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洗顔を「シャワーで直接流す」のがダメな理由を知れば、美肌に!?

 2018/11/25 ビューティー
 

洗顔をシャワーで直接流すのがダメな理由を知っていれば、今よりもっとキレイな肌になれるかもしれません。

流すだけだから…と強い水圧を顔に当てると…!!!

エステティシャンである筆者が「洗顔をシャワーですすぐ問題」について、正しい洗顔についてご紹介します。

洗顔を「シャワーで直接流す」のがダメな理由

1.水圧が肌へ刺激になり過ぎるから

シャワーの強い水圧で、内出血・シワ・たるみを引き起こす一因になる、これがシャワーを直接顔に当てての洗顔がダメな理由の1つです。

 

強いシャワーの水圧によって、動脈や静脈よりも浅い位置にある毛細血管という血管が壊され、内出血を引き起こす可能性が!!

もっとひどいと、毛細血管よりも奥にある、肌のハリを司っているコラーゲン繊維などが傷つけられてしまうと…シワの原因にもなり得ます。

 

シャワーは鼻にお湯が入らないよう、自然と目線よりも高い位置から浴びる事が多いと思うのですが、上部からの水圧は重力と同じく、肌をリフトダウンしてしまう事となり、これがたるみの原因に…!!!

 

 

ラップが肌の厚さ、ラップが顔の皮膚…だとすると、顔の皮膚がいかに薄いものかわかります。もちろん個人差もありますが、頬の赤ら顔が悩みであれば、一般的な肌よりもさらに薄いことが考えられます。

 

そんな薄く繊細な肌、叩いたりこすったり、シャワーの強い水圧が刺激になる事は確か、ですよね!

 

例えば、「一番高い位置から、一番強い水圧でシャワーを出し、浴室椅子に座った状態でそのお湯を体で受けた場合」まるで打たせ湯のように、強い水圧を感じるはず。

 

 

そのお湯を、顔で受けたらどうなるでしょう…。

顔はパンパンと叩かれているような圧力を感じますよね。

 

手にシャワーを持って、至近距離から強い水圧で顔にシャワーを当てた場合でも、同じ事が言えます。

叩く、こするは顔の肌には強い衝撃です。強い衝撃が、内出血やシワ、たるみを作る原因の1つです。



 

2.温度が刺激

40度以上のシャワー温度であれば、当然顔にとっては一層過酷な温度となり、皮膚の薄い人では弱い水圧であっても温度が高ければ当てただけで赤くなってしまうと思います。

 

 

体があたたまって顔が赤くなるのと、直接お湯を顔に当てて赤くなるのとでは違います。

血行がよくなって赤くなるのに対し、言ってしまえば軽い火傷のようなもの。

また火傷とまではいかずとも、繰り返し高い温度のお湯を顔に当てる事により、毛細血管という血管が壊され、内出血してしまう事も考えられます。

 

肌の中でも特に薄い部分は、目の周り。やわらかい頬の辺りと比べると、その薄さは3分の1と言われています。

その厚さの違いを例えるなら、頬の辺りの厚さがサッカーボールだとすれば、目の周りは紙風船くらいの厚さしかないようなもの。

体に当てて丁度良いと感じる40度程度のお湯は、皮膚の薄い顔にとっては少々熱く感じます。

特に皮膚の薄い目の周りにおいては一層熱く感じ、過酷なもの…と言えるでしょう。

 

シャワーで洗顔「絶対ダメ」とも言い切れず…

私は自宅でエステサロンを経営し、お客様へ正しい洗顔や美容法について案内するのですが、

「きれいになる為の洗顔が、ストレスになってはいけない」

という私の考えの基、「シャワー洗顔、絶対禁止!!!」とまでは助言していません。

 

 

洗顔というのは、肌のお手入れの中でも最も大切なお手入れ。

毛穴に汚れがたまっていたり、肌の表面に古い角質(あか)が残っていれば、その後にどんなに効果的な化粧水や美容液を使用したとしても浸透せず、非常にもったいない!

その日の汚れや古い角質は、その日のうちに無理なく洗顔することが大切です。

「そんな毎日の洗顔を、できるだけストレスなく行うこと」だって重要視すべき事、が私の考えです。

温度や水圧を手軽に調節できるシャワーは、使い方さえ注意すれば、毎日快適に洗顔できる強い味方になると言えます。

 

注意すべきは水圧と、温度。

先にお話しした強い水圧と高い温度設定を避け、優しい水圧と顔にとっての適温であれば、シャワー洗顔をしても問題はないと考えています。

 

洗顔をシャワーで流す時のポイント①水圧

まずは水圧ですが、イメージするならば、赤ちゃんにあてても大丈夫かな?という優しい水圧が理想的。

他の表現として、「その水圧では、なかなかボディソープが体から流れ落ちそうにない」というような、弱~い水圧がいいでしょう。

 

ただしもう一つ注意が…。

優しければ優しい程いい水圧も、なかなか洗い流しきれずに時間がかかってしまえば、今度は肌の乾燥につながります…。

弱い水圧に加え、できるだけスピーディーに洗い流せる事がベスト!

 

洗顔をシャワーで流す時のポイント②温度

次に温度は、ぬるま湯が正解!設定温度としては、体温と同じ36度~38度程度が適温かと思います。

 

ただし・・・

この「ぬるま湯」を勘違いしている人が多いので、注意です!

湯とつきますが、36度~38度程度って実際に計ってみると、表現としては「手で触ると、あったかい水」が一番しっくりくるくらい「あったかさ」がほぼありません。恐らくこの温度の湯舟につかると、「今日のお風呂、お湯じゃなく、ほぼ水になってたよ!」とのセリフが出てくるほどの体感温度です。

 

もし可能であれば、36度~38度程度を水温計で計ってみてほしいくらいです。

それほど、湯ではなく、ほぼ水(あったかい水)です。温度、気を付けてくださいね!

 

で、本来はお湯ではなく、1年中「水洗顔」がおすすめです。

水洗顔の水はキンキンに冷たい水…ではなく、一般的に水道の蛇口から出てくる水の温度の事。

 

たまに毛穴を引き締める事を目的として、冷えた水での洗顔を意識する事もあるようですが、肌の構造からするとあまり意味がありません。

「化粧水などを毛穴に浸透させた事で温度が下がり、毛穴が引き締まる」というのがベストであって、ただ単に外部から冷やして毛穴を引き締めても、その後の化粧水などの浸透を妨げてしまう事にもなり兼ねません。

 

これまで多くのお客様のカウンセリングを行ってきて、肌にとって熱すぎる水温で洗顔をしている人の多さに気づかされました。

そんな経験から、

それなら誰もがわかりやすい常温水の温度で洗顔した方が、水温が肌トラブルの原因になる事を避ける事ができるだろう、

という考えに行きついたのです。



 

理想の洗顔方法

シャワー以外の方法、例えば、

  • 洗面所での洗顔
  • 洗面器にためたぬるま湯からの洗顔

での、理想的な洗顔方法は…

手からお湯が溢れる程になってから、顔を、手にためたぬるま湯にバフっとつけ、手で顔をこする事なく次の2杯目を手にためます。

これを繰り返し、洗顔していきます。

 

ただしいずれの場合も、何十回と洗い流してはあきらかに洗い流しすぎで、洗顔後のつっぱりなどの原因にもなります。

 

特にクレンジングの洗い流しの時は、次に洗顔をする事もあるので、さっぱりするまで洗っては洗いすぎという場合がほとんど!

また洗顔量の種類にもよりますが、保湿成分を含んだ洗顔料の場合には、キュキュッとした洗い上がりにはなりません!!

洗顔後なのにしっとりと保湿されたような洗い上がりになる商品も多くあり、さっぱり!と言った洗い上がりとは違ってきます。

思春期でない限り「洗顔後のさっぱり感=乾燥」であると思ってください!

 

ウォッシングには色々な形状がありますが、特に洗顔フォームや固形石鹸タイプのものだと、しっかりと硬めの泡へと泡立てる事も大切です。

ケーキに塗るような、角のたつホイップクリーム状が理想的。

理想的な泡にするポイントは、水をあまり混ぜないで泡立てる事。水分量が少ない硬い泡は洗い流しもスムーズで、何十回と洗い流さずとも洗い流す事ができます。

 

逆に水分をたくさん含んだベチャっとした泡のままだと、いつまでもベタベタするような感覚で、なかなか洗い上がらない事が多くあります。

 

よく泡立てた硬い泡は顔にのせているのが気持ちよく、ついつい長い時間顔にのせたままにしがちですが、優秀な硬い泡であっても、長い時間顔にのせていては蒸発を招き、肌が乾燥します。

特にパックとして活用するような泡でない限りは、顔にのせている時間は20秒程迄とし、洗い流しましょう。

 

水圧や温度に気を付け、決してこする事なく、まるで赤ちゃんの顔を洗うような感覚で優しく丁寧にを心がける…が理想です。

 

最後にタオルを使用する際、優しい洗顔を台無しにしないよう、こする事なく、水分をタオルに吸収させるよう心がけてくださいね。

 

ちなみに、入浴時の洗顔の手順ですが、

  1. クレンジング
  2. 洗い流し
  3. →体
  4. 洗顔
  5. (マッサージ)→(マッサージクリーム洗い流し)

がおすすめです。

 

クレンジングの洗い流しまでが最初であること、そして洗顔料を使用した洗顔が最後である事がポイント。

 

クレンジングをして汚れが顔表面に浮き上がっている状態を放置するのは、毛穴トラブルの原因に…。

クレンジングをしたらすぐにきちんと洗い流し、その後の工程に進んでくださいね。

 

シャンプーやコンディショナー、トリートメントの生え際などへの洗い残しを避ける為にも、洗顔を最後に行ってください。

 

洗顔料を洗い流してから化粧水などを使用するまでの間隔が空きすぎてしまうと乾燥の原因になるので、そういう意味でも、洗顔は最後であることがベストです。

 

長く浴槽で温まりたい場合などは、マッサージクリームや塗るタイプのパックなどを顔にのせていると乾燥を防ぐことができます。

半身浴など、特に長く浴槽にいたい場合などには、ぜひ活用してみてくださいね。

 

まとめ

洗顔をシャワーで直接流すのがダメな理由とは、

  • 強すぎる水圧が、内出血やたるみの要因になるから
  • 心地いいと感じる水温が顔には熱すぎて刺激だから

 

ダメな理由のポイントは、「水圧が強すぎ・水温が高すぎ」なので、私の考えとしては、

自宅のシャワーの最弱の水圧を、ほぼ水状態の水温にして、乾燥しないようになるべく短時間で洗い流すのが理想の洗顔です。

うまく手にお湯をためられず、結局顔をこするように洗顔してしまうような場合には、「洗顔をシャワーで流すのは絶対ダメ!」よりも、シャワーの方が顔にストレスなく洗顔できると言えるでしょう。

 

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ライター紹介 ライター一覧

美コツ編集部

オーストラリア東海岸、在住。自然の美しさ、そこに暮らす自然体のままの人々とふれ合う中で、「豊かさ」とは、なにか、健康とは、美とは…を学んでいます。
また1年のうち、半年間づつ東京とを行き来し、日本で最新美容情報を収集しています。
オーガニック最先端国と呼ばれる、ここオーストラリアからそんな生活の中から培った様々なノウハウを発信していきます。

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