「夏に太る、痩せない…」その理由は、体の〇〇にアリ!!
夏になると太る、頑張っても痩せない、なぜ!?の原因を知って、夏ダイエットを成功させるポイントを管理栄養士の筆者が解説します。
冬は太りやすく、夏は痩せるのでは…?をくつがえすその理由とは…?夏太り対策、今日からスタートさせましょう!
Contents
夏に太るのはなぜ??
夏に太りやすくなる理由の1つとして、体の「冷え」があります。
「暑い夏に冷え??暑いのに冷やしちゃいけないの?なんで?」と、一瞬 頭の上に「?」がいっぱい付きそうなキーワードですよね!?
冷えと太りやすさの間には、実は切っても切れない深~い関係があるからなんです。
人間は、体温が1℃アップすると、「基礎代謝量」つまり「運動しなくても消費されるカロリー」が、約10~12%アップすると言われています。
消費カロリーを増やすには、体を冷やさず、できるだけ温める事が実はとっても重要ポイントなんですね。
でも冷たい食事メニューや、体を冷やしやすい環境で体や内臓を冷やすと、体の細部にまで網の目のように及んでいる毛細血管が収縮し、血流の悪化を招いてしまいます。
結果、基礎代謝量の低下に繋がり、太りやすくなってしまうというわけです
そして実は夏こそ、体を冷やしてしまいやすい要素がいっぱいなんです!
夏に太る理由 ①冷たい食べ物
例えば、食事。
気温や湿度がグッと上がる夏は、どうしても食欲が下がり、冷たい物を欲しがち。
こんな事、当てはまりませんか???
● 冷たい麺類をツルッと食べて、おしまい…。 ● 飲み物はアイスコーヒーやアイスティー、時にはアイスクリームなどの冷たいスイーツも…♪ ● 夜は冷たいビールやワインとスペシャルなグルメで、夏の気分を上げる
夏の食事、思い返してみるとこんな風に実は冷たいメニューばかりになっていたりしませんか?
全部が当てはまらなくても、ドキッとする部分、ゼロではない人も多いんじゃないかなと思います。
夏に太る理由 ②冷えを招く環境
・オフィスや建物の屋内など、長い時間エアコンが効きすぎるくらいガンガンに効いた場所にいる
・入浴は湯船だと暑いので、シャワーだけでサッと済ませてしまう事が多い
・露出のある服や薄着で、夏ならではの可愛いオシャレを思いっきり楽しんでいる
・夏は暑くて動く気がしないので、運動せずに座って過ごすことが多い
なんて人も、夏でも体が冷えやすく、代謝の低下を招きやすいので危険信号なんです(汗)
夏太り…お腹周りは要注意!
特にお腹周りは、年齢を重ねるごとにだんだんと、内臓脂肪が付きやすくなってくる部分。
「ビール腹」なんていう言葉もあるように、内臓が冷えている人は お腹周りを中心にお肉が付きやすくなるとも言われています。
「今までこんなところにお肉なんて付かなかったのに…!」なんて感じている方は、特に要注意かもしれませんね。
他にも 体が冷えると、太りやすさだけでなく、肩こりや腰痛、手足のムクミ、疲労感や倦怠感、食欲不振などなど・・・。色々な体の不調も起こりやすくなります。
軽く考えていると、後で病院に行くハメになってしまうなんて事も!?(汗)
夏こそ冷えを撃退して、しっかりと体をケアしてあげたいですね☆
夏冷え解消法「食事編」
冷えを撃退するには、食事や水分補給で体の内側から 温めてあげる事がポイントの1つ。
夏はついつい冷たいメニューに走りやすくなりますが、ちょっとしたコツや、意識チェンジで太る事を遠ざけていく事ができますよ!
まとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね☆
- 温かい飲み物
体を温める事で毛細血管を広げて血の巡りを良くし、代謝アップを狙う事ができます。
ホットが飲めればベストですが、熱い飲み物はちょっと・・という時は、常温でもOKです♪
汗をかいたりエアコンで乾燥しやすい夏は、こまめな水分補給。美容と健康にすごく大事です!
あなたが普段オフィスで自宅で良かれと思って飲んでいる飲み物の中が、逆に体の冷えに直結する飲み物かもしれません! 本当に体を温め、冷えからくる夏太りダイエットに・・・【体を温める飲み物】で温まろう♪テレビ紹介された【しょうがドリンク】の作り方もも参考にしてみてくださいね!
- ホットメニュー
夏は冷たいメニューが美味しい季節ですが、ちゃんと温度のあるホットメニューを食べる方が体を冷やしにくいので、対策としては正解。
主食・主菜・副菜を揃えて、バランスよく食べられるとベストです☆
「それでもやっぱり、冷たいメニューも食べたーい!」という時は、スープやコーヒーなど、何か温かい物(ホットメニュー)を1品プラスして、温度のバランスをとるのがオススメ。
1日3回、食事で冷え対策ができると、毎日続けば 太りにくさの大きなサポート力になってくれますよ♪
- トウガラシ・生姜・スパイス類
体を温めてくれる食べ物の代表選手と言えば、やはりこの3つ☆
唐辛子の辛み成分・カプサイシン、生姜の辛み成分・ジンゲロール、スパイス類などは、アドレナリンなどのホルモン分泌を促したり新陳代謝を高めて体を温め、発汗作用や代謝アップに一役買ってくれると言われています。
スパイシーなインドカレーや純豆腐+ショウガなどの薬味などは、夏の冷え撃退にはピッタリかもしれませんネ♪
ただしモチロン、食べ過ぎ注意です!
夏冷え解消法「その他、日常編」
食事以外にも、日常のちょっとした事を意識する事で、実はカンタンに冷え対策をすることができます♪
◆上着を用意
例えば エアコンが効いたオフィスや屋内では、「夏でも上着が手放せない・・」なんてことも、結構〝あるある〟ですよね。そうした冷え対策は、大正解☆
代謝を下げて太りやすくなる事を防ぐ上で、とっても重要ポイントです。
◆ストレッチや階段の利用
また、座りっぱなしにならないように、時々気付いたときに体を気持ちよく伸ばしてストレッチしてあげる事も、血流を促せる小技の1つなので、組み合わせて行けるとGoodでオススメです。
他にも、できるだけ階段を使うなど、日常の細かいポイントで適度な運動や体を動かす事を意識するのも、冷え撃退の効果が狙えます。
◆入浴と水分補給
帰宅後は できれば湯船の入浴で。冷えと疲れをしっかりリフレッシュしてあげられるとベストです。
夏はシャワーだけで済ます・・という方も意外と多いですが、入浴は「ぬるめのお風呂に 20分以上ゆっくり浸かる」のが効果的。
デトックス効果も狙えます☆
また 入浴でたっぷり汗をかいた後は、冷たいお水が美味しい~☆…ですが、ダイエット効果を狙うなら 内臓を冷やさないホットか常温のお水がオススメ。
出ていった分の水分をしっかり補って、血液や細胞の水分をフレッシュな物に入れ替えてあげましょう☆
夏のぽっこりお腹には…
前半部分で「お腹周りは、年齢を重ねるごとに だんだんと内臓脂肪が付きやすくなってくる部分‥」なんて、ちょっとドキッとする事を書きましたが、それだけではなく 朗報も♪
お腹回りの内臓脂肪は、実は最も落としやすい脂肪の1つでもあるんです☆頑張ると成果が出やすい!と思うと、モチベーションも違ってきますよね♪
簡単ぽっこりお腹ダイエットの方法は…「その原因、Xにあり」ぽっこりお腹の原因と解消法!【しょうがココア】の作り方動画で!
夏こそ体の内側からしっかりと温めて太る事を遠ざけ、まずはお腹周りのお肉からスッキリさせましょう!
まとめ
夏に太る理由…それは体の冷えと密接な関係があったからなんですね。
暑い夏を快適に過ごしたい気持ちはわかりますが、ダイエットの事を考えると、時には体が喜ぶ食事・環境にしてあげたいですよね。
記事前半にまとめた太る要因を参考にしながら、1つでもできる事、工夫してみてくださいね。