離乳食初日。量や、時間など「あげすぎ・食べ過ぎ」ない為に…
離乳食初日の、量やあげる時間を書きました。
離乳食の初日からあげすぎや食べ過ぎてしまわないよう、参考にしてみてください。よく食べる…と思っても初日の量は決まっていますよ!
完全母乳育児中の私の、離乳食初日の様子・初日の授乳など、時間毎に書きまとめています。
離乳食初日の量は、どれくらい?
離乳食デビューの献立は、質素ですが、10倍がゆ(無塩)と決まっています。
そして離乳食初日に食べる量は、小さじ1です。
「パンがゆの方が美味しいじゃないか!」と思う方もいるかもしれませんが、パンに含まれている乳・卵・小麦にアレルギー反応を起こす子もいるので、まずはシンプルにお米の10倍がゆにしましょう。
米アレルギーも稀にありますが、乳・卵・小麦に比べると、確率は低いそうです。
10倍がゆを裏ごして、ヨーグルトくらいのトロトロ状態にできたら、準備完了。
一口目、どんな顔をするか?ドキドキの瞬間です♪
離乳食初日!赤ちゃんが食べない時は?
5ヶ月半で離乳食デビューした息子は完食しましたが、そこは個人差があるので、食べきれなくても全く問題ありませんよ。
舌でスプーンを押し返したり、おかゆを口から出すなど、あまりに拒否するようなら、離乳食開始を遅らせてもいいかもしれませんね。
離乳食を始める時期は、首がしっかり座っていることがマスト。
クッションなどの支えがあれば自分でお座りができる事、加えて食べ物に興味をもって口を動かしたり、よだれをたらす等の反応があれば、離乳食のはじめ時です。
離乳食の本や一般的な情報では【5~6ヶ月がはじめ時】と多くありますが、それはあくまでも目安。お子さんの様子を見て、判断してあげましょう。
離乳食2日目以降は…
2日目以降も無理のないように、徐々にお粥の量を増やしていきます。
しばらくはお粥だけを与えて、離乳食開始から約1週間経過のお粥に慣れてきた頃に、あくの少ない野菜(人参・かぼちゃなど)ペーストに挑戦。野菜も一日一種類づつ、徐々に増やしていくのです。
本などで離乳食のレシピを見ていると「あれもこれも食べさせてあげたい!」と思いますが、ママもベビーも無理せず、ゆっくり進めていくのがいいと思います。
離乳食初日をトライした時間
息子の離乳食デビューは1月1日の、お昼ごろ。
長女の時なら、病院のあいている平日の午前中にしたのでしょうが、そこは二人目の余裕。息子の体調もよさそうだったので、元旦に家族が見守る中、息子は人生の一口目を食しました!
- 8時ごろ1回目の授乳
- 万が一のため、休日診療の病院をチェック
- 10時ごろから、10倍がゆの準備開始
おかゆを作っている間に、裏ごし用の器具やお皿、スプーンを熱湯消毒。
- 10時半ごろ、ひと遊びした息子はお昼寝タイムに突入
- 11時半、おかゆを裏ごして滑らかにして準備完了
・・・息子の目覚め待ち。…こういう時に限って、なかなか起きない(笑)
- 12時過ぎ、やっと起きた息子。お腹が空き過ぎて機嫌が悪くなる前に、離乳食開始!
お粥の水分が少ないかな?と感じたので、白湯を加えてとろみを調整。
・・・あっという間に小匙1杯を完食!
- その後すぐに授乳
その後も息子は一日元気に過ごし、楽しい離乳食デビューとなりました♪
離乳食デビューの日の様子
息子は平均よりも少し大きめ。5ヶ月になる頃には食べ物に興味津々で、大人が食べていると身を乗り出し、よだれをダラダラ垂らしていました。
一人目の時なら、張り切って離乳食を始めていたと思いますが、そこは二番目。師走で忙しかったこともあり、実家に帰省した時にゆっくり始めようと決めていました。
結果、長男は5ヶ月と20日での離乳食デビュー(お姉ちゃんは確か、4ヶ月半でデビューでした)。
実家が遠いため、100日のお食い初めなどのイベントになかなか参加できない私の両親。孫の人生初ごはんの瞬間に立ち会えて、とても喜んでいました。
私の両親も3人目の孫になると「せっかくだから新しい食器とスプーンを買いに行こう」とも言わないので(笑)、実家に保管してあった、娘と姪っ子が使った離乳食セットを使うことにしました。
- 離乳食用のシリコンスプーン
- すりつぶし用の凹凸のついたお皿
- 裏ごし器など
4年前に帰省した際に、娘が使った懐かしのグッズを確認。
裏ごし器は少し汚れが気になったので、100円ショップに走り、大きめの茶こしを購入。
10倍粥を茶こしとスプーンでこしていると、徐々に長女の時の離乳食作りの記憶がよみがえってきました。
あの頃は離乳食の大百科を見ながら、神経質に作っていたな~
私の母の大ざっぱな離乳食作りにドキドキしたな~
息子の離乳食に関しては、4年前の薄れつつある記憶をたどり、離乳食の基本をさらっとおさらいした程度!・・・私も大ざっぱな母に近づいてきた様です。
カメラを構えるパパ、動画をとるじいじ、お姉ちゃんと従姉にじっと見つめられ、息子は少し緊張気味。
サンタクロースからもらったベビーマグで水をゴクリ、お口の中を潤してから、いよいよスタート!
離乳食初期用のスプーンの先にちょっとだけお粥を付けて、唇をちょんちょんと触ると、大きく口を開けました。
一口目のおかゆを口にした息子はちょっと変な顔をしましたが、ごっくんと飲み込むと、声を上げて大喜び。お粥の入ったお皿に手を伸ばして、もっともっとと欲しがって、あっという間に小匙一杯を完食!!!
オーディエンスから「もっと食べさせてあげて~」と言われましたが、初日は無理せず、ひと匙でやめておきました。
お粥も気に入ったようですが、歯が生えかけている息子は、どうやらシリコン製のスプーンの噛み心地が好きなようで、スプーンを握って全然放しません。
その力の強さにも、息子の成長を感じました。「この子はきっと沢山離乳食を食べて、早く卒乳するかもね~」という母の言葉に、ちょっと淋しさも感じつつ、、、
でも、やっぱりアレルギーなどなく、たくさん食べて、どんどん大きくなってほしい!好き嫌いなく、健やかに成長してほしいと願います。
もうすぐハーフバースデーを迎える息子。娘の時は「もう6ヶ月!?」と思ったのに、なぜか息子に関しては「まだ6ヶ月!?」と感じるから不思議、長年連れ添っている気がします。
妊娠中はつわりがひどく、でも寝ているわけにもいかず「少し我慢してね」といつもお腹の息子に声をかけていました。生まれてからもおっとりしていて、比較的手のかからない子。抱っこ虫になるのは、上の子が寝付いた後という、スーパー空気の読める子。私にとって息子は、長女の子育ての困難を一緒に乗り越えるバディー(相棒)。ずっと前から共に過ごしてきた感覚があるから、まだ半年と思うのかもしれませんね。
さて、何歳になっても手のかかる長女が、離乳食作りに興味津々です(笑)
「こんなドロドロなのを食べるの?」、「いつからお肉食べられるの?」と質問攻め…。
娘は自分の離乳食デビューの写真を片手に、弟と赤ちゃんの時の自分を見比べています。「顔がそっくりだね!」と娘。「離乳食の食べっぷりも似ているよ」と私。恐るべしDNA!本当に瓜二つの姉と弟!
長女に比べると二人子育てにバタバタして、写真や動画が少なめの息子。沢山の思い出を写真に残しておいてあげよう、4歳になった息子とも同じように写真を眺めて、思い出話をしたいなと思った一日でした。
まとめ
思い出話と言えば、おかゆを作っている私の隣で、母が昔の離乳食作りや、私の幼少期の食事の苦労について語っていました(笑)
私が初めて口にしたのは10倍がゆではなく、リンゴの汁だったそうです。
すりおろしリンゴをガーゼに入れて絞って食べさせた(飲ませた?)時の酸っぱい顔が忘れられないと。
「昔は今みたいにアレルギーを気にして離乳食を作ったりしなかったけど、今の人は大変ね」と母。このセリフは4年前にも聞いたような(笑)?
「大きく生まれたのに食が細くて病弱で、苦労したわ」と母。このセリフも前に聞いたような(笑)?今では食欲を抑えるのに苦労している私。食を楽しめる健康な体に育ててくれてありがとう、と母に感謝。
冬休みが明ければ、快適な実家生活は終りを告げ、娘の登園準備の間に息子に離乳食を食べさせると想像しただけでくらくらしますが、、、息子の胃袋をつかむ!!これが私の今年の目標です。