麦茶「飲まない赤ちゃん」のお悩みに…我が家の卒乳術はいかが?
麦茶を飲まない赤ちゃんでお悩みの方へ、無事に麦茶デビューを果たした我が子が卒乳できた、麦茶の飲ませ方をご紹介します。
おっぱい大好きな子が、麦茶を飲んでくれるようになるには、試行錯誤…もちろん失敗も多々ありました…。
そんな体験談も参考にしながら、麦茶を飲んでくれない赤ちゃんへのヒントになれば幸いです。
麦茶を飲んでくれない赤ちゃんの対処法
赤ちゃんは生まれてからしばらく、食事は母乳やミルクだけ。
そんな時期も半年すると離乳食が始まりますよね。その頃に一緒に始めたいのが、麦茶での水分補給。
しかし親の希望とは裏腹に、麦茶を嫌がって飲んでくれない…なんて悩みができる事ってありますよね…。
私もそうでした。
上の子は離乳食時代からよく食べ、よく飲む子だったので、麦茶も嫌がる事なく飲んでくれました。喉が乾くと、自分でマグマグをつかんでゴクゴクんでいた程!!
でも、下の子は違いました…。
離乳食は喜んで食べるのですが、なんせ一番の好物がオッパイ。
喉が乾いても、オッパイ。ちょっと不安になってもオッパイ。冬生まれで、離乳食の時期が夏という事もあってか、水分補給で麦茶を飲んでくれる気配がありませんでした。。
以下から1つずつ、詳しくお話しします。
対処法1.アンパンマンの麦茶を飲ませる
子どもって不思議なもので…赤ちゃんでも「アンパンマンが好き!」という子が多いですよね!うちの子も、アンパンマンが大好き。
特に下の子は、上の子のアンパンマングッズが山ほどあって、生まれた時からアンパンマンにまみれていたせいか、大好きでした。上の子もまだ2歳だったので、アンパンマンが大好き。
そんな二人を連れてお買い物に行ったある日…。アンパンマンの紙パックの麦茶を見つけたのです。
100%りんごジュースは知っていたのですが、麦茶があるなんて!これは麦茶を嫌がる下の子に、「麦茶の印象を良くするチャンスだ!」と閃いたのです。
二人に、「アンパンマンのお茶、買ってあげるけど飲むー?♪」と聞くと、もちろん上の子は真っ先に飛びついて喜びました。
それを見ていた下の子も、目をキラキラ☆
ちょうど7月か8月頃だったので、帰りの車で水分補給として飲ませてみました。
上の子はジュースだと思っていたようで、「…なんだお茶かー」と言いながらゴクゴク。
下の子はどうかしら?と見てみると、ちょっと吸ってはアンパンマンを見て、また吸ってはアンパンマンを見ての繰り返し。
でも、お茶を嫌がらずに飲んだじゃない!と感動してしまいました。
少しでもお茶を飲んでくれたので、車を発進させて家路に。なんせ田舎で、店から自宅まで20分ほどかかるため、着いた頃には下の子は眠っていました。
アンパンマンの力を借りて…これで、お茶を飲む第一歩は成功かな?
ですがまずは少しづつ、味や印象を良くしていくのは効果的なんです。 そんな保育士時代にしていた方法も、我が子になると忘れてしまっていた私。 焦って無理やり飲ませるのではなく、母乳だったのでアンパンマンのお茶を少しでも飲ませて、足りない分はオッパイで補う感じで様子を見ましたよ。
対処法2.家で作る麦茶の濃さを確認
当時ウチは、上の子の時にインターネットで調べた結果、
- 市販のベビー用麦茶は、普通の麦茶を薄めたものと変わらない
- 自分で作る場合、水出しでなく、一度沸騰させる
- 麦茶は伊藤園のものがオススメ
と書いてあったので、それを参考に、麦茶を沸かしては作っていました。沸かしたお茶を冷まし、湯冷ましで割って薄めて。
特に安い麦茶よりも伊藤園のものの方が香りも良く美味しい、と書いてあったので、そこはこだわってたんです!!
しかし…下の子は美味しいはずの麦茶を嫌がる…
手作り麦茶を導入した時すでに、アンパンマンの麦茶は買い物の度に購入しては飲むようになっていたんです。何故だ?とよく考えるのに、アンパンマン麦茶を少し味見をさせてもらいました。
すると・・・意外に濃い!麦茶の味がちゃんとするではありませんか!?
私はそれまで、かなりガッツリお茶を薄めていたんです。
赤ちゃんだし、あんまり濃いと刺激がね…(なんの刺激なのかは分からないけど)…なんて思って。
そこで、今作ってある下の子の麦茶を味見してみると…まぁなんと薄いこと!味がないに等しいお粗末なお味でした(笑)
これは美味しくないわなぁ…と大反省。すぐにアンパンマンと同じくらいの濃さの麦茶に変更!!
すると下の子も、あら?という感じで飲んでくれたんです。(よかった~…!)
せっかく美味しい伊藤園の麦茶を選んでも、あんなに薄けりゃ大人でも嫌だよね…と思い反省。
どのくらいの味がベストかわからなかったら、市販のベビー用麦茶(パックやペットボトルのもの)を飲んでみましょう。
対処法3.可愛いマグマグで飲ませる
こうして何とか私の作ったお茶を飲んでくれるようになった下の子ですが…性格なのか、オッパイの方が好きなのか、なかなかお茶の量が増えていきませんでした。
上の子は、離乳食でオッパイよりも美味しいものを知って、昼間もオッパイを欲しがる事がありませんでした。
しかし下の子は、甘えん坊のせいか親が甘やかせているのか…『水分補給=オッパイ時々お茶』を貫き通すんです。
実はオッパイって、上の子の卒乳の時に張って絞ったものを舐めてみたんですが、甘いんです!そりゃ甘い方が美味しいよねーとは思いましたが、麦茶で水分補給できるようになって欲しい…という欲が出てきました。
そろそろオッパイも卒業に向かいたいし、かと言ってアンパンマンのお茶を買いまくるのも経済的に大変…と思った時、閃きました☆
それまで使っていた上の子のお下がりのマグマグではなく、下の子に可愛いマグマグを買ってあげたらどうかしら?と。
下の子は女の子なので、すでに可愛い物が、ピンク色のものが大好きな傾向にありました。
という事で、上の子と同じタイプのマグマグで、ピンクのお花柄のものを早速ゲット。
そこに麦茶を入れて、
「見てー!(娘の名前)のお茶だよー!可愛いねぇ♡」と大げさに言って食卓に出してみると…案の定、目をキラキラさせて眺めては、お茶を飲んでいました!(やったーーーー♪)
その後、無事離乳が完了し、卒乳も果たして(無理やりに近かったですが…)、今では豪快に可愛いマグマグでお茶を飲んでいます。
暑い日は、何度もお代わりして飲んでいますよ!
子どもの好みや好きなキャラクターなど、喜ぶ柄にしてあげるだけで気分が変わるんですね。是非、試してみてくださいね!
それでも「飲まない」その時…
私の娘は、上記のような対処法で麦茶を飲めるようになりました。しかし、この方法はあくまでもうちの子の反応。こんな方法もあるんだよ!という気持ちで挑戦してみて下さいね!
我が子の場合、まるでトントンと麦茶克服が成功したように見えますが…こう見えて結構苦労したんです…もちろん、失敗もたくさん!
当時インターネットで調べて、いくつか試してみた方法があります。
結論から言うと、我が子はどれも失敗…。ただやっぱり赤ちゃんにも個性があるので、ご自身の赤ちゃんには有効かもしれませんよ?
麦茶を飲んでくれるようになる、その他の対処法は・・・
- ルイボスティーを飲ませる
まず麦茶の代わりにルイボスティー。
ルイボスティーは、私が便秘で飲み始めたものがウチにありました。でも…私にとっては美味しいものでは無いお茶でした。
これを赤ちゃんに飲ませて、本当に飲むようになるのか?という疑問しか無く…挑戦しませんでした。笑
- 薄めたほうじ茶を飲ませる
次のほうじ茶を薄めて飲ます方法。市販のほうじ茶を買って、湯冷ましで薄めてみました。
しかし…娘の反応はイマイチ。特に変わらずでした…私が薄めすぎたのだと思いますが…
- フルーツで水分補給
そしてフルーツでの水分補給。
『何も無理して麦茶を飲ませなくても、食べ物から水分補給すればOK。しかもフルーツならビタミンなどの栄養も摂れる』という記事に食いついて、早速オレンジやら旦那の実家で作っている梨などを惜しみも無くあげました。
しかし…フルーツは甘い事、余計お茶を嫌がるようになり、気がつきました。
フルーツだけで水分補給を考えるのは、失敗でした。。もちろん、離乳食の中で徐々に与えていく事は大切だと思うんですが…。
こんな感じで、私や我が子には失敗したり、合わなかった方法も沢山あったんです。
でもルイボスティーやほうじ茶はネットでも多く載っているくらいなので、効果的な子もいるはず!是非試してみてはどうでしょうか?
まとめ
このような対処法で、我が子は麦茶嫌いを克服していきました。
インターネットを調べると、対処法は様々にあります。私も試行錯誤でした。
でも自分の子どもはママが一番分かっているはず!
上手に子どもの気持ちをコントロールしながら、美味しいお茶や麦茶で水分補給をしっかりできるようにしていきましょうね!
こんな悩みも、子どもの成長の過程と思って頑張りましょうね!