「スゴ腕専門外来」の肩こり改善と名医が教える解消エクササイズ
「予約殺到のスゴ腕専門外来スペシャル」の番組は、肩こりや、腰痛、ひざ痛、便秘と言った、私たちが抱えている身体の悩みの予防や、解消法を教えてくれるためになる非常に素晴らしい内容でした。
その中で紹介されていましたが、日本人の身体の悩みの中で、肩こりは女性で1位、男性は2位だそうです。皆さん悩んでらっしゃるんですよね、かく言う私もその一人です…。
慢性肩こりで苦しんでいる方や、もう治らないと考えている人もいると思いますが…
この記事では「スゴ腕専門外来スペシャル」に出演した、最もひどい激痛を伴う肩こりでも治すという名医の東京都女子大学東医療センターの肩関節外来 整形外科医の神戸先生が推奨する、肩こりのタイプ別に解消するエクササイズを、実践動画などを交えてご紹介します。
Contents
肩こりタイプの判別方法
神戸先生によると、そもそも肩こりの原因は肩甲骨の歪みが原因だそうです。肩こりの90%は肩甲骨の歪みからくる痛みだということで、その肩甲骨の肩こりには3つのタイプがあるそうです。それぞれ説明してゆきます。
1.肩甲骨が横に開いてしまっているタイプ
自宅でできる肩こり判別方法
1.手と両肘を胸の位置あたりに合わせます。
2.そのまま肘を合わせた状態でまっすぐアゴの高さまで上がれば問題なしです。アゴまで上がらなければ、肩甲骨が横に開いているせいで肩がこってしまうそうです。
今肩こりで悩んでいる方の一番多いタイプだそうです。
肩甲骨が正常な位置にある場合、スムーズに上下に動くのですが、扉のように肩甲骨が開いてしまっているタイプだと上下の動きが悪くなるそうです。
この扉タイプになりやすい人の多くは、パソコンやスマホなど長時間、猫背の姿勢をしてしまっているそうです。
2.左右どちらかの肩甲骨が前に傾いているおじきタイプ
自宅でできる肩こり判別方法
1.手を上げて両手を伸ばし、片足を90度まであげて10秒間保つ
2.少しでもよろける場合は、左右どちらかの肩甲骨がおじきするように前に傾いてるとの事です。
このおじきタイプは背骨に歪みがあるケースが多く、重心がずれてしまい、よろけてしまうのだそうです。
原因としては、
- どちらかの肩にいつも鞄など重い物をかけて歩いている
- いつも左を下にして寝ている
などが考えられるそうです。
番組内でタレントの光浦さんの肩甲骨を診たところ、びっくりするぐらいに左右の肩甲骨の位置が大幅にずれていて、左の肩の方が2センチも上にあることがわかりました。
当然光浦さんは、この判別方法をしてみたところバランスがうまくないせいか、直ぐによろけていました。
3.最も重症なハの字タイプ
自宅でできる肩こり判別方法
1.両肘を腰のあたりの身体につけて直角に曲げる。
2.脇を閉めたままそのまま腕を横に開いていきます。
3.45度以下しか開けない人はこのハの字タイプの肩こりだそうで、このタイプが激痛を伴う肩こりを感じるんだそうです…。
原因としては、肩関節自体に原因があるそうで、すでに肩が上がらない状態なので、肩甲骨が肩関節の代わりに動こうとするのですが、徐々に肩甲骨も動かなくなりハの字のままになってしまうとの事です。
このタイプの方は、肩こりの痛みも感じないぐらい悪い状態なので、エクササイズなどでサポートすることが困難なので、神戸先生の肩関節外来に訪ねて特別な治療法で治す以外ないようです…。
肩こり改善!エクササイズ
番組内でスゴ腕専門外来に出演していた神戸先生による肩こりを簡単に自宅でケアするエクササイズを紹介していたので、実践してみました!
是非ご覧になって参考にしてみてくださいね。
尚この動画は、
肩こりタイプ①肩甲骨が開いているタイプと、②肩甲骨がおじきをしているタイプの方のみに効果があるという事です。
いかがでしたか?とっても簡単に自宅で出来ると思いませんでしたか?
このぐらいのエクササイズで、肩こりが改善するなら嬉しい限りですよね。
どうしても仕事やプライベートでパソコンやスマホを毎日使用することが多い方は、気が付かないうちに体の筋肉が硬直して、血流の流れが悪くなってしまいます。
日ごろから、この肩こり改善をサポートするエクササイズを行い、少しでも肩のコリを楽にしてみてくださいね!
まとめ
女性の身体の悩み一位の肩こり、今回のスゴ腕専門外来の肩こり改善の番組は、個人的にとても参考になりました。
多くの方が、肩こりで悩んでいます。肩こりは何も予防や治療しないと年をとるほどに悪化する可能性が高いし、ひどい人は肩が一定の高さまで上がらなくなるので、放っておかないで諦めずに、早めに肩こりが少しでも楽になるようにしたいものです。
肩こりを改善する方法の紹介本や記事はたくさん見かけますが、今回の肩関節外来の専門の神戸先生の提唱するエクササイズは専門家の推薦もあり、続けていればそれなりの効果が出ると思います。