょうがのピリっと感によってより甘みを増し、くせになる美味しさです。
乾燥しょうがを作るのに天日干しして~と紹介してましたが、スーパーやネットで乾燥しょうがを購入した方が、断然効率がいいと思います!しかも意外とこの乾燥しょうが、スーパーに売ってないんですよね~…やっと見つけても中国産だったので、ネットで購入しました。
身体を冷やす飲み物
- コーヒー
- 緑茶、抹茶
- 牛乳
- 豆乳
- ジュース
- ビール
- ウィスキー
- 白ワイン
- 焼酎
寒い季節、コーヒーはホットで注文する人も多いと思います。冷えた身体を温かい飲み物で温める…一見、身体が温まりそうですが、実は逆にコーヒーは体を冷やしてしまう飲み物なんです!
ただし、これらの飲み物は体に嬉しい効果もたくさんあります。例えば、緑茶ややコーヒーには利尿作用があるので、水分の取り過ぎが原因のむくみに悩んでいる場合は効果的だと思います。
絶対飲んではいけない!というわけではなく「体を温める目的で飲む場合」にはそぐわない、という意味です。
まとめ
体を温める飲み物、覚えていただけましたか?
温かい飲み物=体を温めるわけではなく、身体の血流を良くすることが、体を温めることにつながります。身体が温まり血流が良くなれば、むくみ改善にもつながります。
身体が冷えるのは冬場や寒い季節だけではなく、夏場の冷房がききすぎた室内でも冷えてしまうことって多いと思うので、1年中使える知識として、日々の生活に活用してくださいね。