【肌を白くする方法】忘れてませんか?日焼け・くすみ対策
ビューティーアドバイザーの筆者が、美白に徹底した、肌を白くする・美白になる方法をご紹介します。
日焼け肌・くすみ肌・地黒さん…男性だって今や美白の時代です!
方法はいたって簡単ですが、「すぐ」白い肌を手に入れるかはあなたの努力次第です!
顔だけでなく、腕はもちろん、全身の美白対策に有効な方法なので是非、活用してみてくださいね。
Contents
美白とは?
「美白は、美白化粧品などを使って、シミ・くすみを消したり取ったりすること」と思っている人も多いかもしれません。
だけど実は美白って、シミなどをピンポイントで消したり、取ったりすることはできません。
つまり美白ケアも美肌ケアも、根本的なところではそんなに大差はありません。
これは化粧品でのケアに限らず、クリニックなどのレーザー治療でも同じことです。
確かにレーザーなどのクリニックの施術は化粧品では届かない真皮層に働きかけることができますが、結局はターンオーバーを促進させてシミを排出させるということに変わりはないのです。
シミ・日焼け肌などの美白方法
古い角質を取り除き、ターンオーバーを正常化する
まずは諸悪の根源の古い角質を取り除きましょう。
古い角質がたまっているとスキンケアの浸透を邪魔してしまい、効果半減ですし、メラニンも排出されません。いらないものを排除することで肌のターンオーバーが整い、新しく肌が生まれ変わっていきます。
古い角質を取り除くには、ピーリングが効果的でしょう。グリコール酸やAHAなどの成分が入ったピーリングケアの化粧品を使って古い角質を除去しましょう。
(ピーリングの詳しい方法は別記事、顔のブツブツ「ニキビではない!」て思うけど…何?どう治すの?の「ピーリングは毎日マイルド+時々ハード」に記載しています)
また、美容クリニックなどで専門的なピーリングを受けてみるのもいいでしょう。
バリア機能整えながら、メラニンの生成を抑える
ピーリングで余分な古い角質を取り除いたら、今度は保湿をしっかりして、肌のバリア機能を整えましょう。
バリア機能が低下している肌は潤い不足になっています。
化粧水でたっぷりと水分を与え、美容液でその水分を肌内部に押し込み、最後は乳液やクリームで油分を与えてフタをし、潤いを維持できる肌に整えましょう。
本当に当たり前のことばかりですが、肌のバリア機能を整えるためには最も大切なことで、基本中の基本です!
そして同時に、メラニンの生成を抑えるためにも保湿力の高いタイプの美白化粧品を選ぶようにしましょう。
美白化粧品の中には比較的さっぱりしているものや、少し刺激のあるものも多いので、使用前にできれば、サンプルなどで使用感を試してから購入する方がいいかもしれませんね。
紫外線予防を徹底する
紫外線は百害あって一利なし!美白の大敵です!
紫外線は肌を老化させ、バリア機能も低下しターンオーバーが遅くなります。結果、古い角質が溜まりやすくなり、シミや日焼け肌の原因であるメラニン色素を持った肌細胞を排出できなくなってしまいます。
諸悪の根源である古い角質の元凶は紫外線!
とにかく紫外線予防をするだけでも肌は白くなるといっても過言ではありません!
まずは紫外線対策の基本である日焼け止めは年中つけるようにしましょう。できれば出かけない日でも、つけることを習慣化させてください。
家の中でもガラスなどを通して紫外線は入ってきます。
「そのくらい別に大丈夫でしょ?」と思ってしまいますが、毎日少しづつ紫外線を知らず知らず浴び続けていることがシミやくすみの原因になります。
最近はSPFやPAの数値が高くても、肌に負担がなく潤いもあり、軽い使用感の日焼け止めジェルやミルクが豊富にあるので、メイクをしない日でも日焼け止めだけは毎日塗ることを徹底しましょう。
また日傘、帽子などでのUV対策も合わせるとより万全でしょう。
生活習慣の改善で身体の中からアプローチする
スキンケアなどでの肌への直接的なアプローチも大切ですが、適度な運動や睡眠、ストレス解消、バランスの良い食事など生活習慣の改善や見直しで、身体の中からもアプローチすることはとても大切です。
肌の構造は角質層含む表皮、その下をコラーゲンなどを含む真皮がありますが、これら全てを支えているのがさらにその下の皮下組織を流れる血管です。血管を通して栄養を与えたり血流を良くすることで健康で美しい肌になるのです。
ただでさえ美白ケアというのは結果が出るまで時間がかかるものですし、クリニックのレーザー治療ですら、ある程度の期間がかかります。
自力で美白に取り組む場合は特に、外側からと内側からのダブルのアプローチをすることで早い美白効果が期待できるのです。
BA時代のエピソード ① 化粧品だけに頼らないお客様
通常よりも早い美白効果が現れていた人ほど、スポーツが趣味の人や日常的に適度な運動をする人が多かったという印象があります。
やはり運動をすると血行が良くなり、代謝がアップするのでターンオーバーが正常に促され、自然とシミやくすみが改善されやすいのでしょう。
中にはマリンスポーツが趣味で、夏はかなり日焼けをしてしまうけど、1〜2ヶ月ほどで肌を元の白さに戻している方もいました。
その方は日焼け止めを欠かさず、美白化粧品で毎日しっかりケアをし、適度な運動やバランスの良い食事、良質な睡眠を日々心がけている方だったので、あんなにも早く結果が出たんだと思います。
しかも、美容クリニックやエステに一切頼らずに、自力のケアのみで改善していたというのも驚きでした!
美白は地道な努力がものを言うのだと改めて思いました。
くすみとは?
くすみには医学的なはっきりとした定義がないってこと知っていますか?
くすみというのは肌の潤いや透明感がなく、顔の色が全体的に明るさを失っている状態のことですが、明度の境界って個人差もあるし曖昧なんですよね。
なので明確に「肌がくすんでるか、くすんでないか」を判別することは難しいというわけです。
でも医学的には定義がないからと言って、くすみというものが存在しないとか、気のせいだということではありません。
自分の肌のくすみというのは自分が1番気付きやすいものです。
くすみのタイプは大きく分けると次の5つ。
- 血行不良が原因のくすみ
→暗く青黒いような肌。疲れたような顔色
- メラニン色素が原因のくすみ
→茶色っぽく暗く見える肌。シミと同じ状態が顔全体、もしくは一部にできて暗い肌に
- 糖化やカルボニル化によるくすみ
→全体的に黄色っぽい肌。透明感がなく、老けて見える原因に。一般的に「黄ぐすみ」と呼ばれる
- 乾燥が原因のくすみ
→グレーっぽくくすんだ肌。肌がかさついたりツヤがない。
- 古い角質が原因のくすみ
→ 黄色っぽい、もしくは薄い茶色っぽい肌。水分がなく全体的に茶色っぽい肌。
くすみ「原因別」 白くする方法
1.血行不良のくすみ
冷え性や運動不足、むくみやすい人に多いくすみです。
入浴や運動などで血行を良くすることで顔のトーンが明るくなり、くすみが改善できます。
特に顔のリンパマッサージはおすすめです。
①リンパの入り口である鎖骨のくぼみを押しながら、内側から外側へ流す ②アゴから耳の下部分に向かって流す ③小鼻の横から耳の前真ん中まで流す ④目尻側から目の下を通って目頭側を通り、まぶたから再び目尻側までを3周ほど。(目周りなので力を入れずに優しく!) ⑤耳の前から下におろし、首の側面から鎖骨まで流す。
2.メラニンくすみ
日焼け止め対策を怠っている人、喫煙者、ビタミン不足の人に多いくすみです。
日焼け止めは毎日の日課にし、一年中紫外線対策を意識しましょう。
野菜や果物、サプリメントなどでビタミンCを摂取しましょう。
ビタミンCにはメラニンの生成を抑えたり、メラニン色素を普通の色素に戻す効果があるので、シミの予防と改善に有効的な成分です。
特に喫煙する人はビタミンCが大量に奪われるので、積極的に摂取するようにしましょう。
美白化粧品などでメラニン生成を抑制するケアも忘れずに。
3.黄ぐすみ
糖化とカルボニル化が原因と言われています。
糖化は糖質の摂りすぎ、カルボニル化は脂質の摂りすぎによって、それぞれタンパク質と結びついて肌を黄色くくすませます。
つまり食事が原因なので、糖質(甘いものや炭水化物など)と脂質(揚げ物など脂っこい食べ物)の摂りすぎに注意しましょう。
食べ物以外にも、加齢や紫外線、ストレスなども原因とされています。
これらに効果的なのはビタミンなので、野菜や果物、サプリメントなどで積極的に摂取するよう意識してみましょう。
4.乾燥くすみ
角質層の皮膚細胞に水分がないと肌に透明感がなくなり、くすんで見えます。
これを改善するにはやはり、保湿です。バリア機能を整えるためのケアと同じように、保湿をしっかり行いましょう。
乾燥くすみを放っておくと肌のリズムが狂っていき、古い角質のくすみになってしまうので注意しましょう。
5.古い角質のくすみ
ターンオーバーの乱れが原因で古い角質が排出されず、表面に残り肌をくすませています。
ピーリングケアで古い角質除去をしっかり除去して、ターンオーバーを正常化しましょう。
BA時代のエピソード ② 化粧品・美白マニアのお客様
化粧品が大好きで特に美白マニア。美白化粧品はライン使いをしているお客様がいました。
そのためシミはほとんどない方でしたが、ご本人のお悩みは「夕方ごろ、くすみがひどい」とのこと。
化粧品でのケアは完璧でいらっしゃったので生活習慣など他の面でカウンセリングをしたところ、手足が痛くなるほどの冷え性の方でした。
血行不良が原因と思いリンパマッサージをお教えし、朝晩のスキンケア時とあわせて、日中は気が付いた時などこまめにやるようにアドバイスしました。
後日、お客様から「一日中くすまなくなり、化粧直しでくすみカバーをすることもなくなった!」と喜んでくれていました。
あなたは本当に地黒?
美白で色白になりたい!…といっても限界があります。肌を白くするといっても元々の肌の色よりも白くすることはできないんですよね…。
皆さんは自分の本当の肌の色を知っていますか?
いつも鏡で眺めている顔の色は正確な自分の肌色ではありません。顔って服を着ていないので、年中外気や紫外線にさらされて、本来の肌の色ではなくなっている人がほとんどです。
本当の自分の肌色を確認するには、お腹とか胸元だったり、普段から服で覆われている部分を見てみましょう。
自分は色黒、地黒だと思っていたけど、意外に白いと思いませんでしたか?その色までなら努力次第で白くなれるんです!
肌が白くならない原因
顔色がお腹の色みたいに白く見えない、くすんで黒く見えるのは古い角質が溜まっていることと、メラニンが過剰発生してるからです。
その原因はターンオーバーの乱れです。
ターンオーバーの乱れは紫外線や加齢、日頃のスキンケア、肌の乾燥、またストレスや生活習慣などさまざまですが、ターンオーバーが乱れると、肌のバリア機能が低下します。
すると乾燥しやすくなったり、古い角質がたまってメラニンが排出されなくなります。
さらにバリア機能が低下していることで、紫外線などの外的刺激が肌に入りやすくなります。
するとその刺激によってメラノサイトが過剰にメラニンを出し続けてしまい、結果、肌を黒くさせたりシミができてしまうのです。
まとめ
いかがでしたか?
ただ美白化粧品を使ってさえいれば、肌が白くなるというわけではありません。
日頃のスキンケアにあわせて徹底した日焼け止め対策や食事、睡眠、運動などの生活習慣など、日頃からの地道な努力を継続することが身を結びます。
継続は力なり!今日からさっそく透明感のある白い肌を目指していきましょう!