「夕方の紫外線量」は恐ろしかった…何時まで日焼け止めは必要?
夕方の紫外線量は…実は、日焼け止めが必要なほど降り注いている、って事実、ご存知でしたか?
冬も油断はできませんが、特に夏…。晴れの日もそうですが、曇りでも…。
日中出かける時は、スキンケアの流れで日焼け止めを塗っても、夕方から出かける時…夕方だから日焼け対策なしで出かけてませんか…?
夕方の紫外線…意外にシミを作ったり、肌老化を進めている原因かもしれませんよ…?
Contents
夕方の紫外線の影響
1日の中で紫外線のピークは、午前10時~午後2時の間とされています。
では午後2時以降からは紫外線を気にしなくてもいいのか…というと、それはNO!
確かにピークの時間帯を過ぎれば紫外線量は徐々に減っていきますが、いきなりゼロになるわけではありません。
ゼロでない以上、たとえわずかな紫外線でも、肌への影響はあるんです。
もの量が降り注いでいるんです。
そして・・・
■「真夏の15時」の紫外線量=「冬の正午」と同じくらい
■「真夏の16時」の紫外線量=「冬の14時」と同じくらい
紫外線の強さと言われています。
つまり「夏の夕方の紫外線=冬の昼間の紫外線」というわけです。
そう、「夕方だから紫外線を気にしなくても大丈夫♪」というのは大間違い!
真昼より弱いけど…決して「ゼロ」ではない。
夕方の日差しでも、肌に影響を与えるほどの紫外線量が十分降り注ぐ…ということを忘れないようにしましょう!
夕方出かける時も日焼け止めって必要?
結論から言えば必要です!!!
夏でも冬でも、1日の中で紫外線量が少ない時間帯は
- 朝の6時〜8時ごろまで
- 夕方4時から6時ごろまで
とされています。
でも先ほどもお話ししたように、たとえ弱くてもゼロではない以上、この時間帯に外出する場合は、紫外線対策をきちんと心がけることが大切です。
つまり日没直前の時間帯までは油断せず、最低でも、
■春先から秋の始めまでは「16時頃まで」
■夏場は「17時頃まで」
はしっかりと日焼け止め対策をしていきましょう。
夕方の紫外線…思わぬ落とし穴
夕方の紫外線には、実は注意しなければならない「落とし穴」が2つあるんです!
紫外線による日焼けやシミ、肌の老化などの原因は紫外線の強さや量だけではありません。
紫外線量が弱い時間帯でも、長い時間浴び続ければ肌への影響は大きくなります。
例えば昼間に強い紫外線を数分浴びるよりも、15時以降から3時間くらい弱い紫外線を浴び続ける方がシミなどができる可能性が高いのです。
しかも日中は暑い炎天下の中、屋外に長時間いられないので自然と室内や日陰に入って紫外線を避けるもの。
でも夕方は気温も下がって日差しも弱まる分、日中より自然と屋外に長時間居続けられますよね。
すると長時間ジワジワゆるい紫外線を浴び続けることになり、結果シミなどができる原因になってしまうのです…。
夕方の日差し、つまり西日は太陽の角度からいうと、顔に垂直に当たってしまう角度で降り注ぎます。
西日の紫外線量が弱いといっても、ダイレクトに顔に当たり続ければ肌に強烈な影響が…!
また垂直にダイレクトに顔に当たりやすい分、肌が弱い人は西日に当たり続けることで日中の日差しに当たったのと同じくらい、顔がほてったり赤くなったりすることもあるでしょう。
このように「夕方だから」「気温も下がって日差しも弱いから」「西日で日焼けなんてしない」といった油断が積み重なることでシミやくすみ、老化などの肌への大きな悪影響を招く原因になってしまいます。
美白ケアは紫外線対策が要!美白は1日にしてならず!
紫外線量が少ない時間帯であっても、ほんの少しだけしか外に出ないとしても、毎日コツコツと紫外線対策を徹底することが、輝く美白肌への一番の近道なんです。
おすすめ!夕方の紫外線対策法
夕方でも日焼け止め対策は必須!
…とはいえ、夕方の外出時に日中と同じくらいしっかりとした日焼け止めをつけることに抵抗がある人も多いのではないでしょうか?
確かに日中のお出かけと違って、夕方からだと日没まではほんの数時間。それなのにSPF値が高い日焼け止めをつけるのはちょっと重たいですし、面倒ですよね。
そこで夕方の外出時におすすめの日焼け止め対策法をいくつかご紹介していきましょう。
①夕方用の軽めの日焼け止め
手軽さ、つけやすさ優先で日焼け止めを選びましょう。
例えばスッと伸びがよく肌なじみの早いジェルタイプや、シュッとひと拭きするだけでOKのウォータースプレータイプなら、夕方からつける日焼け止めとして重くなりすぎずに使いやすいですよ。
ヒアルロン酸やコラーゲンなどの保湿成分もたっぷりで、肌に潤いを与えつつ紫外線から肌を守ります。
- 無香料・無着色・鉱物油フリー・アルコールフリーで敏感肌にも
- 顔・体両用、化粧下地OK
- SPF30 PA+++
- 参考価格:500~700円ほど(楽天)
化粧水のような使用感&パウダーインなのでつけた後もベタつかずさらさら。
天然成分(レモングラスオイル・ハッカオイル・シトロネラールなど)配合。
保湿成分(ヒアルロン酸・グリセリン・レモングラスエキスなど)が乾燥からも肌を守ります。
- 界面活性剤フリー・パラベンフリー・鉱物油フリー
- SPF22 PA+++
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なんと虫除け作用もあるので、夏の夕方のお出かけにも便利ですよ!
メイクの上から日焼け止めを塗ると…ファンデがよれやすい…!!!
ヨレずに、きれいに塗る方法は・・・日焼け止めの、塗り直し方【顔編】で♪
②服装で紫外線対策
日焼け止めを塗りたくないからといって、夕方からの外出に日傘をさしたりするのは見た目的に不自然ですよね。
夕方は気温が下がって涼しくなる時間帯なので、薄手の長袖を羽織って外出するというのもおすすめ。
昼間と違って長袖でも暑すぎず、程よい日焼け止め対策ができますね。特に自転車移動の時などにおすすめ。
③美白ケアの日焼け止め
日中に使う日焼け止めは、日差しが緩くなった夕方からの外出時には重すぎて、使うのはなんだか抵抗がありませんか?
そんな時は美白成分が豊富に配合されていてスキンケア効果が高いタイプの日焼け止めがおすすめ♪
メイクをしている間中、紫外線対策と美白ケアが同時にできて一石二鳥!
これなら日焼け止めをつけている…というよりもスキンケア感覚でつけられるので、抵抗なく使いやすいのでは?
重すぎずしっとりした使用感ですが、ベタつきもありません。肌の凹凸を均等に整える効果もあるので、化粧下地としても優秀。
シミの根本原因にしっかりアプローチして、シミを防ぎます。医薬部外品なので美白効果がより期待できる一品。
美白UVですが肌に優しい処方なので、敏感肌でも安心です。
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④日焼け止め入りスキンケアアイテム
もしあまりしっかりメイクをしたくない場合は、日焼け止め乳液やオールインワンジェルなど、日焼け止め効果が含まれたスキンケアアイテムがおすすめ!
これらには必要最小限の日焼け止めが含まれているので、この上からフェイスパウダーなどで軽く抑えるだけで、ちょっとしたお出かけにも対応できて手軽で便利ですね。
これは夕方だけでなく、早朝の時間帯の、ちょっとした外出時にもおすすめですよ。
資生堂独自のコラーゲンサイエンスで、紫外線から肌を守りながら、透明感や肌のハリをキープ。美白&年齢肌ケアの両方兼ね備えた1品。
美白成分のm−トラネキサム酸でメラニン生成を抑えてシミを防ぎます。
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乾燥が気になる人は「エリクシールシュペリエル デーケアレボリューションW」もおすすめ!
参考価格:3,000円~(楽天)
ビタミンC誘導体やヒアルロン酸などの美容保湿成分で肌に潤いを与えながら、紫外線ケアもできてしまう1品です。
ゲルならではのみずみずしい使用感と使い心地なので、蒸し暑い季節にもおすすめ。
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無香料・無着色・鉱物油フリーで敏感肌にも負担なく使えます。
⑤飲む日焼け止め
夕方でも日焼け止めは必要!とはいっても、やはりなにかと面倒だったり、つい塗り忘れてしまったりしそう…という人には「飲む日焼け止め」がおすすめ。
飲む日焼け止めはその名の通り、飲むだけで一日中日焼け止めができてしまうサプリメントのこと。
海外では塗る日焼け止めと同じくらい一般化している紫外線対策アイテムの1つなんです。日本ではまだそこまでは浸透していませんが、最近徐々に注目を集めています。
人気の秘密は日焼け止めを塗ったり塗り直したり…といった手間がかからず、1日1回ただ飲むだけで紫外線対策ができるという点。
これなら油断からくる紫外線の影響を手軽かつ完璧に防ぐことができますね。
まとめ
紫外線量が最も多い時間帯は、午前10時~午後2時まで。
これ以外の時間帯も、太陽が出ている限り、紫外線は降り注いでいます。特に夏の夕方は、冬の正午の紫外線量とほぼ同じ!!
シミ・たるみなど…肌への影響があるので、夕方から出かける時でも必ず日焼け対策は必要なんですね。
夕方からのおすすめの日焼け対策を参考に、お肌の為に今日から気を付けてみてくださいね!