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多肉植物の育て方【初心者でも楽しめる】お手入れ簡単!入門編

 2017/03/20 ライフスタイル
 

今話題の植物と言えば、そう!多肉植物です。様々な多肉植物のグッズが販売されるほどの人気っぷりですが…

一口に多肉植物といっても、いろいろあってよく分からない…育ててみたいけど、どうすればいいの?など疑問もたくさんありますよね!

そこで、初心者でも簡単、育てやすい多肉植物の種類を、魅力や育て方と共にご紹介します!

多肉植物って何?

まず始めに「多肉植物って何?」多肉植物について…知っていきましょう!

多肉植物とは、葉っぱや茎、根っこの部分に水を蓄えている植物のことです。水を蓄えている部分を多肉化と呼びます。

多肉植物と聞くと、葉っぱがプニプニしていて、可愛らしいものが思い浮かびませんか?そう、あの葉っぱは、水分を蓄えているからあんなにプニプニなんです。

砂漠や海岸など、乾燥する地域に多く生息する植物で、乾燥地帯に生息している…ということで、サボテンも多肉植物の仲間です。

サボテンは葉っぱではなく、茎が多肉化するので、まるいフォルムをしているものが多いのです。

サボテンは種類がとても多く、園芸業界やホームセンターなどでは、サボテンとその他の多肉植物を分けて表示するのがメジャーです。

そんなサボテンを含め、多肉植物は、乾燥地帯に生息していることから、比較的育てやすい植物と言われているんですよ。

多肉植物は生長する時期で大きく3つのタイプに分けられます。

◎夏の暑さに強く、日差しが好きな夏型種

◎暑さが苦手だけど、寒さに強い冬型種

◎過ごしやすい季節が好きな春秋型種

タイプ別で育て方が違ってくるので、これは知っておくとよさそうですね!

 

多肉植物の魅力

多肉植物の魅力としてまずはじめに思い浮かぶのが、多肉植物のあの代表的なフォルムです!

葉っぱのプニプニとしていそうな見た目…♡

それでも触ってみると意外と弾力があり、しっかりしてます。ぷくっとした葉っぱといろいろな形は、ずっと見ていられるくらい、可愛らしいものですよね。

種類も多くて、中には本当に多肉植物?と思うような姿をしたものもあり、選ぶ楽しさも広がります。

  • 手頃な価格

そして、初心者の方でもガーデニングを始めやすい、お手頃な値段も大きな魅力の1つです。

よく目にするハオルチア属のオブツーサなどの品種は、500円程から販売しています。

ホームセンターなどでよく見かけるサボテンも、200円~というお値打ち価格で販売していますし、今では100均でも見かけますよね。

お手頃な値段だと、いろいろな種類の多肉植物を育ててみたくなりませんか?思い立ったその日に始めれる敷居の低さも魅力です♪

 

  • 世話が簡単

比較的育てやすい、というのもやはり魅力の一つです。

多肉植物は水を蓄えている植物なので、毎日水やりをしなくても大丈夫なものもあります。

室内の温度調節も慎重になりすぎることなく、玄関やベランダで栽培できるものもあり、好きなところにお気に入りの緑を飾ることもできます。

そんな世話が簡単で、初心者向けの多肉植物は、後半にご紹介しています!

 

多肉植物の種類

多肉植物には実にたくさんの種類があります。

全部紹介したいくらい、それぞれに魅力のある多肉植物ですが、今回は園芸人気の高い種類をいくつか紹介します。

セダム属

小さく立体的な葉っぱをたくさんつけるのが特徴です。

一株でもボリュームがあるので、寄せ植えや釣り鉢で栽培するのもおしゃれ。根強い人気のある種類です。

寒さに強いので、暖かい地域では一年中屋外で栽培することもできます。

 

アエオニウム属

たくさんの葉っぱが花のように折り重なっている種類。

葉っぱの色は本当に様々で、花のようにしか見えないものもあります。

 

ハオルチア属

ぷっくりとした葉っぱが特徴の種類で、葉っぱが固いもの、やわらかいものと二種類あります。

暑さ、寒さに強いので育てやすいのも人気のひとつのようです。

 

クラッスラ属

葉っぱが重なっていて、縦に伸びるものと、横にのびていくものの二種類があります。

どちらかというと、縦に伸びていく種類が多く、挿し木をするときれいな形が作れます。

有名な「金の成る木」はクラッスラ属です。

 

ダドレア属

葉っぱの表面が白い粉で覆われた種類で、とてもきれいです。

寒さに弱いので、屋内の日当たりのいい場所で栽培するのがいいでしょう。

 

この他にも、まだまだたくさんの種類がある多肉植物。あなたのお気に入りも、きっと見つかりますよ!

 

初心者向け!育てやすい品種

多肉植物の種類を頭に入れた後は、その中でも具体的な品種、初心者向けの、育てやすい多肉植物を紹介していきます。

ハオルチア属 十二の巻(じゅうにのまき)

【春秋型】 十二の巻は、ハオルチア属の固い葉っぱの種類です。

葉っぱの外側に立体的な白い模様が入るのが特徴で、小ぶりなので寄せ植えにも最適です。

アロエのような形をしていて、なんだか親しみのある種類ですね。

 

グラプトペタルム属 ブロンズ姫

【春秋型】まず、名前のインパクトがすごい…姫…!!

ブロンズ姫は春秋型種タイプですが、寒さにも強く初心者でも比較的育てやすい品種で、0℃まで寒さに耐えることができる事から、暖かい地域では一年中屋外で栽培することもできます。

日当たりのいい場所で栽培すると、秋に紅葉します。

ボリュームがある種類なので、単体で栽培してもかわいらしいですね。

 

セネキオ属 グリーンネックレス

【春秋型】グリーンネックレスは乾燥にとても強いので水やりの回数が少なくても大丈夫です。

丸い葉っぱが連なって垂れ下がることから、グリーンネックレスという名前がつきました。

グリーンピースのような見た目でコロコロしていておもしろい形をしています。垂れ下がる性質を利用して、吊り鉢で栽培するのもおしゃれ。

 

セダム属 虹の玉(にじのたま)

【春秋型】ぷっくりとした葉っぱが魅力的な品種です。

こんなにかわいらしいのに、寒さや湿気に強く丈夫なのも初心者にはうれしいですよね。

日当たりのいい場所で栽培すると葉っぱが赤くなり、また違った魅力も。寄せ植えのアクセントにもなります。

 

クラッスラ属 金の成る木(かねのなるき)

【夏型】楕円形のような明るい緑色の葉っぱが特徴的。

冬になると花を咲かせ、この花が咲くとお金が舞い込んでくるというジンクスも。

露地で育てると3メートル以上にも大きくなるので見ごたえがあります。

鉢植えの小さなものもかわいいです。

とても丈夫で育てやすいうえ、増やしやすさから根強い人気の品種です。いろいろな品種があって楽しいですよ。

 

多肉植物を育てよう!準備するもの

種類によっていろんな顔を見せてくれる多肉植物、育ててみたくなりましたか?

それでは、多肉植物を育てるのに必要なものを見ていきましょう!

まず必要なのが、土です。

見て楽しむ、ということでは多肉植物も立派な観葉植物だと思いますが、観葉植物用の土は保水性が高く、多肉植物が枯れる原因になることもあります。

多肉植物専用の土というものが販売されているので、こちらを使うといいと思います。

栽培に慣れてきたら、種類ごとに土を混合する、ということにチャレンジするのもまた楽しみかもしれません。

 

次に、鉢。

鉢の底に穴が開いているものであればどんな形でも大丈夫です。

底の穴は、水の管理がしやすく根っこに酸素が届きやすい、という特徴があります。

鉢の底には土が出ないように、鉢底石という石や鉢底ネットを敷きましょう。

鉢などの道具はホームセンターや百円ショップにもおしゃれなものがありますよ!上からつるす、吊り鉢もかわいいですよね!!

家で使わなくなった缶の箱などをリメイクしてオリジナルの鉢を作るのもおもしろいかも。

お気に入りの鉢を見つけて多肉植物を植えると、気持ちも上がりそうですよね。

 

その他、あると便利なものは、

小さめのジョウロやスプーン、ピンセット、割りばしなど。

小さめのジョウロは、多肉植物は葉っぱに水がかかると弱ってしまうことがあるので、土だけに水を注げるものがあると便利です。

スプーンは、小さな鉢に土を入れるのに役立ちます。

とげのある多肉植物を植えるときなどには、ピンセットが役に立ちます。

割りばしは、土をならすときに使います。鉢に入れた土をトントン叩くときれいに入ります。

 

これで準備はOK!

 

多肉植物を植えてみよう!

多肉植物用の土、お気に入りの鉢と多肉植物を準備したら、あとは植えるだけ!

1.鉢の底に石やネットを敷く

2.鉢の1/3ほどまで土をいれ、そこに多肉植物を植える

3.多肉植物に土がかからないように、土をつめる

※この時、割ばしでトントンしながらいれると、土がきれいに入ります。

土が乾いているな、と感じたら、水を少し入れながら多肉植物を固定するように植えていきましょう。

これで植えつけは完成!

植えたあとは明るい日陰において、一週間ほどは水やりを控えるのがポイント!

 

まとめ

いかがでしたか?

初心者でも育てやすくて、かわいい多肉植物たちを紹介しましたが、お気に入りは見つかりましたか?

一見難しそうな多肉植物の栽培ですが、初心者の方でも楽しく育てられそうですよね。

わたしは最近、寄せ植えや株を増やすことにもチャレンジしているのですが、こうしていろいろな楽しみ方があるのも多肉植物の魅力です。

次回の記事ではこちらもご紹介できればいいな、と思っています。
楽しい多肉植物ライフを過ごしましょう!

 

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ライター紹介 ライター一覧

美コツ編集部

オーストラリア東海岸、在住。自然の美しさ、そこに暮らす自然体のままの人々とふれ合う中で、「豊かさ」とは、なにか、健康とは、美とは…を学んでいます。
また1年のうち、半年間づつ東京とを行き来し、日本で最新美容情報を収集しています。
オーガニック最先端国と呼ばれる、ここオーストラリアからそんな生活の中から培った様々なノウハウを発信していきます。

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