ティントで「荒れる」原因は…成分!?皮むけ・ガサガサ…の理由
ティントで唇が荒れる…。ティントをつけた日は、時間が経つと唇がガサガサ、ひどい場合、皮むけまで!!
今や大定着のティントリップだけど、もしかして「危険」なんじゃないの!?
ティントで荒れる原因は、成分にあるんじゃないの!?
SNSを見ても、
- エチュードハウスのティントで荒れる
- キャンメイクのティントで荒れる
- オペラのリップティントで荒れる
荒れるブランドは十人十色。これらのブランドで荒れるという人から、荒れないという人も…。
でも確かにティントで荒れるという声が多数なのも事実…。ティントで荒れる原因と、予防、皮むけ・ガサガサ唇のケアをご紹介!
ティントで荒れる原因は…成分のせい!?
確かに一般的な口紅と比べると、ティントリップは多少荒れやすい、というのは否定できないかもしれません。
もちろん全ての人が必ず荒れる、というわけではありませんが、唇が乾燥する、荒れる、皮むけしたりガサガサになったり…「ティントで荒れる」口コミが少なからずあるようです。
ティントで荒れる原因は、ティントリップの成分・原料にあります。
通常の口紅には入っていないような原料が、ティントリップには使われているからです。
ティントリップは唇を染めるように色をつけるという特徴の通り、色をつけるための原料に「染料」が使われています。
口紅の、色づけのための原料は「顔料」です。
ティントは染料、口紅は顔料…この違いは、角質層まで染めれるか、否か。
口紅の色の付き方は、「唇の表面に色をのせている」だけの状態ということ。(顔料の粒子は大きく、角質層に入ることはできないから)
一方ティントリップは、化粧水のように、唇の角質層に色素が浸透する仕組み。
浸透する…だからこそ落ちにくいのがメリットですが、それだけ唇の角質層に負担がかかるので、荒れやすい可能性があるのです。
普通の口紅だと「唇に色を塗る」という感じですが、ティントリップの場合、英語でティント(tint)とは「染める」「色を付ける」といった意味であるように、つけたらなかなか落ちにくい「浸透型」なんですね。
ティントで荒れない為に…
落ちにくく、自然できれいな発色のティントリップですが、残念ながら荒れやすいというデメリットがあることがわかりました。
まず唇が荒れないためには、ティントリップを「つける前」の予防ケアがとても重要。
ポイントは次の3つ。
ティントリップは乾燥しやすい性質なので、つける前に、リップクリームでしっかりと唇を保湿するようにしましょう。
最後に、
- 指でクルクルとなじませたら、
- ティッシュで軽く押さえ、余分な油分をオフ
リップクリームはメントール系のスースーしたものだと刺激になることもあるので、なるべくメントール系以外のものがおすすめです。
荒れを修復するアラントインや、唇の新陳代謝を促す効果のあるビタミンB6など、乾燥予防だけでなく、荒れや皮むけの改善効果が高い成分が配合されているものがいいですね。
★おすすめは…医薬品でもある、資生堂のモアリップ。ドラッグストアでも買えます。
ティントリップをつける前に、唇用の下地を塗っておくことで唇が荒れにくくなります。
リップ下地は保湿効果や、UVカット効果のあるものを使えば、唇を刺激から守りながら乾燥を防ぐことができます。なによりティントリップの直塗りを防ぐことができ、唇の負担を避けることで荒れを防止できます。
また下地を塗っておけば、唇クレンジングの時、ゴシゴシこするダメージがなく、スッと楽に落とすことができます。
★おすすめは…MACのプレップ プライム リップ。
リップ下地と言えば…でSNSで常に話題の名品♪
同じティントリップでも、荒れにくいものもあります。
荒れにくいティントリップを選ぶポイント2つ
- 日本製、もしくは外資系ブランドでも、日本で作られたもの
- 保湿成分が配合されているもの
やはり日本製のものは、日本人の肌や唇のことを考えて作られているため相性も良く、負担がかかりにくいものが多いですし、荒れや皮向けの原因である乾燥から唇を守るためにも、保湿成分配合は必須ですね。
★おすすめは…オイルティント。オイルティントはその名の通り、オイルが配合されているので、保護力や保湿力に優れています。
質感はティントリップ+リップグロスといった感じなので、通常のティントリップよりは落ちやすくはなりますが、艶やかで潤いもありますし、唇が荒れやすい人には特におすすめですね。
ティントで乾燥荒れ…ガサガサ唇の対処法
ティントリップで、もう既に荒れてしまった、乾燥が目立つ唇のケア方法は…
①蒸しタオル、もしくはコットンをお湯で濡らして絞ったものを唇にあてて、表面をふやかす
②ヒアルロン酸配合など、保湿力の高いリップクリームを塗る
唇を指や手のひらで温めてから塗るようにすると、なじみやすく、浸透率もアップ!
また洗顔の前にリップクリームを塗っておくことで、洗顔時に唇の潤いが奪われるのを防ぎます。
スペシャルケアにおすすめなのが、シュガースクラブ+リップパック。
お砂糖を使ってのスクラブケアで、リップバームやリップクリームの保湿成分を唇にしっかり浸透させましょう。お砂糖に少しハチミツを足してもいいですね!
①リップバームや、リップクリームを唇にたっぷりと塗り、ラップパック(約5分)
②唇に砂糖をつけた後、上唇と下唇を合わせたり離したりを10回ほど繰り返す(指でこするのはNG)
③その後、指で唇を優しく押さえるようにしながらなじませて、洗い流す
④洗い流したら、しっとりとした重めの質感のリップバームを唇に塗り、唇の大きさにカットしたラップを貼って、5分くらいリップパック
ティントで荒れて…皮むけした唇のケア
冬の乾燥や夏の紫外線など、唇はダメージを受けやすい部分。ダメージが大きいと、皮むけを起こしてヒリヒリとした痛みまで伴うことも!
そんな時は即効性のある対処ケアと、いつもの日常のケアを少し変えることで早く回復しますよ。
②リップクリームをたっぷりと塗り、綿棒で優しくスライドさせるようにしながら、皮むけをオフ ③綿棒では取りきれず、気になる皮むけ部分があれば、眉バサミなどでカット ④その後、リップパック(少し長めに…10分くらい)
リップパックの注意点
ヒリヒリする時・・・いつも使っているリップクリームやバームではなく、皮むけ用の医薬品系のものをつけましょう。また症状が治るまで、できれば口紅やティントリップは控えるほうがいいでしょう。
特にひりつきや痛みがないようなら、保湿力の高いリップクリームや、リップバームでリップパックしましょう。ハチミツとワセリンを1:1の割合で混ぜたものもおすすめ♪
まとめ
ティントリップ…日本でも人気が根強い「オルチャンメイク」のためには、ティントリップは欠かせないアイテムの1つで、洋服やカップなど、他のものに色移りがしにくいのが大きな特徴で人気ですよね!
口紅やグロスって、食事したり時間が経つと、気づけばすっかり落ちてしまっている…なんてことがよくありますが、ティントリップはとにかく落ちにくい!なかには半日以上何をしても落ちないとか、数日間は洗っても落ちない…といったものまであるほど。
しかもティントリップはただ落ちにくいだけでなく、唇の素の色や質感が映えるような、自然な色づきと仕上がり。その理由は、ティントリップは使う人によって発色が変わるから。
ティントリップはつける人の体温や唇の水分量、また唇のpH値などによって人それぞれ違う発色をするからです。つまりティントリップとは、唇を「染める」ようにして色をつけていく口紅のことで、韓国発祥の、人気メイクアイテム。
まるで「何もつけていないのに唇がきれいな人」と思わせるような仕上がりがティントリップの魅力♡
落ちにくく華やか、だけど自然な唇の印象を与えてくれるティントリップ。
が、せっかく可愛くメイクしても、唇が皮むけしたり、ガサガサになってしまったら台無し…。「ティントリップは唇が荒れやすい」といった声もよく耳にします。
でも待ってください!
逆に言えば、荒れやすささえ解消できれば、ティントリップは理想のリップメイクが完成する、優秀アイテム!普通の口紅では出せない発色と、質感が期待できます。
ティントリップは正しい使い方やケアさえすれば、唇が荒れることなく、快適に使うことができるんです!
乾燥や皮むけなど、唇の荒れには毎日の保湿と、週に1〜2度ほどのスペシャルケアで、バッチリ回復させてあげましょう。ふっくらでプルっとした唇がキープできるはず!
ティントで荒れてしまった唇ケア…是非、参考にしてみてくださいね。