「手のカサカサを治す方法」家事に追われる主婦でも出来る工夫
ある日スキンケアをしようと自分の顔に手を触れると痛みが。手を見ると、そこにはカサカサに荒れた私の手がありました。
私は2歳の女の子の母です。朝から夜まで子どもと過ごしながら、ご飯を作ったり洗濯をしたり洗い物をしたり…毎日全力投球!
忙しさにかまけて手のお手入れができていなかったのです。手には年齢が出るとも言いますよね。慌てた私はこの手のカサカサを治す方法を探して試行錯誤…。
私がたどり着いた、無理なく手のカサカサを治す方法・おすすめのハンドクリームをご紹介します。
Contents
手がカサカサになる原因
なんで手がカサカサに荒れたの!?急激にカサカサに乾燥するどころか、ひびわれまでしてしまった私の手…。
まずは何がいけなかったのか、原因を考えてみることにしました。
手を洗う頻度の増加
母になり、手を洗う回数がとても増えました。
朝昼晩の食事の用意におやつの用意。掃除、洗濯、洗い物。そして子どものオムツ替え。
何かする度に手を洗います。基本的に子どもに触れる時はきれいな手でいたいので、自然と手を洗う頻度も増えていきます。
冬の寒さと乾燥
寒い冬はそれだけで肌に負担が。エアコンを入れて加湿器をいれても部屋の乾燥は免れません。
残念ですが、年を重ねるたびに寒さに弱くなっている気がします…。
お湯で洗いすぎ
寒さから冷たい水がつらく、ついついお湯で洗い物をするように。
時には手を温めるようにお湯を使っていたので、潤いを流しすぎて乾燥を悪化させていました。
手のひびわれの大きな要因はお湯だと思っています。
洗濯
娘の食べこぼしや遊んだ時の汚れを落とすために、部分洗いの頻度が増えました。
手袋をつけてするのですが、汚れが少しだったり、急いでいるとついつい素手で洗ってしまうことも。
洗濯を畳む際の摩擦もカサカサの原因になりますよね。
アルコール消毒
冬になると、インフルエンザなどウィルス性感染症が流行しやすくなります。
私の娘も急性腸炎になってしまい、今まで以上にアルコール消毒をするように。
ウィルス対策にはなっても、手には強くて負担になります。結果、手のカサカサの原因になっていたと思います。
無防備な手
寒くても子どもは元気いっぱい。元気を発散するためには、公園に遊びに連れて行ったりと外気にさらされる毎日です。
手袋をするなど手を守る工夫が必要ですが、娘の支度に精一杯で自分の事は後回しになっていました。
やみくもにハンドクリームを塗る前に、あなたの手荒れの「原因」を探る事が、手を美しく保つ事につながるのではないでしょうか?
手のカサカサを治す方法
とにかく手のカサカサを治すために、簡単に出来ることを意識して始めてみることにしました。
ケアしながら洗い物
洗い物をする前にワセリンを多めに手全体に塗り、料理などで使用できる薄い手袋をして洗い物をします。洗い物が終わり手袋をはずした後は、手を洗いワセリンを洗い流します。
手が一気にうるおい、ささくれも減ってきました!1度で目に見える効果があったので、嬉しくて続けています。
また洗い物はまとめて、回数をできるだけ減らすようにしています。
ハンドクリーム大量設置
一つのハンドクリームをこまめに塗るのはなかなか難しいです…。
それならば行く先々にハンドクリームがあればいいんだ!と思い、いろんな場所に置くことにしました。
ただ、場所をとるのも買い足すのも嫌だったので、小さいケースを用意して、ハンドクリームを小分けにして置くようにしています。小分けのケースはコンタクトレンズ用のケースがおすすめですよ!
ひび割れ対策にはお酢
これは娘が通っている児童館に来ていたアロマテラピーの先生に教えていただいたのですが、手を洗った後に石鹸が充分に洗い流されていないと、それがひび割れの原因になってしまうそうです!!
私もどうやら石鹸残りがあったようで、確かに、お水にお酢を数滴いれたものに手をつけると、余分な洗浄剤が落ちてやわらかい手になります。
手洗いは丁寧に
忙しいという事を理由に、手洗いが雑になっていました。
なるべく丁寧に洗い、そして洗い終わった後はタオルでよくふくことを意識しています。
これまでは丁寧にふいていなかったので、手に残った水分が蒸発する時に元々ある手の水分も奪っていっしょに蒸発してしまう事で、より手のカサカサを招いていたようです。
週1のネイルケア
ネイルケアをすると、嫌でも自分の手をまじまじと見ます。
きれいな手でいることは気分を上げることができるし、ネイルをする時間がいい気分転換にもなります。
パパの力を借りる
そしてこれがとても大事です。少なくとも私にとっては!
休みの日や夜遅くの洗い物は、家族にあまえています。少しは自分の手を休ませてあげてもいいですよね!?
少しでも「あ、手触りが悪くなってきた」と感じた時に、原因を断ち切る・早めのケアしたいものですね。
私に合わなかった手荒れケア
一般的に手荒れにいいと言われるケアでも、誤ったたケア方法で悪化させてしまったり、人によっては合わない事も考えられます。
私にも合わないケア方法がありました。一部、間違ったケアをしてしまった失敗談もあるので、是非参考にしてみてくださいね。
- ゴム手袋
洗い物をするときにゴム手袋をするといいと聞き、使ってみましたが私には合いませんでした。手とゴムが擦れて赤く、そしてかゆくなってしまいました。
編集部の意見
ゴムが合わない体質の人は、無理にゴム手袋は使わないか、「天然ゴム」の手袋を試してみるのがいいでしょう。
サイズは自身の手のサイズぴったりのものを選ぶと、手袋と手の間に隙間がなく、摩擦が抑えられます。
- スクラブ
ハンドクリームの浸透を良くしたいと、オイルとはちみつと塩と砂糖を混ぜてスクラブを作りました。
よく考えれば当たり前のことなのですが、ひび割れた手でスクラブケアをしてしまい泣く羽目に…汗
ひび割れが治ったので、再度チャレンジしたいと思います(笑)
編集部の意見
傷口をスクラブでこする&塩!しみてしまいますよね。想像しただけでも痛い…。スクラブのタイミングは、ひび割れが治って、ごわついた皮膚が残った状態がベターですよね。
手作りスクラブだと、スクラブケアをしたいと思い立ったその日に、しかも1回の使用量を作れるので、便利で衛生的でもあります。
オイルは、エキストラバージンオリーブオイルやココナッツオイルがおすすめですよ。
- 就寝時に手袋
ハンドクリームを塗った手に手袋をして寝ると保湿効果がアップするそうですね。
私も試してみましたが、朝起きてみると手袋は遥か彼方遠くにありました。手袋がよくないというわけではなく、私の寝相の問題ですね・・・
編集部の意見
これは確かに合う合わないがありますよね…。私の場合、朝まで手袋はしてられるんですが、使用したハンドクリームがねっとり系なものだったので、手袋がねちゃねちゃになってしまった失敗談があります…
失敗から学んだ事は、
・ハンドクリームは手にしっかり浸透させてから手袋をはめる
・ハンドクリームはべたつかず、さらっとタイプを
・手袋は、綿素材などの天然素材のものを選ぶ
・菌の繁殖を抑えるため、毎日洗う
・自分の手に合ったサイズを選ぶ…です。
手のカサカサにおすすめのハンドクリーム
ロクシタンと言えばシアハンドクリーム。あまりに有名なこのハンドクリームは、プレゼントにもらった事がある方も多いのでは?
適度な保湿力と飽きのこない香りで私も気づけば10本以上使っています。乾燥肌な私は夏でも使っています。
参考価格 1,200円
とにかく香りに癒されるジュリークのハンドクリーム。しっとりしているのにべたつかないので、気兼ねなく手につけることができます。
ですが、私は家にいる時はすぐに手を洗うのでもったいなく・・・外出の時にバッグに入れて持ち歩いています。気分転換にもおすすめです。
参考価格 3,500円
これはラベンダーの香りと使用感が好きで、長年愛用しているハンドクリームです。
私の場合は、手のカサカサを治してくれるのはもちろん、爪にも良いと感じたので、ネイルオフした時によく使っています。
参考価格 2,700円
いつでも使えるハンドミスト。全くべたつかないので本当に重宝しています!
私は台所に置いて、洗い物が終わったらすぐに手にシュッとワンプッシュしてなじませるようにしています。
参考価格 900円
爪の周りのカサカサはハンドクリームでは治りにくいもの。やはりネイルオイルを塗ると潤い方が違います!
オーガニック素材を使っているのも嬉しい。軽くリフレッシュできる香りで保湿してくれるのに、さらっと使うことができます。
私は育児に疲れた時に使って気分をあげています。
参考価格 3,000円
番外編
ハンドケア用品ではないですが、つめかえ用も買ってリピートしている食器用洗剤です。
面倒な洗い物はさっと汚れを落として終わらせたいですが、洗浄力が強いものはすぐに手がカサカサになってしまいます。
この食器用洗剤は比較的油汚れもさっと落ちるのに、肌にやさしいです。
私は油汚れに強い食器用洗剤と2本使いしています。
まとめ
いかがでしたか?私の手のカサカサを治す方法をお話させていただきました。
今の私の手は常にうるうる!とまではいかないですが、目に見える手のカサカサもなくなりいい状態の日が増えました。
出来れば水仕事をしない事が1番だと思うのですが、そうもいかないですよね。
忙しいとなかなか手をかけることも難しいので、自分に合った継続できる方法を見つけるのが改善への近道だと思います。
手は常に視界に入るので、きれいな手をキープしていたいですね。