肌の赤み【下地は何色?】おすすめコントロールカラーの使い方
顔の赤みを消す下地の色は何色だろう…?
正解はグリーンorイエローです。ただし、自分にあった色を選ばなければ、顔の赤みをうまくカバーする事はできません。
この記事では、
- 肌の赤みをカバーするコントロールカラーの選び方
- おすすめの下地(プチプラ・デパコス)
- ファンデーションの選び方
- 赤み肌用メイク方法
をご紹介します。最後に、赤ら顔の方が疑問に思う「下地・メイクのQ&A」にも回答していますので、参考にしてみてくださいね。
Contents
肌の赤みを消す下地は何色?
赤みカバーに効果的なコントロールカラーの色味はイエロー系とグリーン系です。
なぜ2色あるかというと、もともとの肌の色味によって最適の色が違うからです。
一般的に・・・
- 黄色寄りの肌(イエローベース)…イエロー系
- 青み寄りの肌(ブルーベース)…グリーン系
のコントロールカラーが、赤みのカバーに最適な色です。
◎逆にブルーベースの人がイエロー系を使うと…くすんで不自然に見えたりする。
赤みの強さに合わせてカラーを選ぶ方法も!
でもコントロールカラーというのはそもそも部分使いするものなので、ファンデーションほどは元の肌の色に影響を与えにくいアイテムでもあります。
◎赤みが強い場合、赤みカバー力の高いグリーン系を
◎赤みが少ないなら、自然にカバーしやすいイエロー系を使う
といったように、赤みの強さに合わせて選ぶといった方法もあります。
どちらのコントロールカラーの色が自分にぴったり合っているか、また赤み以外に毛穴やくすみなど、気になるところをどれだけカバーできるのかも基準にして選んでみましょう。
コントロールカラーにはプチプラで気軽に試しやすいものがたくさんあるので、自分の肌がイエローベースかブルーベースかよくわからない場合、思い切って両方の色を試しながら、自分にピッタリの色を探してみるといいかもしれませんね!
赤みカバーにはこれ!おすすめコントロールカラー&下地
イエロー系コントロールカラー・下地
グリーン系コントロールカラー
エレガンス「モデリングカラーベースEX グリーン」
ソフトフォーカス効果で毛穴や肌の凹凸をなめらかにし、肌の赤みや色むらをカバーしながら発色の良いきめ細かい肌に整えてくれます。
肌への密着度も高いので、あらゆるファンデーションに対応できるコントロールカラーです。
赤みカバーメイクの9割はコントロールカラーで決まる!
肌の赤みが気になるからと、ついファンデーションでなんとか隠そうとしていませんか?
ハッキリ言ってこれはNG!
残念ながらファンデーションだけで赤みはカバーできないんです。
ファンデーションはあくまで肌全体を美しく整えるためのもので、赤みなどの部分的なアラまでしっかりカバーする力は実はあまりないのです。
なのにファンデーションの力だけでカバーしようとすると、何度も肌に重ねてドンドン厚塗りになっていき、最終的には不自然な厚化粧になってしまうのです。
実は赤みをカバーしてくれる立役者はファンデーションではなく、コントロールカラーです!
コントロールカラーは一般的に日焼け止め下地とファンデーションの間に使用します。
顔全体に使うのではなく、赤みが気になる部分にだけポイント的に使用することで、自然に肌の色味を均一にすることができるので、赤みカバーのメイクとしては、ここまででほぼ完了してしまいます。
下地で9割完了させてから、「ファンデーションはあくまで仕上げとして使う」というのが赤みカバーメイクの重要なポイント!
これならファンデーションを厚塗りすることもないので、ナチュラルで美しい肌に見せることができるんですよ!
鼻の黒ずみをキレイにする情報は、鼻の黒ずみを取る効果的な方法で発信しているので、ご自身のスキンケアの見直しに役立ててみてくださいね。
肌表面に残った古い角質を取り除く事で、角栓を予防し、キレイな素肌を保つ事ができる方法を発信していますよ!
赤みカバーに最適のファンデーションは?
赤みカバーメイクにおいて、ファンデーションは「仕上げの役割」だというお話をしました。
では具体的にファンデーションはどんなものを選べば良いのでしょうか?
コントロールカラーでほとんど完成されたメイクにカバー力の強いファンデーションを重ねてしまうと、厚塗りになって不自然な仕上がりになってしまいますよね。
せっかく整えたベースメイクを活かすためにも、ファンデーションはなるべく薄づきで、自然なツヤと透明感が演出できるようなものがおすすめです。
イエロー系、オークル系の色味のファンデーションを選ぶ 薄づきでナチュラルなパウダリー、もしくはリキッドファンデーション、またBBクリームやミネラルファンデーションを選ぶ
赤みが強い人なら、ファンデーションもイエロー系やオークル系を使うことで、さらに赤みカバーができるでしょう。
乾燥が気になるならリキッド、
皮脂が気になるならパウダリーがいいですね。
また赤みが出てしまう人の場合、敏感肌やニキビが原因であることも多いので、なるべく肌に負担をかけないような、低刺激で肌に優しいものを選ぶといいでしょう。
おすすめ赤みカバーファンデーション
資生堂「パーフェクトカバーファンデーションPS」
緑の光のフィルターで肌の赤みを補正する、部分用ファンデーションです。
皮膚科などでも推奨されており、赤みだけでなく、赤いあざや濃い褐色のシミといった強い赤みも厚塗りの必要なくナチュラルにカバーできます。
部分用ファンデーションなのでコントロールカラーとして使うこともでき、上から好きなファンデーションを使うことも可能です。
完成度を上げる!赤みカバーメイクのコツ
⑴メイク前の保湿はしっかりと!
メイク前の肌はいわば土台です。
土台がしっかりしていないとメイクのノリだけでなく持ちも悪くなり、せっかくのメイクも崩れやすくなります。
しっかり保湿して下地やコントロールカラー、ファンデーションがしっかりとのりやすいように肌を整えましょう。
⑵下地も仕上げはスポンジで!
- 頬や広い部分は手の平で
- 鼻周りなど細かいところは指で
伸ばしてしっかり肌になじませましょう。
そのあとさらにメイク崩れ防止のために、スポンジでトントンと優しく叩き込んで下地を肌に密着させましょう。
崩れやすい鼻周りなどは特に念入りに!
⑶コントロールカラーは少しずつ重ねる
赤みカバーの主役であるコントロールカラーは、顔全体に使ってしまうとのっぺりと不自然になりがちです。
赤みの気になるところだけをピンポイントにカバーするようにしましょう。
塗り方は少しづつ手に取り、指先で少しづつトントンと薄く伸ばしていきましょう。
まだカバーしたいなら、また薄くトントンと。
こうして薄い膜を少しづつ肌に重ねていくようなイメージでつけていくと、つけすぎ防止にもなりますし、自然で綺麗な仕上がりになります。
⑷ファンデーションは「とにかく薄く」が基本!
赤みカバーはコントロールカラーまででほとんど完了してます。
ファンデーションの役割は肌をより美しく自然に見せるために使いましょう。
カバーする必要はないので薄くで十分!しっかり塗ってしまうと厚化粧になるので注意しましょう。
- リキッドなら…
コントロールカラーと同じ付け方で薄くなじませ、仕上げにスポンジでトントンと肌に密着させましょう。
- パウダリーなら…
スポンジではなく、ブラシでつけるとフワッと薄づきな仕上がりになるので、皮脂崩れも防止できます。
- BBクリームやミネラルファンデーションなら…
もともと薄づきでナチュラルなので自然に仕上げやすいかもしれませんね。色味はなるべくイエロー、オークル系を選ぶようにしましょう。
⑸赤み肌でもチークはしましょう!
赤みが気になる人にとって、チークをつけるのってちょっと抵抗があるかもしれませんね。
でもベースメイクでしっかり赤みカバーしたからこそ、チークをつけないと血色が悪くのっぺりと不自然な顔色に見えてしまいます。
ほんのり薄くで十分なので、赤みカバーメイクをしたらチークも忘れずに!
下地にまつわる疑問
1.肌のくすみや赤みは隠せても凹凸などは隠せませんよね?
いいえ。赤みが気になる人はニキビ肌の人も多いので、肌の凹凸に対応しているコントロールカラーや下地などがたくさんあります。
今回ご紹介したコントロールカラーの中にもあるので、ぜひ試してみてくださいね。
2.凹んだものは透明の下地で隠せるとしても、膨らんでいるニキビなどは隠すのが難しいですよね。
確かに、浅めの凹凸に関してはシリコン系下地などである程度補正できますが、大きく膨らんでいるものに関しては完璧に隠すのは難しいかもしれません。
ですが、ニキビは赤みを目立たなくするだけでもあまり気にならなくなるものなので、コンシーラー等でカバーするといいでしょう。
コンシーラーはなるべくニキビに負担がかからないものを選ぶようにしましょう。
3.赤みが隠せて、なおかつマットな肌に仕上がるプチプラなBBクリームを知っていたら教えていただきたいです!
BBクリームはもともと皮膚科治療後の肌の赤みをカバーするために開発されたものでもあるので、赤みカバー力が期待できるアイテムでもあります。
私のおすすめプチプラBBクリームは「ベビーピンク BBクリーム」と「毛穴パテ職人 BBクリームエンリッチ」です。
どちらもマットな仕上がりのタイプで、自然に赤みをカバーしやすいと思いますよ。
4.現在は頬に赤みがあるのでグリーンの下地を使用。毛穴が目立ち気になります。どこを見直したらいいかわからない…
グリーン系では毛穴カバーができないということは、元の肌の色味がイエローベースで、グリーン系が肌にあっていない可能性がありますね。
イエロー系を使えば赤みも毛穴も目立たなくなるかもしれません。
5.NOV(ノブ)やアクセーヌなどのノンケミカルや、低刺激ブランドで赤みを隠す下地はないでしょうか?
あります。
例えばアクセーヌの「UVプロテクション」という下地はソフトフォーカスパウダーで肌の赤みや毛穴を自然にカバーしてくれるロングセラーの人気製品です。
またNOVの「ノブ ベースコントロールカラーUVNTイエロー」はイエロー系のコントロールカラーで、石けんで落とせるので、クレンジングでの負担の心配もなく安心して使用できます。
6.コントロールカラーと色付きの化粧下地はどう違うのでしょうか?
昔のコントロールカラーはあくまで色味補正のみを目的に作られているものが多く、日焼け止めなど他の作用をあまり持たないものが主流でした。
しかし最近は化粧下地やUV効果のあるコントロールカラーも多く、色付き化粧下地との明確な差はなくなってきています。
メーカーにもよりますが、一般的にはコントロールカラーと色付き化粧下地はほぼ同じものとして扱われることが多いようです。
7.クリームファンデ+パウダーを使っています。赤みは隠せても厚塗で不自然…隠しながらもナチュラルに仕上げる方法って?
今回お話ししたように、コントロールカラーなどの下地の段階で赤みカバーをしてしまえば、ファンデーションを厚塗りする必要はなくなります!
特にクリームファンデーションは厚くつきやすいので、使用する場合はなるべく少量を薄く伸ばすようにしてくださいね。
8.鼻の赤みはどうカバーしたらいいですか?コンシーラーで隠していますが、すぐ脂っぽくなってしまって…
脂っぽくなりやすいところにスティックタイプなどの硬くて重めのコンシーラーを使うとメイクが崩れやすく、ヨレて汚くなってしまいます。
まずは皮脂吸収タイプのTゾーン用メイク下地をつけて皮脂を抑えてから、肌なじみの良い柔らかなクリーム状のコンシーラーを重ねるようすると崩れにくく赤みもしっかりカバーできます。
9.私はイエローベースのかなりの赤ら肌です。イエローベースの人がグリーンの下地を使っても汚くなるし赤みが消えないと聞きましたが、実際どうでしょう。
はい、今回お話しした通り、イエローベースの人がグリーン系で赤みをカバーしようとすると白っぽく不自然になりがちです。
かなりの赤ら肌とのことなので、イエロー系のコントロールカラーだけではうまくカバーしきれないところは、イエロー系やオークル系のファンデーションで対応しましょう。
10.テカリ防止下地を使用しています。そして最近は肌の赤みも気になっているのでグリーン系の下地も使いたいです。テカリ防止用+グリーン系下地を混ぜて使っても大丈夫でしょうか?
成分的には混ぜて危険ということはありませんが、混ぜて顔全体に使ってしまうと、グリーン系下地が赤みのないところまで補正してしまうので、白浮きしてしまう可能性もあります。
どちらも使うのならテカリ防止用下地を使った後に、赤みの気になる部分にだけグリーン系下地の順に使うようにしましょう。
正しいスキンケアで美肌になろう!
肌の赤みの原因は、
・ニキビ跡
・ニキビが赤く炎症して肌の毛細血管が拡張し、皮膚から赤みが透けて見える
・敏感肌
などが挙げられます。
特に「敏感肌」は、自分は敏感肌ではない!と思っている人でも、皮膚が薄くなってしまっている…など、隠れ敏感肌や、敏感肌になる一歩手前の状態の人は実は結構いるものです…。
ここまで肌の赤みを隠す下地や、ファンデーションなどのメイク法をお話してきましたが、隠さなくてもいい、キレイなお肌になれればそれがベストですよね。
肌に赤みが出る原因が、ニキビなのか、敏感肌なのか…原因毎に治し方をまとめていますので、美肌になる1つの方法として、参考にしてみてくださいね。
▼ニキビ・ニキビ跡が原因の赤み
▼敏感肌が原因の赤み
まとめ
いかがでしたか?
赤みカバーメイクの基本的な方法やアイテムの選び方、メイクのコツなどをご紹介しました。
ファンデーションを何度も重ねなくても、下地やコントロールカラーで赤みをしっかりカバーすれば自然でキレイな肌をいくらでも演出できます!
ぜひさっそく普段のメイクに取り入れてみてくださいね!