布団の「コインランドリーでの洗い方」絶対失敗しない為の手順
布団をコインランドリーで丸洗い♪スッキリして、ダニ退治にもなっていいですね!
と、その前に…布団にはコインランドリーで洗えない布団もあるってご存知ですか???
知らずに洗えない布団をコインランドリーで回してしまうと…中身ぐっちゃぐっちゃ!縮こまって、ミニチュア布団を完成させてしまうかも!?
そうならないためにも、布団のコインランドリーでの洗い方・乾燥の方法・平均料金をご紹介します。
さて、ご自宅の布団は洗える布団でしょうか…???
Contents
コインランドリーで「洗える・洗えない」布団
まず注意したいのが、コインランドリーでは洗える布団と洗えない布団があるという事。
布団をコインランドリーに持って行く前に必ず確認してほしいのが、布団の洗濯表示。「洗濯可」となっているか、きちんと確認しましょう。
もし「水洗い不可」「手洗いマーク」の布団であれば、クリーニングに出す事をオススメします。
基本的に洗える布団は、
- 羽毛布団
- 夏掛け布団
- コタツ布団
- 毛布など
・和布団 …旅館にあるような一般的な布団。この布団に含まれている綿は、洗うと固まります。洗濯はクリーニングに出すようにしましょう。 ・羊毛布団 羊毛は激しく洗うとフェルトになって縮みます。 しかし手洗いなら可能です。クリーニングに出す事をオススメしますが、どうしても自分で洗いたい場合は、風呂場で踏み洗いをしましょう。 ・キルティング加工がない布団 キルティング加工のない布団は、洗うとグチャグチャになってしまうので洗えません。加工してある布団は大抵のものは洗えます。
コインランドリーに行く前に、コインランドリーで洗おうとしている布団をまずチェックしましょう!
洗える布団だと確認できたら、いよいよ洗濯です。
コインランドリーの料金とかかる時間
・12kgタイプ…600円
・17kgタイプ…800円
・25kgタイプ…1,200円
※お店によって異なるので、参考価格です
コインランドリーの洗濯料金は、洗濯物の重さによって変化します。
布団を洗う際には、一番大きな容量の大型洗濯機に入れる必要があります。
と言うのは、家庭用洗濯機でも同じですが、容量以上の物を洗った場合、汚れが落ちにくくなったり、一度落ちた汚れが再度付着したりしやすいから。
布団をコインランドリーで洗濯する場合の料金は、布団一枚ないし薄手なら二枚で1,200円となります。
洗濯時間としては、だいたい30分程度でしょう。
乾燥機の料金も、容量によって違います。
洗濯機と違う所は、お店にもよりますが大抵100円で◯分という設定になってます。
一例としては、
・13kgタイプ…12分/100円
・25kgタイプ…9分/100円
という具合。
ここで悩んでしまうのが、じゃあ実際どのくらい回せば乾燥できるのか?という事。
布団の乾燥は、中途半端だとカビなどの原因になってしまうので、完全に乾かしたいですよね。
結局は様子を見ながら乾燥機にかけていくのですが、目安としては60分程度必要となります。
布団の表面が乾いていても、中まできちんと乾いていないと生乾きの匂いがすることもあります。布団の乾燥は、ちょっとやりすぎ?と思うくらい、充分に乾燥機にかけた方が無難です。
ただし、これらの料金や時間は各お店によって多少異なるので、あくまでも参考程度にしてくださいね!
ちなみに…
コインランドリーで洗えば、クリーニングに出すよりかなりの経費削減に成功します!!
が…失敗してしまうと最悪、買い直しなどで逆に高くつく恐れもあって…。くれぐれも慎重に行うことをオススメします。
持ち物は?洗剤は持って行くの?
まずお金。コインランドリーの機械には、100円ずつお金を入れるところが大半。 特に乾燥機は100円単位で時間が決まっています。ある程度小銭を持っていくとスムーズでしょう。 紐で縛った布団というのは、洗濯する布団をロール状に小さく丸めて縛ったもの。 縛ることで、形が崩れにくくなるのです。2〜3箇所縛っておけば、中綿が寄ってしまう事も防げます。 これは、コインランドリーに行く前に行っておくようにしましょうね。 重曹は、コインランドリーのドラムの消臭に使用します。 コインランドリーには、洗濯する前にドラムを数秒間洗ってくれる機能があるのです。その際に重曹を入れると、消臭効果が期待できるのです。 特に前回使用した人の洗濯物の匂いなどが気になる方にはオススメです。 コインランドリーの洗濯機は洗剤が自動で出てくるタイプと、自分で洗剤を入れるタイプがあります。 もし後者の自分で洗剤を入れるタイプの洗濯機の場合は、中性のおしゃれ着用洗剤を使いましょう。布団へのダメージが少なくて済みますよ!
コインランドリーに布団を持って行く前に、
・布団が洗える大型洗濯機、乾燥機があるか
・洗剤は必要なのか
を下調べしておくとスムーズでしょう。
苦労して布団を運んで行くのですから、必要な物は確実に持って行けるようにしたいですよね。
そのために私も今度一度、狙っているコインランドリーに下見に行こうかな…と思っています!
コインランドリーでの布団の洗い方
コインランドリーで布団を洗おうと考えた時、失敗したくない、上手に洗いたい、と思いますよね。中には、とりあえずドラムに布団を入れておけば、何とかなるだろう…と思っている方もいるかもしれません…。
しかしきちんとした手順で洗わないと、失敗してしまう可能性もあるので、コインランドリーでの布団の上手な洗い方手順とポイントをしっかり守ってくださいね!
1.洗う布団が洗濯可の表示になっているか確認
布団をコインランドリーに持って行く前に必ず確認してほしいのが、布団の洗濯表示。「洗濯可」となっているか、きちんと確認しましょう。
もし「水洗い不可」「手洗いマーク」の布団であれば、クリーニングに出す事をオススメします。
コインランドリーで洗えない布団は、もう一度一番最初の項目で確認してくださいね!
2.布団を紐で縛る
特に敷布団はキルティング加工されていないものがほとんどですが、どうせなら上掛けと一緒に洗濯したいものですよね!
そんな時は、布団をクルクル丸めて麻紐などで縛りましょう。2〜3箇所縛る事で、中綿が寄る事を防げます。
3.洗濯ドラムは、布団の2倍以上のサイズを選ぶ
コインランドリーで洗濯をする際、出来るだけ安くすませたいので、小さいドラムにいっぱい入れてしまいがち…。
ですが、これでは汚れが十分に落ちないどころか、落ちた汚れが再度ついてしまう可能性もあるのです。
衣類の場合はドラムの半分以下まで入れるようにし、布団の場合は、ドラムが9割がた埋まるサイズがベスト。
布団の2倍以上のサイズ、ドラムが9割埋まるサイズを選びましょう。
匂いがきになる場合は、洗濯機を回す前に数秒間洗ってくれる際に重曹を入れましょう。 洗剤が自動で出てこない場合は、中性のおしゃれ着用洗剤を入れます。 自動の場合は、洗濯物の量によって適量の洗剤が注入されるので、追加で入れる事は避けましょう。規定量以上の洗剤は、洗濯物に付着して残ってしまう事があります。
4.洗濯機を回す
☆ポイント☆
脱水時に、偏りがないか、満遍なく脱水されているか確認するようにしましょう。
5.乾燥機に入れる
布団が3分の一以下になる大きな乾燥機に入れます。
小さな乾燥機を使用してしまうと、その分時間がかかる上、乾ききらない部分が出てきてしまいます。
掛け布団は乾燥機で乾燥させることができますが、敷布団は乾燥機で乾燥できないので注意が必要です。
誤って敷布団を乾燥機にかけてしまうと、使い物にならなくなってしまいます。家に持ち帰り、天日干しで乾かすようにしましょう。
実は乾燥機に関してもちょっとした【コツ】がありまして…
コツを知らないと、布団ぐっちゃぐっちゃで、もしかすると燃えちゃう、恐ろしい可能性だってあるんです…
「私、絶対失敗しないから!!」の為には、こちらの注意項目も確認してみてくださいね。⇒布団を「コインランドリーで乾燥させるには?」の為の手引き
6.乾燥機を回す
乾燥機には最低1時間かけるようにします。表面が温かくても、中は完璧に乾いていない事があるからです。
生乾きのままだとカビや嫌な臭いの原因となるので、時間多めに乾燥させるようにしましょう。
羽毛布団を乾燥させる場合は、テニスボールを2個程一緒に入れて回しましょう。
回転する時にボールが布団を叩いて、ふっくらと仕上がりますよ。乾燥時間の短縮にもなるのでオススメです。
羽毛布団って洗えるの?注意点は?
フワフワな羽毛布団は、使用するにつれてそのフワフワ感がしぼんでしまいますよね…。寝ている間の汗や皮脂を吸っているからです。
高い羽毛布団を買い換えるとお金がかかるし、クリーニングに出すにも、家族分出すとなると負担が大きいもの…。
手頃な値段で洗えるコインランドリーで洗濯は可能…?
その答えは、ズバリYESです。
最近のコインランドリーには、「羽毛布団洗えます」という所が多くあるのです。
しかし勿論、注意点はあります。
注意すべき事としては、
洗えない表示のものは、クリーニングに出す事をオススメします。
中の羽毛が偏らないように、ミシン目で区切られているか確認します。
ほとんどの羽毛布団はキルティング加工となっていますが、注意が必要です。 なっていないものを洗ってしまうと、中の羽毛が偏って形が崩れてしまいます。
中の羽毛が偏らないために、2〜3箇所麻紐などを巻いて縛ります。
羽毛布団を洗うのに最適なバランスです。
羽毛はデリケート。刺激の少ないおしゃれ着用洗剤を使用しましょう。
羽毛布団は、半乾きが禁物。 嫌な臭いの原因となります。 特に縛っていた紐の部分は乾きにくく、半乾きになりやすいので必ず取るようにしましょう。
羽毛布団は乾燥すると膨らみます。そのため、布団がドラムの3分の1以下になる乾燥機に入れるようにしましょう。
羽毛布団は乾燥すると膨らむ上、完全に乾燥させないと臭いが出てしまいます。布団全体を完全に乾かすためには、一枚ずつ乾燥機にかける事をオススメします。
羽毛布団は、高温の乾燥機で回し続けると痛んでしまう上に、発火の危険もあります。
乾燥機は低温のものを選び、乾燥時間は60分ほどにしましょう。 乾燥時間を早めるためにも、テニスボールを入れる方法は効果的です。
せっかく良い羽毛布団を購入したのに、失敗してしまったら悲しすぎますよね。
くれぐれも、上記の注意点は頭に入れて洗濯にのぞんでください!私も気をつけます…笑
まとめ
このように、コインランドリーで布団を洗うのには、正しい方法や注意点があるのです。
コインランドリーに持って行って布団を入れればOKだと思っていた方にとっては、驚きだったんじゃないでしょうか!?
クリーニングに出すより格段に安いし、手軽だし、ラッキー…ですが、世の中そんなに甘くないですね。笑
私のようなズボラさんでなくても、参考にして頂けたらと思います。
大切なお布団を綺麗に快適に洗うために、きちんとした手順で大切に洗っていきましょうね!
掃除機・布団乾燥機だけじゃ、実際問題ダニの退治にはなっていないってご存知ですか?!
「げっ!じゃあどうすれば…汗」
その答えは、【布団のダニ対策】今日からできる!身近で簡単な退治法で詳しく解説しております。