乾燥肌を改善する【お風呂の浸かり方】たった2週間で作るツヤ美肌
たった2週間!乾燥肌に悩む顔や体の水分量が2倍に!艶のある美肌になれる効果的な入浴法があるってご存知ですか?
乾燥対策…と言えば、保湿クリームなどの外的ケアだけではありません。実は乾燥肌には乾燥肌改善に効果的なお風呂の浸かり方があるんです!
例えば白く粉ふく肌、日中・入浴後・就寝中にかゆみが出てかきむしる…これらかゆみの原因の一つは「乾燥」です。
皆さんとシェアする「乾燥肌の正しいお風呂の浸かり方」によって、乾燥からお肌を守り、乾燥からくるかゆみとバイバイ、しっとりツヤっぽ美肌を手に入れませんか?
とその前に、乾燥が起きる原因を是非知っておいてください!乾燥肌向け、正しい入浴法が何故、乾燥肌に良いのか…がより理解できますよ。
Contents
乾燥は何故起きる?
肌が乾燥すると、かゆみが生じることありますよね。かいてはダメとわかっていても、かきむしって肌を傷つける…
余談ですが…2016年のイグ・ノーベル賞*の医学賞受賞者の発見によると”体の左側がかゆいとき、鏡を見ながら右側をかくとかゆみが治まる”らしいです。とは言え、かきむしりは厳禁です!
*変わったことを題材に研究し、人々を笑わせ、考えさせてくれる研究に贈られる賞。
肌は通常、皮脂膜の油分と水分によって水分が皮膚から出ていかないよう守られていますが、空気が渇く季節になると皮脂や汗が出にくくなることで皮脂膜が十分に作られなくなり、今まで皮脂膜に守られ保っていた水分が減ってしまい、乾燥を招きます。
さらにバリア機能が低くくなった肌は刺激を受けやすく、これがかゆみにつながる原因です。
ただ、乾燥・かゆみ・あかぎれなどを引き起こす原因は、湿度や空気乾燥だけではありません。実は…意外にも間違った入浴法が肌トラブルを招いている事も。
たった2週間で肌の水分量2倍!その乾燥肌を改善する為の入浴法を見ていきましょう。
乾燥肌の正しいお風呂の浸かり方
お湯の温度は38~40℃
一時間後の肌の水分量を比較すると、38℃の湯船での入浴後の水分量は、42℃の入浴後の2倍もの水分量が確認されていて、熱い湯の方が乾燥しやすい…という結果に。
乾燥肌にお困りの方は、42℃以上の熱い湯は避け、高くても40℃くらいで入りましょう。
もし38~40℃を物足りない温度と感じるなら、炭酸ガスを含む入浴剤を入れると、体感温度が2℃度ほど上がるので試してみてください。
お湯をためるところから乾燥対策を!
お湯をためる時、蒸気で浴室全体が温まるように、フタをせずためましょう。蒸気で温度差がなくなり、肌への刺激が軽減されます。
たまるのを待つ間、入浴前に緑茶を飲むと美肌効果が高まります。緑茶に含まれるカテキンが通常の7倍多く吸収されるからです。白湯も水分補給としては良いですが、美肌効果を期待するならば緑茶の方が更に◎。
石鹸で洗うのは体の5箇所のみ
石鹸でふわふわの泡を作り、手の平を使って、こすらず、優しくなでるように身体を洗いましょう。
石鹸で洗う箇所は、顔・胸・脇・お尻・股の5箇所のみ。それ以外、特にスネは皮脂膜が薄いのでお湯で流すだけで十分です。
乾燥肌で絶対にしてはいけない事は、全身をゴシゴシ洗う事。
これは、肌のうるおいを中にとどめる蓋のような役割をしている皮脂膜をそぎ落とし、結果、肌の水分が身体の外に出てしまう事で乾燥肌を悪化させる原因になります。
二番風呂に入ろう
乾燥肌に良いのは、二番風呂です。
同居している方は、誰かが先に浸かった湯船に、二番手として入る事が乾燥肌には◎。
理由は、水道水には殺菌のため微量の塩素が含まれていますが、乾燥したお肌にはこれが刺激となってしまい、時に肌荒れの原因になることも。
ところが二番風呂で入ると、一番風呂の人から出たタンパク質や脂質と塩素とが結びつき、塩素が減り、結果、湯船の塩素が薄まります。
でも毎回、二番風呂に入る事ができなかったり、一人暮らしの場合は…湯船にビタミンC(レモン汁スプーン1杯、ゆず湯も◎)を入れる事で、二番風呂と同じ効果を得る事ができます。
入浴剤を入れる場合、アスコルビン酸=ビタミンCなので、このアスコルビン酸が入っているものを入れると、同じく塩素を減らす事ができます。裏面の成分表でチェックしてみてください。
シャワーにももちろん塩素が含まれているので、できればお風呂にたまったお湯で流す事が望ましいと言えるでしょう。
も
もっと美肌に♡
お風呂に浸かりながらの歯磨きでもっと美肌効果を得ることができます♪
お風呂に浸かると、休息モードの副交感神経が優位に働きます。この状態で口の中を刺激すると(歯磨き)成長ホルモン、別名:若返りホルモンが分泌され、若返り効果が期待できます!
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入浴時間は10分前後
乾燥肌に最も適した入浴時間は、10分です。
15分以上など長くつかると、角層が大量の水分を吸収し膨らみ、バリアとなっている油分がなくなるために、肌の保湿成分が流れ出てしまい、乾燥が進んだり、乾燥肌に繋がります。
長風呂をすると指がふやけてくるのは、肌の保湿成分が流れ出ている証拠です。
半身浴も、長風呂になると、乾燥肌、特に下半身の乾燥を招く原因になります。
脱衣所も温めよう
脱衣所が寒ければ、暖房器具で温めるなどの工夫が必要です。
せっかくお風呂で温まったのに、脱衣所が寒いと温度差ができてしまい、肌に刺激になってしまいます。
湯上りに体を拭く際は、角層がはがれてしまうので、強く拭くのは避けましょう。角層は薄く、ラップ1枚厚ほどです…と言うとどれだけ薄いかご理解いただけますね。
保湿を行う際はお風呂で身体をふいて、化粧水を。
乾燥度合いによっては保湿クリームを塗りますが、塗るタイミングはお風呂上りすぐです。
まとめ
乾燥肌を悪化させない、乾燥肌を潤い肌にするには、肌に刺激を与えず入浴する事が大事なんですね。
ポイントをまとめると、
- ふたをせず、お湯をためる
- 石鹸で洗うのは体の5箇所のみ
- 一番風呂は避ける
- 40℃のお湯に10分間、肩までつかる
- 脱衣所を温かく
- 保湿は入浴後すぐに
お風呂は毎日のことで、習慣化しやすいですね。是非、続けてお肌の変化を実感してみてください。